ダノンスウィッチ、阪神デビューへ – 世界的トップジョッキーとのコンビに注目

ダノンスウィッチが25日阪神でデビュー

2021年のセレクトセールで1億5000万円(税抜)の高値がついたダノンスウィッチ(牡2歳、栗東・音無秀孝厩舎、父アメリカンフェイロー)が、25日の阪神の新馬戦(芝1800メートル)でデビューを迎える予定。過去にはイクイノックスやダノンザキッドが同じ戦績を残しており、ダノンスウィッチにも期待が高まっている。馬主陣営は『サンケイスポーツ』の取材に「何事もなく順調にきています。しっかり(調教も)動けていますし、悪くないですよ」と高評価のコメントを残している。

大物クリストフ・ルメール騎手とのコンビも注目

12億円ダノン軍団の1頭であるダノンスウィッチは、世界的トップジョッキーであるクリストフ・ルメール騎手がデビュー戦から手綱を取ることが発表され、注目度が高まっている。ルメール騎手に乗せるだけの実力があるとみられており、デビュー戦でどのような走りを見せるのかが気になるところ。一方、同じレースには川田将雅騎手が騎乗する須貝厩舎の新馬も出走し、激しいライバル戦が繰り広げられることが予想される。

過去には宝塚記念デーで活躍した馬が登場

過去には、昨年の年度代表馬で世界No.1のイクイノックスをはじめ、宝塚記念デーの「芝1800メートル新馬戦」で活躍した馬が登場しており、今年も同じシースケジュールで期待の馬が出走することは注目される。前述のイクイノックス、ダノンザキッドを筆頭に、ホープフルステークスを制した2020年1着のダノンザキッド(栗東・安田隆行厩舎)、2021年5着のキラーアビリティ(栗東・斉藤崇史厩舎)など、このレースを使った馬が目立つ成績を残している。

高額馬たちのデビュー戦が続々と待ち遠しい

2021年のセレクトセール当歳で取引された高額馬たちのデビューが続々と近づいている。ダノンスウィッチの他にも、昨年のセレクトセールで約5億円で取引されたダノンエアズロック(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)や、セレクト1億8000万円のレイデオロ産駒など、世界的良血やG1馬の弟が次々とスタンバイし、まるで銀河系ラインナップのよう。競馬ファンにとっては、これらの高額馬たちのデビュー戦が待ち遠しい限りであり、今後も注目が集まりそうだ。

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