グレッソネイ、近親の良血馬として注目される
競走馬のポテンシャルを予想する要素のひとつである血統が注目される馬グレッソネイが話題となっています。高野友和厩舎に所属するグレッソネイは、母アドマイヤローザの産駒で、父は人気種牡馬モーリスです。近親には良血馬が数多く存在することから、将来が期待されています。6月18日の阪神で初陣を迎える予定で、「使っても大丈夫という動きしていた」と調教での様子からの評価がされています。
栗東トレセンで２歳馬の動向が注目される
春先から夏にかけては、競馬場の話題となる2歳馬たちが続々とデビューするシーズンです。特に栗東トレセンでは、新馬戦に出走を控える2歳馬が多く入厩しており、緑ゼッケン姿を見る機会が増えてきています。また、坂路では２歳馬たちが時計を出し始めており、早期デビューを狙って競馬ファンの期待が高まっています。
トラックマンの見立て
トラックマンは、先週水曜日に併せ馬を行ったグレッソネイの動きについて触れています。モーリス産駒らしいパワフルな馬体で、年長馬が相手でも余裕ある動きだと評価しています。また、ルーラーシップ産駒のカズヴィトシャ（栗東・高柳大輔厩舎、母ボンジュールココロ）やバスターコール（美浦・田村康仁厩舎、母デグラーティア）も注目されており、前者は父に似た好馬体、後者は母親譲りのいいスピードが評価されています。
ゲート試験に合格し、早期デビューが見込まれる馬たち
美浦トレセンではゲート試験に合格している馬が多く、送り出す前には坂路で3ハロン43～44秒の時計を楽に出せていたとされています。木村浩崇厩舎では、グレッソネイや注目の白毛馬アマンテビアンコ（美浦・宮田敬介厩舎、父ヘニーヒューズ、母ユキチャン）もゲート試験に合格しており、早期からの活躍が期待されています。競馬ファンは今後、２歳馬がどのような成長を遂げていくのか、デビュー戦や初陣戦に注目しつつ、将来を嘱望される新世代の競走馬たちの活躍を待ち望んでいます。
