Choisyaが逃げ切りで重賞初制覇!Romantic Styleはまさかの敗戦!Cape Verdi (Group 2) 2025レース回顧

最新レース予想

2025年1月17日、メイダン競馬場で行われたCape Verdi (Group 2)は、Choisyaが鮮やかな逃げ切り勝ちを収めました。1番人気のRomantic Styleは2着に敗れ、波乱の決着となりました。

レース概要

Cape Verdi (Group 2)

  • 開催日:2025年1月17日
  • 競馬場:メイダン競馬場(UAE)
  • 距離:芝1600m (約1マイル)
  • 馬場状態:良
  • 天候:一部曇り、最高気温23℃、最低気温18℃、西からの穏やかな風  
  • 馬場状態:良  
  • 出走頭数:5頭
  • 賞金総額:AED850,000.00

レース結果

着順 馬番 馬名 騎手 斤量 タイム 着差 単勝オッズ
1着 1 Choisya M・バルザローナ 57キロ 1:40.97 4/1
2着 3 Romantic Style W・ビュイック 57キロ 5.25馬身 1/3F
3着 2 Easywithme C・ロペス 57キロ 0.75馬身 40/1
4着 5 Ziggy’s Dream R・ドーソン 57キロ 0.5馬身 10/1
5着 4 Ultima M・ブラヴォ 57キロ 9馬身 16/1

Cape Verdi: A History

Cape Verdiは、2004年に創設された歴史あるレースです。当初はNad Al Sheba競馬場で開催されていましたが、2010年にメイダン競馬場に移設されました。創設当初は一般競走でしたが、2006年にリステッド競走に、2009年にG3に、そして2011年にはG2へと昇格しました。  

このレースは、1998年の1000ギニーを制したGodolphinの競走馬Cape Verdiにちなんで名付けられました。過去には、GodolphinのMagic Lilyが2020年に記録した1:34.84というレースレコードや、Charlie Appleby調教師が6勝を挙げているなど、数々の名場面が生まれています。  

レース展開

Choisyaがスタートから先頭に立ち、マイペースでレースを運びました。Romantic Styleは道中、Choisyaを見る形で2番手を追走。Easywithme、Ziggy’s Dream、Ultimaが後続集団を形成しました。

直線に入ると、Choisyaがさらに加速。Romantic Styleも懸命に追いかけますが、Choisyaの脚色は衰えず、最後は5.25馬身の差をつけて快勝しました。2着争いはRomantic Styleが制し、3着にはEasywithmeが入り、波乱の展開となりました。

各馬のレースぶり

1着 Choisya (M・バルザローナ騎手)

スタートから積極的に先頭に立ち、自分のペースでレースを運ぶことができました。直線では後続を突き放す一方的な展開で、完勝と言える内容でした。騎乗したバルザローナ騎手は「楽に先手を取ることができました。自分のペースでレースを進め、ゴーサインを出したときには素晴らしい反応を見せてくれました。リードしてくれる馬がいればよかったのですが、他の馬は控える指示が出ていたようです。Choisyaのようにどんなレース展開にも対応できる馬に乗れて幸運でした」とコメント。  

Choisyaのこの勝利は、彼女が先行馬としても高い能力を持つことを証明しました。今後のレース展開において、より幅広い選択肢を持つことができるようになったと言えるでしょう。

2着 Romantic Style (W・ビュイック騎手)

1番人気に支持されましたが、Choisyaの逃げ切りを許して2着に敗れました。道中は折り合いを欠く場面も見られ、力を出し切ることができなかった印象です。

関係者からは、「Romantic Styleはレース前から落ち着きがなく、その影響がレースにも出てしまった」というコメントが出ています。 今回の敗戦は、彼女のヨーロッパ遠征に向けて課題を残す結果となりました。  

3着 Easywithme (C・ロペス騎手)

40/1の伏兵ながら3着と健闘しました。先行集団を見る形でレースを進め、直線ではしぶとく伸びて上位争いに加わりました。

Easywithmeは、これまでスカンジナビアの競馬場でしか走ったことがありませんでした。 今回の好走は、彼女が異なる環境や強い相手にも対応できる能力を持っていることを示唆しています。  

4着 Ziggy’s Dream (R・ドーソン騎手)

中団からレースを進めましたが、直線で伸び切れず4着。今回は距離が長かったのかもしれません。  

5着 Ultima (M・ブラヴォ騎手)

後方からレースを進めましたが、見せ場なく5着に敗れました。  

敗因分析

Romantic Styleは、レース前から落ち着きがなく、道中も折り合いを欠く場面が見られました。これが敗因の一つと言えるでしょう。また、Choisyaが作ったスローペースも、Romantic Styleには不利に働いた可能性があります。  

さらに、関係者からは「Romantic Styleはレース前から落ち着きがなく、その影響がレースにも出てしまった」というコメントも出ており、精神的な面での不安定さが敗因に繋がった可能性も考えられます。 今回の敗戦は、彼女がヨーロッパのトップレベルで戦うためには、精神面の強化が必須であることを示唆しています。  

今後の展望

Choisyaは、次走で2月21日に行われるBalanchine (G2T)への出走が予定されています。 Balanchine (G2T)は、メイダン競馬場で行われる芝1800mのG2レースで、Choisyaにとっては距離が200m延びることになります。しかし、今回の勝利で勢いに乗っており、距離克服にも期待が持てます。  

まとめ

Cape Verdi (Group 2) 2025は、Choisyaが逃げ切り勝ちを収め、波乱の決着となりました。Romantic Styleは2着に敗れましたが、今後の巻き返しに期待したいところです。

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