皐月賞有力馬関係者コメント:レガレイラ、コスモキュランダ、アーバンシック、他

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皐月賞(G1) 有力馬関係者コメント

■レガレイラ

レガレイラは、2歳の暮れに皐月賞と同じ舞台のホープフルステークスを勝利。今回は107日ぶりの出走となるが、3月14日に日本に戻ってきてから順調に乗り込まれてきた。中間の動きからもスケールの大きさを感じさせる走りを連発。3歳春を迎えて馬としての成長が着実に見受けられる。どんな走りをしてくれるのか注目だ。

■コスモキュランダ

コスモキュランダは弥生賞ディープインパクト記念を制覇。デビューから7戦目で初重賞制覇を果たしたように、レースを重ねるごとに力をつけてきた叩き上げだ。強調できるのがこの舞台を4度も踏んで4着、2着、2着、1着と、コース巧者でもあること。先週の大阪杯を見事な騎乗で勝利に導いたモレイラ騎手が騎乗するのも強み。

■アーバンシック

アーバンシックは1月の共同通信杯2着から挑む。今回と同じ舞台だった前走は、逃げ馬が優位の展開の中、4コーナー10番手から猛然と追い込み、デビュー馬にまで迫った。敗れはしたものの、一番強い競馬をしてきたと評価できる。デビュー前から素質的な良さが目立っていた馬。状況から短期決戦で主導権を握るようなら、軽視はできない。

■ルカランフィースト

ルカランフィーストは、スプリングステークスの3着馬。2走前は直線一気の末脚で1着。前走は後方から運んで皐月賞の優先出走権を獲得した。どんな形でも力を発揮できるのがこの馬の良さだ。本番になればこういう馬が台頭してきても不思議はない。状態面からも好調をキープしているようで、警戒は怠れない。

■ジャスティンミラノ

ジャスティンミラノは、前走の共同通信杯がドスローの上がり勝負だったが、その中で1馬身半抜け出す勝ち方。それだけの上がりを示しつつ抜け出したのは発砲に近いパフォーマンスだ。ただ、今回は初の右回り、ペースも前回とは違うと予想されるため、その辺りが鍵。ポテンシャルの高さは魅力だが、環境の変化にどう対応するかにも注目したい。

■ジャンタルマンタル

ジャスティンミラノの2着だったジャンタルマンタルは、皐月賞を見据えた前走だった。関東輸送での一泊、馬なりの折り合いをつけることがテーマだったはずで、それをクリアしつつ結果を出したのは収穫。この中間の動きを見ても上積みは十分にありそう。ここからさらなる成長が期待できる。

■シンエンペラー

シンエンペラーは、ホープフルステークス2着、弥生賞ディープインパクト記念2着と勝ちきれない面はあるものの、世代の中での能力は上位に位置するはず。これまでの内容から崩れる心配は少なく、安定した走りに期待が持てる。

■ビザンチンドリーム

ビザンチンドリームはデビュー戦で圧勝。前走も展開が向かなかった着差以上の強い内容だったと評価できる。デビュー戦を見た時点で「この馬こそダービー馬」と確信するほどの素質を感じさせた。ポテンシャルの高さはこのメンバーの中でも抜けている可能性がある。

■メイショウタバル

メイショウタバルは、前走の毎日杯で衝撃の走りを見せての勝利。自分の競馬ができれば面白い存在だが、今回は中2週、輸送、東京競馬場のコース適性など、課題は多い。それをどうクリアするかに注目したい。

以上が皐月賞の主な出走予定馬の関係者コメントをまとめた内容となる。レースへの想いが熱く語られる中、各馬の特徴が浮き彫りになっている。
レガレイラは昨年の勝ち馬として堂々の帰還。休み明けとなるが、成長ぶりは目を見張るものがありそうだ。コスモキュランダは叩き上げタイプで安定感は抜群。アーバンシックは伏兵の資質十分。ルカランフィーストは末脚と良化の両面に期待が持てる。
新星のジャスティンミラノとジャンタルマンタルは、前走の内容の裏付けを取れるかどうか。シンエンペラーは確実な走りでの善戦なるか。ビザンチンドリームは計り知れない大物感を秘めている。
メイショウタバルは中2週での巻き返しに挑む。そして、この中にはコメントには出てこなかった伏兵たちも控えているはず。
世代の主役を懸けた熱戦の火蓋が切って落とされる。どの馬が皐月賞の栄冠を手にするのか。ファンとしてはそのドラマチックなレース展開に心躍らせずにはいられない。

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