サリエラの注目度高まる
第137回目黒記念(G2)が間近に迫る中、特に注目を集めているのが、4歳牝馬サリエラ(美浦・国枝栄厩舎)です。これまでのレースでは4戦3勝、2着1回という素晴らしい成績を誇り、その能力の底をまだ見せていないと言われています。唯一の敗戦は、アートハウスに半馬身差のローズSでのものでした。その戦績や背景を見る限り、サリエラはこれから大きなブレイクを迎える可能性が高いと期待されています。
サリエラの血統背景
サリエラは、血統背景にも大きな期待が寄せられています。母は独オークスを制したサロミナで、兄には朝日杯FSを勝ち、3歳の春に2冠2着を記録したサリオス、エリザベス女王杯と有馬記念で2着の成績を残したサラキアがいます。このような素晴らしい血統を持つサリエラは、その潜在能力を今後のレースで更に引き出し、大きな飛躍を遂げることが予想されています。
目黒記念でのサリエラの可能性
目黒記念では、サリエラの中心的存在としての信頼度が高まっています。しかし、それを上回る「連対率100%」データに当てはまる馬が存在するとの情報も出ています。これについての詳細はまだ明らかにされていませんが、この情報が目黒記念の結果にどのような影響を与えるのか、予想が分かれています。目黒記念の結果次第で、サリエラの評価も大きく変わる可能性があります。
サリエラの調教状況
目黒記念に向けてのサリエラの調教状況も好評価を受けています。美浦南の舘林によると、追い切りごとに本来のシャープな動きが戻ってきており、今週の直線のスピード感も十分だと述べています。これにより、サリエラは目黒記念に向けてきっちりと調整されたと考えられます。ラストの11.2秒という好タイムを記録し、目黒記念での重賞初制覇に向けて上々の状態をキープしているようです。