国際色豊かな激戦!オーストラリアからの刺客、ヒヤートゥショックがニュージーランド勢を抑え、栄光のワイカト スプリントを制覇!
レース概要
2023年2月8日、ニュージーランドのテラパ競馬場にて「ワイカト スプリント (BCDグループ スプリント) (グループ 1)」が開催されました。このレースは、芝1400メートルで行われるG1レースで、ニュージーランドの短距離界を代表する一戦です。総賞金は24万NZドル。ナッシュ・ローウィラー騎手騎乗のヒヤートゥショックが優勝し、G1レース3勝目を挙げました。
レース結果
レースの結果は以下の通りです。
着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 | 着差 | 単勝倍率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | ヒヤートゥショック | N・ローウィラー | 59キロ | 1:21.84 | 3.0 |
2 | 13 | ボサストウ | J・パル | 55.5キロ | 4馬身 | 8.8 |
3 | 12 | サヴァグリー | S・スプラット | 55.5キロ | アタマ | 5.7 |
4 | 2 | ワイタク | G・ルーク | 59キロ | アタマ | 24.3 |
5 | 8 | バビロンバーリン | V・コルガン | 57キロ | アタマ | 22.5 |
6 | 9 | グレイルシーカー | K・ストッツ | 57キロ | 1.75馬身 | 2.8 |
7 | 7 | プラチナアタック | J・リデル | 59キロ | 2馬身 | 49.9 |
8 | 10 | マルトタイム | W・ピン | 57キロ | 短頭 | 47.3 |
9 | 6 | ナヴィゲーター | R・エリオット | 59キロ | 4馬身 | 44.8 |
10 | 5 | マーキュリアル | R・ハッチングス | 59キロ | 短頭 | 101.6 |
11 | 4 | シェイマス | A・ローソン=キャロル | 59キロ | 4.75馬身 | 123.9 |
12 | 11 | ルベロン | W・ケネディ | 57キロ | 0.75馬身 | 17.6 |
レース展開
スタートが切られると、プラチナアタックが先頭に立ち、ハイペースでレースを引っ張ります。グレイルシーカー、バビロンバーリンといった有力馬が好位につけ、優勝候補のヒヤートゥショックは中団に待機する展開となりました。
レース中盤、各馬がポジション争いを繰り広げる中、ヒヤートゥショックは徐々に進出を開始。最後の直線に入ると、騎手N・ローウィラーが鞭を入れると、ヒヤートゥショックは力強い走りを見せ、残り300メートルで先頭に躍り出ます。 後続馬も必死に追いすがりますが、ヒヤートゥショックはその勢いのままリードを広げ、見事1着でゴールイン!
勝馬
優勝したのは、オーストラリアから遠征してきたヒヤートゥショック。騎乗したのは、オーストラリアの名手N・ローウィラー騎手。ヒヤートゥショックは、これまでオーストラリアでG1レースを2勝しており、今回の勝利でG1・3勝目を挙げました。
レース後、ローウィラー騎手は「ヒヤートゥショックは素晴らしい馬だ。今日は完璧なレースができた。この勝利は、チーム全員の努力の賜物だ」と喜びを語りました。
注目馬
グレイルシーカー
レース前に注目を集めていたグレイルシーカーは、6着に敗れました。敗因については情報がありませんが、馬場状態や展開が合わなかった可能性も考えられます。グレイルシーカーは、昨年のスプリント戦線で活躍した実力馬であり、今回の敗戦をバネに、今後の巻き返しに期待したいところです。
バビロンバーリン
好位からレースを進めたバビロンバーリンは、惜しくも5着。力強い走りを見せましたが、勝ち馬には届きませんでした。バビロンバーリンは、近走で好成績を収めており、今回も上位進出が期待されていましたが、あと一歩及ばずという結果になりました。
ジョッキー紹介
ナッシュ・ローウィラー騎手
オーストラリアを代表する名手の一人。G1レースを多数制覇しており、その卓越した騎乗技術は世界的に高く評価されています。今回のワイカト スプリントでも、ヒヤートゥショックの能力を最大限に引き出し、見事な勝利に導きました。
過去のワイカト スプリント
ワイカト スプリントは、1984年に創設された歴史あるレースです。過去の優勝馬には、ニュージーランド競馬史に名を残す名馬たちが名を連ねています。
今後の展望
ヒヤートゥショックは、今回の勝利により、スプリント界の頂点に立ったと言えるでしょう。今後の活躍が期待され、更なるG1レース制覇も視野に入ってくるでしょう。一方、グレイルシーカーやバビロンバーリンなど、ニュージーランド勢も、今回の敗戦を糧に、さらなる成長を遂げてくれることを期待したいと思います。
国際競争
今回のワイカト スプリントでは、オーストラリアから遠征してきたヒヤートゥショックが優勝しました。これは、ニュージーランドのスプリント界にとって、大きな刺激となるでしょう。近年、オーストラリアの競馬は国際的に高いレベルを誇っており、ニュージーランドの馬たちも、オーストラリアの馬たちと競い合うことで、更なるレベルアップが期待されます。
まとめ
「ワイカト スプリント (BCDグループ スプリント) (グループ 1)」は、オーストラリアから遠征してきたヒヤートゥショックが制しました。N・ローウィラー騎手の好騎乗もあり、見事な勝利を飾りました。グレイルシーカーなど、ニュージーランド勢は敗れましたが、今回のレースを糧に、今後の活躍に期待したいと思います。
ヒヤートゥショックの勝利は、ニュージーランド競馬界に新たな風を吹き込むとともに、国際競争の激化を予感させるものでした。今後のスプリント戦線から目が離せません。