JBCスプリント2024 穴馬予想:大波乱を演出する伏兵たち!
2024年11月4日に佐賀競馬場で行われるJBCスプリント。ダート短距離王決定戦として、今年も熱戦が期待されます。人気馬に注目が集まる中、波乱を巻き起こしうる穴馬候補たちをデータと共に見解を交えながら紹介します。
1. データから浮かび上がるJBCスプリント穴馬の条件
JBCスプリントは、近年地方馬の活躍が目立つレースです。 過去5年では地方馬が3勝、中央馬が2勝と、地方勢が勝ち越しています。
(1)年齢:ベテラン馬に注目!
過去5年の好走馬15頭をみると、3歳馬の好走はなく、4歳馬も2着2回のみ。5歳馬は2勝をあげているものの、2、3着はありません。経験豊富な6歳以上の馬が3勝、2着3回、3着5回と多く好走しており、特に3着には5回全て6歳以上の馬が入っています。
(2)人気:伏兵馬の台頭に警戒!
1番人気【1.1.0.3】、2番人気【0.1.1.3】と1、2番人気は苦戦傾向にあり、3番人気が【2.0.1.2】で2連勝中。 2019年、20年は6、8番人気が優勝し波乱となりました。 近年は1〜3着馬は5番人気以内に収まっていますが、1、2番人気の過信は禁物です。
(3)前哨戦:東京盃組以外も要チェック!
好走馬15頭中7頭と半数近くが前哨戦の東京盃組。 しかし東京盃優勝馬は昨年を除き4回出走して2着1回のみと振るわず、東京盃では敗れていた馬の巻き返しが多くみられます。 東京盃以外の組も含め、前走が馬券圏外だったとしても気になりません。
2. 2024年JBCスプリント 穴馬候補徹底分析
上記のデータ分析を踏まえ、2024年のJBCスプリントで波乱を演出する可能性のある穴馬候補をピックアップしました。
(1)テイエムフェロー(牡5歳、佐賀)
- 参考レース:2024年サマーチャンピオン(佐賀ダート1400m、JpnⅢ)5着、2024年さきたま杯(浦和ダート1400m、JpnⅠ)5着
- 見解:地元佐賀所属馬で、重賞3連勝中と力をみせている。 2024年6月のさきたま杯では、後のJBCスプリント選定馬アラジンバローズに敗れたものの5着と健闘。 距離適性も高く、地方馬の活躍が目立つJBCスプリントでは、軽視できない存在と言えるでしょう。
(2)アラジンバローズ (セン7、兵庫)
- 参考レース:2024年サマーチャンピオン(佐賀ダート1400m、JpnⅢ)優勝、2024年南部杯(盛岡ダート1600m、JpnⅠ)5着
- 見解:JRA所属時代から、強い時は非常に強い馬だが、ムラがあるのが弱点。 しかし、渋馬場巧者であり、時計のかかる佐賀のダート1400mにも実績がある点は魅力。 距離短縮によるペースアップで、集中して走ることができれば、上位進出も十分に考えられます。
(3)マックス(セン7、大井)
- 参考レース:2024年東京盃(大井ダート1200m、JpnⅡ)2着
- 見解:東京盃では、勝ち馬チカッパから0.2秒差の2着と好走。 常に安定した走りを見せる堅実派で、どんな条件でも相手にも対応できるのが強み。 陣営も東京盃後の状態の良さに自信を見せており、一発の可能性を秘めています。
(4)バスラットレオン(牡6、栗東)
- 参考レース:2024年サマーチャンピオン(佐賀ダート1400m、JpnⅢ)7着、2024年富士ステークス(東京芝1600m、GⅡ)17着
- 見解: 2023年のJBCスプリント覇者であり、実力は折り紙付き。 今年は精彩を欠いているものの、古川奈穂騎手とのコンビで復活を期す。 古川騎手にとってはJRA初勝利を挙げた思い入れのある馬であり、この引退レースにかける意気込みは相当なもの。 一発の可能性は十分にあるでしょう。
3. 穴馬発掘のポイント
- 血統: 上記の種牡馬に加え、母系にダート実績のある血統を持つ馬にも注目しましょう。
- 騎手: 地方競馬に精通した騎手や、相性の良い騎手の騎乗馬は、馬券的な妙味も期待できます。
- 展開: JBCスプリントは、ペースが速くなりやすいレースです。先行馬だけでなく、差し馬にもチャンスがあります。
4. まとめ:穴馬から高配当を狙おう!
JBCスプリントは、実力馬が揃うハイレベルなレースですが、データ分析や穴馬候補の検討によって、高配当を掴むチャンスも十分にあります。 ぜひ、この記事を参考に、あなた自身の穴馬を見つけて、JBCスプリント2024を楽しんでください!