2024年の牝馬二冠馬チェルヴィニアが、次走予定のマイルチャンピオンシップで英国のトム・マーカンド騎手と新コンビを結成します。3度目のG1制覇を目指す名牝の挑戦ですが、新パートナーへの評価は賛否両論。ソウルラッシュなど強豪が集う一戦で、復活を遂げられるか注目が集まっています。
この記事の要点
- 二冠牝馬チェルヴィニアがマイルCSでT.マーカンド騎手と新コンビを結成。
- 新コンビに対し、ネット上では海外での実績を評価する声と日本での実績を不安視する声が交錯。
- マイルCSにはソウルラッシュやジャンタルマンタルなど強力なライバルが集結。
- このレースはチェルヴィニアにとって、真価が問われる復活への試金石となる。
チェルヴィニア、マイルCSでマーカンド騎手とG1制覇へ
サンデーサラブレッドクラブが11月11日に発表した情報によると、10月5日の毎日王冠で7着だったチェルヴィニア(牝4=木村、父ハービンジャー)は、マイルチャンピオンシップ(11月23日、京都芝1600m)に登録し、トム・マーカンド騎手を鞍上に迎えます。
マーカンド騎手は、11月8日から12月28日までのJRA短期騎手免許を取得して来日中の27歳。昨年、オークスと秋華賞を制し牝馬二冠を達成した実力馬とのコンビで、自身にとっても待望のJRA・G1初制覇を狙います。
新コンビへの期待と不安、ネット上の評価は賛否両論
このニュースを受け、インターネット上の競馬ファンの間では様々な意見が交わされています。
【不安の声】マーカンド騎手の日本での実績を疑問視
マーカンド騎手の騎乗に対しては、「後方からガシガシ追いまくるイメージしかない」「日本の重賞でなかなか結果が出ていない」といった、日本競馬への適性や実績を不安視する声が上がっています。特に、舞台となる京都コースとの相性を懸念する意見も見られました。
- 「中山だけは上手いけど京都じゃな」
- 「鞍上超弱体化定期」
- 「コイツが重賞でどんだけいい馬乗せても馬券外なのご存知でない?」
【期待の声】欧州での実績とハービンジャー産駒との相性
一方で、「ヨーロッパのGIはちゃんと勝ってる騎手」「ヨーロッパでは本当に上手い」と、海外での確かな実績を評価する声も少なくありません。また、父がハービンジャーであることから、「欧州系ジョッキーが合っているかも」と、血統的な相性に期待を寄せるファンもいます。
- 「デアリングタクトの時は良かったけどな」
- 「前走戸崎のゴミ糞騎乗で負けただけだし 確実に鞍上強化される」
- 「ハービンジャー産駒だし欧州系ジョッキーが合ってるかも」
このように、マーカンド騎手の手腕を巡っては、海外での実績を評価する声と、日本での実績不足を指摘する声で意見が大きく分かれています。
強豪集うマイルCS、復活への試金石
今年の秋のマイル王決定戦は、例年通りハイレベルなメンバー構成が予想されます。ネット上ではすでに「ジャンタルマンタル、ガイアフォース、ソウルラッシュ等強い」「アスコリピチェーノでも確勝というわけにはいかなそう」といった声が挙がっており、激戦は必至の状況です。
かつてルメール騎手の最優先馬としてGI戦線を沸かせたチェルヴィニア。強豪がひしめく中で、マーカンド騎手との新コンビがどのような化学反応を見せるのか、復活を期す二冠牝馬の走りがレースの大きな鍵を握りそうです。