ガルサブランカ、イクイノックスの半妹として注目
話題の2歳馬ガルサブランカ(父キズナ、母シャトーブランシュ)は、今年度代表馬イクイノックスの半妹として各方面から注目を集めています。3歳上の半兄ヴァイスメテオールもラジオNIKKEI賞を制しており、シルクレーシングが所有する同馬は、その良血バックグラウンドから高い評価を受けています。木村調教師は「他の先生方がつないできた血統なので、厩舎ゆかりの血統とは思っていません。イクイノックス(父キタサンブラック)とは種馬が違うし、この馬はキズナ産駒らしさがある」とコメントしています。
適性距離はマイル程度か
ガルサブランカは4月7日にゲート試験に合格し、現在は放牧先で体力を強化しているとのことです。木村調教師は「お母さんの子は種馬によってそれぞれ違う。この馬は前後がわりと詰まって見えて、肩とトモにボリュームがあって、キズナの子っていう感じ。牝馬で詰まっている感じのぶん、マイルぐらいが合いそう」と見立てており、適性距離はマイル程度と予想されます。
木村厩舎の他の期待馬
木村厩舎ではガルサブランカ以外にも、期待の2歳馬がいくつか存在しています。例えば、イルーシヴウェーヴの21(牝、父ドゥラメンテ、馬名予定ドルフィンスルー)はアドマイヤビルゴの半妹で、吉田勝己氏が馬主を務めるなど注目度が高い馬です。また、サファリミスの21(牝、父キタサンブラック、馬名予定ルージュサリナス)はイクイノックス、ゆりかもめ賞を勝ったスキルヴィングと同じキタサンブラック産駒で、東京ホースレーシングが所有しています。
今後のデビューに向けて
ガルサブランカは放牧先での調整が順調に進めば、今夏にデビューする予定です。木村調教師は「まずは無事にデビューできるように、しっかりと調整していきたい。2歳時のレースを経験させて、3歳時にどのような競馬をするかを見極めたい」と語っており、今後の成長に期待がかかります。
一方、イルーシヴウェーヴの21とサファリミスの21については、各馬の成長具合や調教の進捗によりデビュー時期が決まる予定です。どちらの馬も良血馬であり、今後の競馬界において活躍が期待されています。
競馬ファンからの期待
イクイノックスの半妹ということでガルサブランカには大きな注目が集まっており、競馬ファンからの期待も高まっています。また、木村厩舎の他の期待馬たちも、今後の競馬界で活躍することが期待されており、ファンにとって楽しみな存在となっています。
今後のデビューに向け、木村厩舎の期待馬たちがどのように成長し、競馬界で活躍するのか、ファンは目が離せません。このような良血馬たちが次々とデビューし、競馬界を盛り上げてくれることでしょう。