東京大賞典 妙味 2024年 最新オッズ分析!穴馬候補はこの馬だ!
2024年の暮れを締めくくるダート競馬の大一番、東京大賞典。競馬ファンなら誰もが注目するこのレース、一体どの馬が勝利を手にするのでしょうか? 今年は、海外G1で活躍する実力馬から地方競馬の雄まで、多彩なメンバーが集結しました。 そこで今回は、提供されたオッズデータを元に、想定人気と照らし合わせながら、隠れた妙味を持つ馬を徹底分析! 予想のヒントになる情報満載でお届けします。
東京大賞典とは?
東京大賞典は、年末の大井競馬場で行われるダート2000mのGIレースです。 地方競馬の総決算として、中央競馬のトップホースも参戦し、まさにダート界の頂点を決める戦いと言えるでしょう。 今年は第70回を迎え、JBCクラシックを制した強豪も参戦し、より一層の盛り上がりを見せています。
過去の傾向と注目ポイント
東京大賞典を予想する上で、過去の傾向を把握しておくことは重要です。 過去10年のデータを見ると、1番人気馬の勝率は40%、連対率は70%と高い数値を示しています。 しかし、3連単の配当が5000円以上となるケースも多く、波乱の要素も秘めている点は見逃せません。
好走馬の特徴
- 同年の帝王賞で好走した馬、特にJBCクラシックやチャンピオンズカップで連対した馬は好成績を残しています。
- 4歳馬、5歳馬が活躍する傾向があります。 特に4歳馬は勝率12.5%と、他の年齢層と比べて高い勝率を誇っています。
- 牝馬は過去10年で勝利がありません。 しかし、これはJRA所属の牝馬が少ないことが要因の一つと考えられます。
注意すべき点
- 前走で極端な先行・後方策を取っていた馬は割引が必要となるケースが多いようです。
- 枠順では7枠、馬番では5番が好成績を収めている傾向があります。 一方で、1枠から4枠に入った馬は、過去10年で勝利がありません。
近年の東京大賞典を振り返る
近年の東京大賞典 (2019年~2023年) の結果を分析することで、レース傾向をより深く理解することができます。
年 | 1着 | 2着 | 3着 |
---|---|---|---|
2019 | オメガパフューム | ノンコノユメ | モジアナフレイバー |
2020 | オメガパフューム | カジノフォンテン | ウェスタールンド |
2021 | オメガパフューム | クリンチャー | ウェスタールンド |
2022 | ウシュバテソーロ | ノットゥルノ | メイショウハリオ |
2023 | ウシュバテソーロ | ウィルソンテソーロ | ドゥラエレーデ |
注目すべき傾向
- オメガパフュームが2019年から2021年まで3連覇を達成しており、近年はJRA所属馬の活躍が目立ちます。
- 2022年、2023年はウシュバテソーロが連覇しており、今年も有力候補の一頭と言えるでしょう。
- チャンピオンズカップで好走した馬が、東京大賞典でも好成績を収める傾向があります。
想定人気とオッズ分析
提供されたオッズデータから、各馬の想定人気順は以下の通りとなります。
- フォーエバーヤング
- ウィルソンテソーロ
- ウシュバテソーロ
- ラムジェット
- グランブリッジ
- クラウンプライド
- デルマソトガケ
- サヨノネイチヤ
- グランデマーレ
- キングオブザナイル
オッズの妙味がある馬は?
上記の人気順とオッズを比較し、実力に対してオッズが見合っているか、妙味があるかを分析した結果、以下の馬に注目しました。
- ウシュバテソーロ:2022年、2023年の東京大賞典を連覇中の実力馬。 ドバイワールドカップも制覇しており、 能力は疑いようがありません。 前走は海外遠征で本来の力を発揮できなかった可能性があり、 今回は巻き返しに期待がかかります。オッズ8.6倍は、過去の戦績を考えると妙味十分と言えるでしょう。
- クラウンプライド: 昨年の帝王賞で2着、 韓国遠征ではウィルソンテソーロに勝利するなど、 実力は上位陣に引けを取りません。 チャンピオンズカップでは11着と敗れましたが、 叩き2戦目で上積みが見込める今回は、オッズ31倍は過小評価されていると言えるでしょう。
- ラムジェット: 東京ダービーを制した実力馬。 前走のジャパンダートクラシックではフォーエバーヤングに敗れましたが、 今回は相手関係が楽になり、巻き返しのチャンスです。 オッズ13.2倍は、軽視できない存在と言えるでしょう。
妙味馬徹底解説
ウシュバテソーロ
2022年、2023年の東京大賞典を連覇し、 2023年にはドバイワールドカップも制覇した、 現在のダート界を代表する名馬です。 ダート転向後は、アメリカのBCクラシックを除けば、一度も馬券圏外を外していないという安定感も魅力です。 前走のBCクラシックでは10着と敗れましたが、 これは海外遠征による調整の難しさや、アメリカのダートへの適性の問題があったと考えられます。
今回は得意の大井コースに戻り、 鞍上も昨年騎乗して勝利に導いた菅原明良騎手に戻ります。 過去の戦績、コース適性、騎手との相性などを考慮すると、オッズ8.6倍は過小評価されていると言えるでしょう。加えて、で示唆されているように、ウシュバテソーロは道悪でのレースを得意としています。もしレース当日に雨が降れば、さらに有利になる可能性があります。
クラウンプライド
昨年の帝王賞で2着、 韓国のコリアカップではウィルソンテソーロに勝利するなど、 実力は上位陣に引けを取りません。 チャンピオンズカップでは11着と大敗を喫しましたが、 これは内枠が響いたことや、 馬群に揉まれる展開を嫌う気性によるものと考えられます。
クラウンプライドはバランスの取れた馬体で、どんな展開やコースにも対応できる自在性の高さが持ち味です。しかし、体型的にはややマイル寄りのイメージで、速い脚を秘めているものの、距離が延びるほど不利になる可能性があります。とはいえ、今回は叩き2戦目で状態面の上積みが見込める上に、 自分の形に持ち込めれば強い馬であるため、 オッズ31倍は過小評価されていると言えるでしょう。
ラムジェット
東京ダービーを制した実力馬。 前走のジャパンダートクラシックではフォーエバーヤングに敗れましたが、 これは相手関係の強さと、展開が向かなかったことが原因と考えられます。 今回は相手関係が楽になり、 巻き返しのチャンスです。 特に、大井2000mのコースを得意としている点は大きな強みです。
ラムジェットはエーピーインディ系特有の荒っぽさが魅力の馬です。3歳ダート戦はハイペースになりやすい傾向があり、 ラムジェットはそのような展開でも力を発揮できる可能性を秘めています。オッズ13.2倍は、軽視できない存在と言えるでしょう。
その他の有力馬
- フォーエバーヤング: 国内無敗の3歳馬。 圧倒的なスピードを武器に、JBCクラシックを制覇。 今回は世代交代を印象付けるような走りに期待がかかります。 父リアルスティールの産駒は芝・ダートの中距離を得意とする傾向があり、 フォーエバーヤングもその血統を受け継いでいると考えられます。
- ウィルソンテソーロ: 昨年の東京大賞典で2着、 今年のチャンピオンズカップでも2着と、 堅実な走りを見せている実力馬。 美浦トレーニングセンターの坂路コース改修による影響が気になるところですが、順調に調整が進めば今回も上位争いが期待されます。
- デルマソトガケ: UAEダービーを制した実力馬。 今回は海外遠征帰りで、 状態面がカギとなります。によると、ダートの中距離を得意としており、先行逃げ切りを得意としています。
- サヨノネイチヤ: 地方競馬の雄として、帝王賞5着、勝島王冠2着と好成績を残しています。 によると、父ブリリアントカットの産駒は、最後の粘り強さが特徴で、展開次第では穴を開ける可能性を秘めています。
レース展開と馬券戦略
フォーエバーヤングがハナを切る展開が予想されます。 ウィルソンテソーロ、ウシュバテソーロがそれを追走し、 クラウンプライド、ラムジェットは中団からレースを進めるでしょう。
馬券戦略としては、フォーエバーヤングを軸にするか、ウシュバテソーロ、クラウンプライド、ラムジェットなどの妙味馬を狙うかがポイントとなります。 3連単では、フォーエバーヤングから、ウシュバテソーロ、ウィルソンテソーロ、クラウンプライド、ラムジェットへの流し馬券が面白そうです。 また、高配当を狙うなら、ウシュバテソーロ、クラウンプライド、ラムジェットの3頭を軸にした馬券も考えられます。
注意すべき点
- 1枠から4枠に入った馬は、過去10年で勝利したことがありません。 キングオブザナイル、ウィルソンテソーロ、ラムジェットは、この枠に入っているため、注意が必要です。
- 地方馬の出走は年々減っており、 今年はサヨノネイチヤのみの出走となります。地方馬の活躍に期待したいところですが、馬券戦略としては、JRA所属馬を中心に据えるのが妥当でしょう。
まとめ
2024年の東京大賞典は、実力馬が揃い、非常にハイレベルな一戦となりそうです。 過去の傾向やオッズ分析を参考に、自分なりの馬券戦略を立てて、レースを楽しみましょう!
今回の分析では、フォーエバーヤングが人気を集めていますが、ウシュバテソーロとクラウンプライドは、オッズと実力のバランスから見て、妙味がある馬と言えるでしょう。特に、ウシュバテソーロは連覇中で、道悪にも強いという点で、注目度は高いです。
最終的な馬券の選択は、読者自身の判断に委ねられますが、この記事が東京大賞典2024を楽しむための一助となれば幸いです。
馬名 | オッズ | 想定人気 | 注目ポイント | 特徴 | 戦績 | レース適性 |
---|---|---|---|---|---|---|
フォーエバーヤング | 1.3 | 1 | 国内無敗の3歳馬 | スピード | 8戦6勝 | ダート中距離 |
ウィルソンテソーロ | 4.5 | 2 | 堅実な走り | 安定感 | 24戦6勝 | ダート中距離 |
ウシュバテソーロ | 8.6 | 3 | 連覇を狙う実力馬 | 道悪に強い | 26戦8勝 | ダート中距離 |
ラムジェット | 13.2 | 4 | 東京ダービー馬 | 荒っぽさ | 8戦5勝 | ダート中距離 |
グランブリッジ | 61.1 | 5 | 牝馬ながら力強い | スタミナ | 23戦7勝 | ダート中距離 |
クラウンプライド | 31 | 6 | 帝王賞2着の実力馬 | バランス | 17戦5勝 | ダート中距離 |
デルマソトガケ | 20.5 | 7 | UAEダービー馬 | 先行力 | 14戦4勝 | ダート中距離 |
サヨノネイチヤ | 94 | 8 | 地方競馬の雄 | 粘り強さ | 34戦7勝 | ダート中距離 |
グランデマーレ | 127.4 | 9 | 復活に期待 | スピード | 28戦6勝 | ダート短距離 |
キングオブザナイル | 139.3 | 10 | 14戦2勝 | ダート中距離 |