はじめに
競馬の馬券には多くの種類があり、初心者にとっては「どれを買えばいいの?」と迷うことが多いです。この記事では、全9種類の馬券について、それぞれの特徴・的中確率・おすすめの使い方を詳しく解説します。
馬券の種類一覧
| 馬券名 | 内容 | 的中難易度 | 平均配当目安 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 1着を当てる | ★★☆☆☆ | 5〜30倍 |
| 複勝 | 3着以内を当てる | ★☆☆☆☆ | 1.2〜5倍 |
| 枠連 | 1着と2着の枠番組み合わせ | ★★☆☆☆ | 5〜50倍 |
| 馬連 | 1着と2着の馬番組み合わせ | ★★★☆☆ | 10〜100倍 |
| 馬単 | 1着→2着を順番通り | ★★★★☆ | 20〜200倍 |
| ワイド | 3着以内の2頭の組み合わせ | ★★☆☆☆ | 2〜30倍 |
| 三連複 | 1〜3着の3頭の組み合わせ | ★★★★☆ | 30〜500倍 |
| 三連単 | 1→2→3着を順番通り | ★★★★★ | 100〜10000倍 |
| WIN5 | 5レースの1着をすべて当てる | ★★★★★ | 数十万〜数億円 |
各馬券の詳細解説
単勝(たんしょう)
概要:レースで1着になる馬を予想する、最もシンプルな馬券です。
メリット
- 予想が「この馬が勝つ」の一点に集中できる
- 払い戻し計算がわかりやすい
- 少ない点数で高配当を狙える
デメリット
- 2着に来ても的中にならない
- 人気馬だと配当が非常に低い
おすすめの使い方
「絶対にこの馬が勝つ」と自信があるレースで使用。複勝と併用する「単複」買いが定番です。
確率の目安
18頭立ての場合、理論上の的中確率は約5.6%(1/18)。実際には人気馬の勝率が高いため、1番人気なら約30%程度の勝率があります。
複勝(ふくしょう)
概要:3着以内に入る馬を予想する馬券です(7頭以下のレースは2着以内)。
メリット
- 的中率が非常に高い
- 初心者でも「当たる喜び」を味わいやすい
- 資金の減りが緩やか
デメリット
- 配当が低い(1.1〜2倍程度が多い)
- 大きく勝つのは難しい
おすすめの使い方
穴馬(人気薄の馬)の複勝を狙うと、思わぬ高配当になることがあります。また、単勝と併用する「単複」買いで、リスクヘッジとして使うのも有効です。
確率の目安
18頭立ての場合、理論上の的中確率は約16.7%(3/18)。人気馬なら70%以上の複勝率を持つ馬もいます。
枠連(わくれん)
概要:1着と2着が入る枠番の組み合わせを予想する馬券です(順不同)。
枠番とは?
競馬では馬番号とは別に、1〜8の枠番が設定されます。枠には複数の馬が入ることがあり、同枠の馬が1・2着に来ると「ゾロ目」と呼ばれます。
メリット
- 馬連より的中しやすい(同枠効果)
- 組み合わせ数が少ないため、点数を絞れる
デメリット
- 同枠に人気馬が集中すると損
- 馬連より配当が低くなりがち
おすすめの使い方
多頭数(16〜18頭)のレースで、馬連の点数を抑えたいときに有効です。
馬連(うまれん)
概要:1着と2着になる馬の組み合わせを予想する馬券です(順不同)。
メリット
- 的中率と配当のバランスが良い
- 2頭を選べばいいのでわかりやすい
- 馬単より点数を抑えられる
デメリット
- 3着に来た馬は無関係
- 順番まで当たっても配当は同じ
おすすめの使い方
本命馬を軸にして、相手を3〜5頭選ぶ「軸流し」が定番。また、4〜5頭を選んですべての組み合わせを買う「ボックス」も人気です。
確率の目安
18頭立ての場合、組み合わせ数は153通り。理論上の的中確率は約0.65%。
馬単(うまたん)
概要:1着と2着を着順通りに予想する馬券です。
メリット
- 馬連より高配当が狙える
- 着順まで予想する分、的中時の達成感が大きい
デメリット
- 馬連の2倍の点数が必要
- 順番が逆だと外れになる
おすすめの使い方
1着を確実に予想できる場合に使用。人気馬が勝ちそうなレースでは、2着に穴馬を置く「穴馬単」で高配当を狙えます。
確率の目安
18頭立ての場合、組み合わせ数は306通り。理論上の的中確率は約0.33%。
ワイド
概要:3着以内に入る2頭の組み合わせを予想する馬券です(順不同)。
メリット
- 馬連より的中しやすい
- 3着以内に2頭入ればOKなので、堅実に当てられる
- トリプル的中(3頭すべて3着以内)もあり得る
デメリット
- 配当が低め
- 的中しやすい分、トリガミ(的中しても元本割れ)になりやすい
おすすめの使い方
3〜4頭のボックスで購入し、トリプル的中を狙う方法が人気。また、軸馬からの流しで「最低1点は的中」を目指す堅実な使い方も有効です。
確率の目安
18頭立ての場合、組み合わせ数は153通り。ただし、的中パターンは馬連の3倍あるため、理論上の的中確率は約2.0%。
三連複(さんれんぷく)
概要:1着から3着までの3頭の組み合わせを予想する馬券です(順不同)。
メリット
- 三連単より的中しやすく、高配当も期待できる
- 人気馬が3着に沈んでも的中に含められる
デメリット
- 点数が多くなりがち
- 買い目を絞るのが難しい
おすすめの使い方
「1頭軸流し」:軸馬1頭を決め、相手を5〜6頭選ぶ方法。点数は相手の組み合わせ数(例:相手6頭なら15点)。
「2頭軸流し」:軸馬2頭を決め、3着候補を5〜6頭選ぶ方法。点数は相手の頭数と同じ(例:相手6頭なら6点)。
確率の目安
18頭立ての場合、組み合わせ数は816通り。理論上の的中確率は約0.12%。
三連単(さんれんたん)
概要:1着から3着までを着順通りに予想する馬券です。
メリット
- 最も高配当が狙える馬券
- 万馬券(100倍以上)が頻発
- 少額でも大きなリターンが期待できる
デメリット
- 的中確率が非常に低い
- 点数を絞ると当たらない、広げると資金が必要
おすすめの使い方
「1着固定流し」:1着を1頭に絞り、2・3着を流す方法。
「フォーメーション」:1着候補2頭、2着候補4頭、3着候補6頭のように段階的に設定する方法。
確率の目安
18頭立ての場合、組み合わせ数は4,896通り。理論上の的中確率は約0.02%。
WIN5(ウィンファイブ)
概要:JRAが指定する5レースの1着馬をすべて当てる馬券です。
メリット
- キャリーオーバー時は億超えの配当も
- 100円から購入可能
- 夢のある馬券
デメリット
- 的中確率が極めて低い
- 5レースすべて当てる必要がある
おすすめの使い方
「完全セレクト」:5レースすべて自分で選ぶ方法。
「一部セレクト」:自信のあるレースだけ選び、残りは「ランダム」に任せる方法。
宝くじ感覚で楽しむ馬券です。毎週500円程度で夢を買うのも一つの楽しみ方です。
馬券の買い方パターン
ボックス買い
選んだ馬すべての組み合わせを購入する方法です。
例:馬連で3頭ボックス → 3点(A-B、A-C、B-C)
例:三連複で4頭ボックス → 4点
例:三連単で4頭ボックス → 24点
流し(ながし)
軸となる馬を決め、相手馬との組み合わせを購入する方法です。
例:馬連で1頭軸、相手5頭 → 5点
例:三連複で1頭軸、相手6頭 → 15点
フォーメーション
着順ごとに候補馬を設定する方法です。三連単でよく使われます。
例:1着A、2着A・B・C、3着A・B・C・D・E
初心者におすすめの組み合わせ
ステップ1(超初心者)
複勝1点買い → 当たる喜びを味わう
ステップ2(初心者)
単勝+複勝(単複) → 勝てば大きく、3着以内でも戻る
ステップ3(初級者)
ワイド3頭ボックス(3点) → トリプル的中を狙う
ステップ4(中級者)
三連複1頭軸流し → 高配当を狙いつつ点数を抑える
まとめ
馬券の種類は多いですが、まずは単勝・複勝・ワイドから始めるのがおすすめです。的中の喜びを味わいながら、徐々に三連複・三連単にステップアップしていきましょう。
大切なのは「予算内で楽しむこと」。馬券は種類が多いからこそ、自分に合った買い方を見つけることが競馬を長く楽しむコツです。
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