2025年11月、IFHAが最新のワールドベストレースホースランキングを発表しました。本記事では、世界トップクラスの127を維持したフォーエバーヤング、JBCクラシックを制し120を獲得したミッキーファイト、そして世界最強の座を守るカランダガン(130)のレーティングを詳しく解説。ファンからの様々な意見や、今後のジャパンカップが与える影響についても考察します。
この記事の要点
- フォーエバーヤングのレーティングは127を維持し、世界トップクラスの評価を確立。
- JBCクラシックを圧勝したミッキーファイトは120という高いレーティングを獲得。
- 世界最強はレーティング130のカランダガンで変動なし。
- 各馬の評価にはファンから様々な意見があり、ジャパンカップの結果が注目される。
フォーエバーヤングは127を維持、世界トップクラスの評価
世界のダート戦線で活躍したフォーエバーヤングのレーティングは、前回から変わらず127となりました。この数値は、同じくアメリカの3歳世代で活躍したソヴリンティと並ぶもので、世界的に見てもトップクラスの評価です。
BCクラシックでの僅差のレース内容から、一部のファンからは「アメリカ側のレーティング128は通らなかったのか」「シエラレオネに苦戦したことが影響したか」といった声も上がっています。それでも、サウジカップとBCクラシックでの実績は高く評価されており、年度代表馬は確実との見方も出ています。
JBCクラシック圧勝のミッキーファイトは120を獲得
国内ダート戦線のJBCクラシックを制したミッキーファイトは、120という高いレーティングを獲得しました。この数値はJBCクラシックの勝ち馬としては最高値ではないかとの指摘もあり、日本のダートホースの中でも歴代上位にランクインする評価です。
この評価を受け、ファンからは「これでサウジカップ招待は確定」「フォーエバーヤングがいなければダート絶対王者だったかもしれない数値」といった声が上がっており、今後の海外挑戦への期待が高まっています。
世界最強カランダガンの評価は130で変わらず
ランキングのトップに立つのは、レーティング130のカランダガンです。英チャンピオンステークスでの走りなどが高く評価され、その地位を維持しています。
しかし、過去にダノンデサイル(125)に敗れている経緯などから、一部では「ダノンデサイルに完封されたカランダガンが130なのは意味不明」といった意見も見られます。来るジャパンカップへの出走が予定されており、その結果がレーティングの妥当性を測る試金石になると注目されています。
ランキング全体への様々な意見
今回のランキング更新に対しては、ファンから様々な意見が寄せられています。
欧州馬への評価に関する疑問の声
フィールドオブゴールド(127)やオンブズマン(128)など、一部の欧州馬のレーティングが古馬との対戦実績などと比較して高すぎるとの声や、敗戦しても評価が下がらない点に疑問を呈する意見が多く見られました。
カーインライジングは過小評価?
一方で、短距離路線で活躍するカーインライジングのレーティング126については「低すぎる」という指摘もあり、評価基準そのものについての議論が活発化しています。
ジャパンカップの結果は反映されるか?
カランダガンがジャパンカップで敗れた場合、レーティングにどう影響するかも大きな焦点です。ファンの間では「馬場などが違うためノーカン扱いになるのでは」という見方が多くを占めています。
今後、カランダガンが出走するジャパンカップや、ミッキーファイトが選択する次走によって、世界の勢力図はさらに変化していく可能性があります。各馬の走りと、それに伴うレーティングの変動から目が離せません。