2025年の2歳馬戦線で注目を集めるキタサンブラック産駒とコントレイル産駒。この記事では、2025年10月後半から11月前半にかけての最新レース結果、次走情報、そしてPOGで注目の評判馬までを詳しく解説します。有力馬の動向をチェックし、今後のクラシック戦線を占う一助としてください。
この記事の要点
- キタサンブラック・コントレイル自身は既に引退しており、2025年にレースへ出走することはありません。
- キタサンブラック産駒は、ガローファノやベルサンローランなどが掲示板を確保。POGでは超良血馬エムズビギンなどが注目されています。
- コントレイル産駒からはヴォートセレストが産駒初の中央競馬勝利を挙げました。
- テルヒコウが東京スポーツ杯2歳S、フリーガーが京都2歳Sへの出走を予定しており、今後の活躍が期待されます。
キタサンブラック産駒 2歳馬のレース結果（2025年10月〜11月）
名馬キタサンブラックは2017年に引退しましたが、その産駒たちが2歳馬としてターフを賑わせています。ここでは2025年10月後半から11月前半にかけての主な結果と、今後の注目馬を紹介します。
主なレース結果と出走予定
- ガローファノ (牝)：2025年11月2日、東京8R 百日草特別（芝2000m）で1番人気ながら5着。
- ベルサンローラン (牝)：2025年11月2日、東京4R 2歳新馬戦（芝1600m）で11番人気で4着と健闘。
- アトラステソーロ (牡)：2025年9月21日、中山の2歳新馬戦（ダート1800m）で5着。
- ルクスデルフィー：2025年11月10日、金沢3R サラ系一般C113（ダート1400m）に出走予定。
- セイウンプーパ：2025年11月10日、金沢のサラ系2歳未勝利戦に出走予定。
POG2025-2026の注目馬
POG（ペーパーオーナーゲーム）でもキタサンブラック産駒は高い注目を集めています。特に以下の馬は大きな期待が寄せられています。
- エムズビギン (牡)：母デルフィニアII。セレクトセールで6億4900万円（税込）で落札された超良血馬。友道康夫厩舎所属。
- ブラックオリンピア (牡)：母ピノは豪G1馬。同じく友道康夫厩舎が管理。
- チャリングクロス (牡)：全兄にホープフルS(GⅠ)勝ち馬クロワデュノールがおり、兄同様の活躍が期待されます。
- その他、イクイノックスの全妹やジンカイト（母ハニージェイド）なども評判です。
キタサンブラック産駒の傾向と好配合
キタサンブラック産駒は芝の中長距離に適性があり、晩成傾向が見られる一方で、イクイノックスのように早期から完成度の高い馬も輩出しています。馬体に柔らかみがあり、持続力のある末脚が武器とされています。母系にリファール、Nureyev、Haloなどの血を持つ馬との相性が良い傾向にあるようです。
コントレイル産駒 2歳馬のレース結果（2025年10月〜11月）
無敗の三冠馬コントレイルも種牡馬として初年度産駒がデビュー。大きな期待が寄せられる中、ついに嬉しい初勝利が記録されました。
ヴォートセレストが産駒初勝利を記録
2025年11月9日、東京競馬場第5レースの2歳新馬戦（芝2000m）において、ヴォートセレスト（牡、奥村武厩舎）がA.プーシャン騎手を背に見事優勝。これにより、コントレイル産駒として待望の中央競馬初勝利を飾りました。レースでは出遅れながらも冷静にリカバリーし、直線での競り合いをクビ差で制しました。
次走が期待される注目馬
すでに新馬戦を勝ち上がった馬たちも次走に向けて準備を進めています。
- テルヒコウ (牡)：新馬戦を逃げ切り勝ち。次走は11月24日の東京スポーツ杯2歳S(G2)を予定。
- フリーガー (牡)：9月の新馬戦を快勝。次走は11月29日の京都2歳S(G3)を予定。
- ネッタイヤライ (牡)：11月8日に初勝利。東京スポーツ杯2歳Sまたは京都2歳Sを視野に調整中。
これらの馬が重賞でどのような走りを見せるか、注目が集まります。
コントレイル産駒の成績データ（2025年11月9日時点）
初年度産駒のこれまでの成績は以下の通りです。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 出走回数 | 95回 |
| 1着 | 16回 |
| 2着 | 15回 |
| 3着 | 10回 |
| 勝率 | 16.8% |
| 連対率 | 32.6% |
| 複勝率 | 43.2% |
よくある質問
キタサンブラックは2025年のレースに出走しますか？
いいえ。キタサンブラックは2017年12月の有馬記念を最後に引退しており、自身がレースに出走することはありません。この記事で紹介しているのは、その子供である「産駒」の2歳馬に関する情報です。コントレイル産駒で最初に勝利した2歳馬は何ですか？
2025年11月9日の東京競馬場で行われた2歳新馬戦（芝2000m）で勝利した「ヴォートセレスト」です。これがコントレイル産駒としての中央競馬における初勝利となりました。2025-2026年のPOGで注目のコントレイル産駒は？
セレクトセールで5億7,200万円（税込）で落札されたサガルマータ（母コンヴィクションII）を筆頭に、ユマハム（母カルティカ）、コニーアイランド（母ヤンキーローズ）などが大きな注目を集めています。
