1. エートラックス、阪神・芝1600メートルに向けて準備完了
地方競馬では4月から2歳戦が繰り広げられており、いよいよ中央競馬(JRA)でも2歳戦がスタートします。各厩舎の新たな戦力、2歳新馬たちの動向が注目される中、特に注目すべき存在がエートラックス(牡、栗東・宮本博厩舎)です。同馬は、ニューイヤーズデイの産駒で、ニューイヤーズデイは13年の米ブリーダーズCジュヴェナイルの覇者で、2歳戦向きのスピードと仕上がりの早さが特徴とされています。これから始まる2歳戦でその能力をどれほど発揮できるか、楽しみでなりません。
2. エートラックス、見事な馬格で迫力を放つ
エートラックスは、今回の初戦に向けての調整が順調に進められており、その馬格に恵まれた姿から迫力を感じさせています。2歳馬の中でも特に大柄で、その体格はまさに”逸材”と言えるでしょう。初戦の舞台となる阪神・芝1600メートルは、そのスピードとスタミナを同時に試す難題ですが、エートラックスはこの距離をこなす能力を秘めていると考えられます。それを証明すべく、10日に迎えるデビュー戦に臨みます。
3. 種牡馬ニューイヤーズデイの産駒たち、セレクトセールでのアピールに向けて
ニューイヤーズデイの産駒であるエートラックスに注目が集まる一方、ニューイヤーズデイ自身もまた、種付頭数の推移やクラシック・芝を意識した種牡馬たちの動向といった視点から見ると、その存在感が際立っています。エートラックス以外にも、レイデオロ、ブリックスアンドモルタル、スワーヴリチャードの4頭も社台スタリオンステーションで飼育されていますが、その中でもニューイヤーズデイの産駒は早期の戦力化を見込むことができるため、これから1か月半後に控えるセレクトセールでのアピールが期待されます。
4. 競馬界に新たな風を巻き起こすエートラックス
エートラックスは、これまでの調整状況や馬格から見ても、新たな競馬界の風を巻き起こす可能性を秘めた馬と言えます。初戦で見事な結果を残すことができれば、その名前は一躍競馬ファンの間で知られることとなるでしょう。また、その成功は、種牡馬ニューイヤーズデイにとっても、セレクトセールでの産駒のアピールという形で大いに役立つこととなります。初戦からエートラックスの活躍に注目が集まります。