2025年の宝塚記念を制し、G1ホースの仲間入りを果たしたメイショウタバル。一方で、同年の有馬記念では13着と大敗を喫しました。同じグランプリレースでありながら、明暗が分かれた要因は何だったのでしょうか?
宝塚記念(阪神2200m)への適性:◎
メイショウタバルの最大の武器は、タフな流れを作り出す逃げ先行力と、道悪をも苦にしないパワーです。
- コース相性: スタート直後の下り坂でスピードに乗りやすく、逃げ馬がペースを握りやすい阪神2200mはベスト舞台。
- 馬場適性: 梅雨時の荒れた馬場(重・稍重)は、パワー型のこの馬にとって他馬の脚を削ぐ好材料となります。父ゴールドシップも得意とした舞台です。
有馬記念(中山2500m)への適性:△
一方、有馬記念の舞台となる中山2500mは、器用さが求められるトリッキーなコースです。
- 枠順の不利: コーナーを6回回るため、外枠に入ると距離ロスが大きくなります。
- 展開の紛れ: 小回りコースで捲りが決まりやすく、逃げ馬にとっては息を入れるタイミングが難しいタフな消耗戦になりがちです。
「直線の坂」は共通していますが、自分の型に持ち込みやすい宝塚記念と、立ち回りの巧さが問われる有馬記念。メイショウタバルにとっては、前者が圧倒的に「買い」の舞台であることは間違いなさそうです。