注目の良血馬ブルボンクイーンがデビューを迎える
角田厩舎に所属するブルボンクイーン(牝2歳、栗東・角田、父キズナ、母セレブラール)が、10日の阪神芝1600mに出走予定。同馬は、重賞5勝のベルカントや重賞2勝のイベリスの半姉にあたる良血馬で、期待が高まっている。直近の調教では、良い感じの仕上がりを見せており、グングン良くなってきた様子が伺える。今後も注目が集まること間違いなしだ。
角田師が語るブルボンクイーンの手応え
ブルボンクイーンに関して、角田師は「牧場(大山ヒルズ)でも乗り込んでいましたし、帰厩後も順調にきました」と好仕上がりを認めるコメントを出している。また、「この血統の距離適性が徐々に長くなっている印象。少しズブい面も感じますが、露出が得意な距離である1600mのレースに挑戦することで、さらなる成長が期待できるでしょう。」との見解も示している。
酒井Jとのコンビで初陣Vを狙う
また、このデビュー戦の騎手には、イベリスで京都牝馬Sを制した酒井Jが起用されている。角田師は、「イベリスを復活させてくれた騎手ですし、この血統の癖を熟知していますからね。直前はポリトラックでスピードに乗せる追い切りを施しました。心肺機能は高い馬ですし、集中して走ってくれれば」と初陣Vへの期待を寄せている。
気配上々のブルボンクイーンに期待が高まる
9日の栗東CWでの併せ馬調教では、メリハリの利いた脚さばきで直線を迎え、力強く反応してフィニッシュしたブルボンクイーン。年長馬にわずかに遅れたとはいえ、その雰囲気は好感が持てるもので、今後の成長が期待される。栗東のPOGファンにとっても、今後のブルボンクイーンの動向が楽しみな一戦となるだろう。
いよいよデビューを迎えるブルボンクイーン。その血統や師の期待を背負って初陣に挑む彼女に、今後も競馬ファンの注目が集まることは間違いない。阪神で行われる初戦での活躍が、彼女の今後の競馬人生を大きく左右することだろう。ファンはもちろん、関係者や競馬界関係者も彼女のデビュー戦を見逃すことはできないだろう。