【天皇賞(秋)2024 予想】 過去データ分析から勝ち馬を占う!
2024年10月27日に東京競馬場で行われる天皇賞(秋)。 今年も豪華メンバーが揃い、秋の中距離王決定戦にふさわしいレースとなりそうです。 そこでこの記事では、過去10年のデータ分析を基に、天皇賞(秋)2024の予想を展開していきます。
天皇賞(秋)とは?
天皇賞(秋)は、3歳以上のサラブレッドが出走可能な国際G1レースです。 ジャパンカップ、有馬記念とともに秋古馬三冠競走に位置付けられており、同一年に3レースすべてを優勝した競走馬には褒賞金が贈られます。 距離は1984年から現在の芝2000mで開催されています。
過去10年のデータから見る! 天皇賞(秋)攻略のヒント
1. 前走ローテ
過去10年の天皇賞(秋)の勝ち馬の前走は、宝塚記念組、安田記念組、日本ダービー組がそれぞれ2勝ずつと、主要路線の最高峰レースが並んでいます。 その他、札幌記念組、毎日王冠組、オールカマー組、京都大賞典組からもそれぞれ1勝ずつ出ています。 一方、GIII以下のレースを前走とした馬は、過去10年で3着以内に入った馬はいません。
2. 血統傾向
ディープインパクト産駒は天皇賞(秋)で好走することが多く、過去10年で2着が9回もあります。 しかし、勝利したのは2020年のアーモンドアイのみで、勝ち切れない傾向にあります。 ディープインパクトの孫世代については、まだ出走数が少ないため、この傾向を受け継いでいるかは不明です。
3. 人気・配当傾向
過去10年、**1番人気の勝率は70%**と非常に高く、信頼度は抜群です。 2番人気もまずまずの成績を残しており、1番人気か2番人気が毎年必ず連対しています。 しかし、3番人気以下は好走率が低く、波乱が起こるとすれば1番人気と2番人気のいずれかが馬券圏外に敗れるケースが考えられます。
4. 枠順データ・傾向
過去10年で最も勝ち馬が多いのは4枠で、勝率は22.2%です。 特に、4枠に入った2番人気以内の馬は勝率80.0%、単勝回収値244と非常に優秀な成績を残しています。 反対に、8枠は連対馬が1頭もおらず、**複勝率も8.7%**と苦戦しています。 8枠に入った馬は人気薄になりやすく、馬券に絡んだ2頭も6番人気でした。
天皇賞(秋)2024 予想
上記で紹介したデータ分析を踏まえて、今年の天皇賞(秋)の出走馬を見ていきましょう。 注目は、史上7頭目の牝馬三冠馬であるリバティアイランドです。 前走はドバイシーマクラシックで4着と健闘しましたが、軽度の靱帯炎を発症し、長期休養を余儀なくされました。 しかし、復帰戦に向けて順調に調整を進めており、 1週前追い切りでは好調な動きを見せています。
データ分析からも、1番人気の4歳牝馬は連対率100%、前走G1組も好成績を残していることから、リバティアイランドは中心視すべき存在と言えるでしょう。
対抗としては、前走オールカマーを勝利したレーベンスティールが挙げられます。 1週前追い切りでは、速い時計をマークし、好調をアピールしました。 しかし、**前走オールカマー組の成績は過去10年で【1-0-0-17】**と振るわず、データ的には不安が残ります。 また、 8枠を引いてしまったこともマイナス材料です。
穴馬候補としては、昨年の天皇賞(春)を制したジャスティンパレスに注目です。 前走宝塚記念はスタートで接触する不利があり、力を出し切れませんでした。 データ分析では、前走宝塚記念組は好成績を残しており、巻き返しに期待が持てます。
その他の注目馬としては、ドウデュース、ソールオリエンス、ベラジオオペラなどが挙げられます。 ドウデュースは、 1週前追い切りで武豊騎手が「言うことなく全ていい」とコメントするなど、好調を維持しています。 ソールオリエンスは、 重馬場なら前走宝塚記念のように激走を見せていることから、馬場状態がカギとなりそうです。 ベラジオオペラは、 大阪杯を制覇しており、力をつけてきた印象です。
まとめ
今年の天皇賞(秋)は、リバティアイランドを中心視しつつ、データ分析を参考に穴馬を見つけ出すのが馬券攻略の鍵となりそうです。 ぜひ、この記事を参考に、天皇賞(秋)2024を楽しんでください!