クロワデュノール:将来を期待されるキタサンブラック産駒の2歳馬
クロワデュノールは、父キタサンブラック、母ライジングクロスという血統を持つ2歳牡馬です。栗東の斉藤崇史厩舎に所属し、馬主はサンデーレーシングです。
非凡な才能でデビュー戦を飾る
クロワデュノールは、2024年6月9日東京競馬場の新馬戦(芝1800m)でデビューしました。このレースで騎乗した北村友一騎手を背に、クロワデュノールは2番手追走から、最後の直線で同じく評判馬で断然の人気を集めていたアルレッキーノとのマッチレースを制し、見事デビュー戦を勝利で飾りました。勝ち時計の1分46秒7は、この時期の2歳新馬戦としては破格のタイムで、ポテンシャルの高さを証明しました。特に、上がり3ハロン33秒8は、同日に行われた古馬重賞のエプソムカップで優勝したレーベンスティールの上がりタイムとわずか0.1秒差という優秀なものでした。
関係者やメディアの間では、早くもクロワデュノールを「ダービー候補」と推す声が上がっています。
血統と将来性
父キタサンブラックは、現役時代に天皇賞(春)を連覇するなど活躍し、種牡馬としてもイクイノックスやソールオリエンスといったGIホースを輩出しています。クロワデュノールは、そんなキタサンブラック産駒の特徴である「壮大なスケール感」を受け継いでいると評価されています。
母ライジングクロスは、イギリスのオークスで2着に入るなど活躍した名牝です。この血統背景から、クロワデュノールは距離が延びても活躍が期待できるタイプだと考えられています。
今後の目標
クロワデュノールは、今後東京スポーツ杯2歳ステークスを視野に入れていると報じられています。関係者からはクラシック級の評価を受けており、今後の活躍が大きく期待されています。
関係者のコメント
- 斉藤崇史調教師「壮大なスケール感が漂う」
- 優馬2歳馬チェックチーム「ダービーも視野に入りそうな器」
- スポニチ選定2024 2歳牡馬番付「光り輝く才能を示した」
クロワデュノールは、デビュー戦で非凡な才能を示し、関係者やファンの間で大きな期待を集めています。今後の成長と活躍に注目が集まります。