【パーティハーン】2億9700万円の超良血馬！その血統、戦績、そして未来は？

全姉には、2020年のBCフィリー＆メアターフなど海外G1を2勝したアウダーリャがいる血統で、早くも大きな注目を集めています。本記事では、パーティハーンの血統、戦績、そして専門家やファンの評価を交えながら、その魅力に迫ります。

パーティハーンとは？
血統背景
過去のレース成績
今後の展望
最近のニュースと話題
専門家・ファンの評価
1. 友道調教師のコメント
2. 競馬ファンの声
競走馬レビュー
まとめ
関連情報

パーティハーンとは？

パーティハーンは、2022年2月23日生まれの牡馬。父は欧州のトップサイアーであるWootton Bassett、母はグリーンバナナズ、母の父はGreen Tuneです。馬名の意味はタイ語で「奇跡」。その名の通り、競馬界に奇跡を起こすような活躍が期待されています。

血統背景

父Wootton Bassettは、自身も競走馬として活躍し、ジャンリュックラガルデール賞（G1）を制覇。種牡馬としても、すでに多くの活躍馬を輩出しています。 Wootton Bassett産駒はMr. Prospector系に属し、彼の血統からは、欧州を中心に活躍馬が数多く誕生しています。母グリーンバナナズも、海外で4勝を挙げるなど優秀な成績を残しています。そして、全姉のアウダーリャは、BCフィリー＆メアターフ、ジャンロマネ賞という海外G1を2勝した名牝です。その他にも、レヨンドゥソレイユという兄弟がいます。まさに、世界レベルの血統を持つパーティハーン。その血統背景から、高いポテンシャルを感じさせます。

過去のレース成績

パーティハーンは、2024年10月20日に京都競馬場でデビュー。新馬戦は惜しくもクビ差の2着に敗れましたが、続く未勝利戦では、見事な逃げ切り勝ちを収めました。 2着馬に5馬身差をつける圧勝劇で、その能力の高さを見せつけました。

| 開催日 | 競馬場 | レース名 | 距離 | 馬場 | 着順 | 騎手 | 負担重量 | 馬体重 | タイム | 着差 | 単勝オッズ | 人気 | |—|—|—|—|—|—|—|—|—|—|—|—| | 2024年10月20日 | 京都 | 2歳新馬 | 1800m | 芝 | 2着 | 坂井瑠星 | 55kg | 472kg | 1:49.5 | クビ | 5.7 | 2 | | 2024年11月9日 | 京都 | 2歳未勝利 | 2000m | 芝 | 1着 | 坂井瑠星 | 55kg | 478kg | 2:01.0 | 5馬身 | 1.4 | 1 |

今後の展望

パーティハーンは、2025年1月19日に行われる京成杯（GⅢ）に出走予定です。鞍上は戸崎圭太騎手に決定しました。重賞初制覇に向けて、期待が高まります。

京成杯は、中山競馬場の芝2000mで行われるレース。過去には、ソールオリエンス、ダノンデサイルなど、後のGⅠ馬も勝利している出世レースです。父Wootton Bassettは小回りコースを得意とする産駒を輩出する傾向があり、中山競馬場への適性も高いと見られています。陣営は、京成杯をステップレースとして、その先のNHKマイルカップを最大目標に据えているようです。パーティハーンは、ここを勝利し、クラシック戦線へ名乗りを上げることができるでしょうか？

最近のニュースと話題

パーティハーンは、セレクトセールでの高額落札、そして全姉アウダーリャの活躍から、デビュー前から注目を集めていました。新馬戦で2着に敗れた後、巻き返しを期す声が多く聞かれましたが、続く未勝利戦での圧勝劇に、多くのファンが沸き立ちました。 netkeiba.comの掲示板では、「一概に比較は出来んけどキタサンハナビラに5馬身差ならゲチュよりパーティのが単純に強い」と、同世代の注目馬であるゲルチュタールと比較する声も上がっています。

専門家・ファンの評価

2歳未勝利戦での圧勝劇は、多くの競馬ファン、専門家の注目を集めました。

友道調教師のコメント

友道康夫調教師は、「調教では目立つタイプではないけど、順調にきている。ようやく体もしっかり動けるようになってきた。まだまだ良くなりそうだね」と、その成長力に期待を寄せています。また、「パワーがあるタイプで(直線の)坂も大丈夫そう。前々の競馬が合っているし(前走と同じ)コーナー4つの舞台がいいと思う」と、中山競馬場への適性も高く評価しています。