ノラリクラリとアスクコモンタレヴの勝機は?2026年京都8R 芝2400m 4歳以上1勝クラス予想
2026年1月18日開催の京都8R・4歳以上1勝クラス(芝外2400m)のレース展望と全頭診断を行います。長距離で安定感を見せるノラリクラリと、距離延長で巻き返しを狙うアスクコモンタレヴが人気の中心です。広くてタフな京都外回りコースを舞台に、各馬の調教状態、厩舎コメント、そして血統背景を徹底分析し、波乱の可能性も含めた推奨馬を導き出します。
この記事の要点
- 本命候補は長丁場で安定感抜群のノラリクラリと、距離延長で勝機を掴むアスクコモンタレヴです。
- ノラリクラリは前走の好走に加え、最終調教も「遅れ心配なし」と好状態をキープしています。
- アスクコモンタレヴは「エンジンのかかりが遅い」欠点を2400mへの距離延長で克服する陣営の戦略が見られます。
- ルージュスティーズは芝の荒れ馬場適性に期待がかかり、穴馬として注目に値します。
- オメガナビゲーターは前走のダメージから立て直され「立て直し良化」の評価を受けています。
- レイデラティエラは叩き2戦目で体つきが休養前より良化しており、前進が期待されます。
レース概要と主要ファクター分析
レース条件と傾向
京都8Rの4歳以上1勝クラスは、芝外回り2400mの定量戦です。このコースは京都の外回りを使用し、スタミナと持続力が要求される舞台です。当日の馬場状態は「晴・良」が発表されています。推定走破タイムは良馬場で2分26秒5と見込まれており、スピードだけでなくタフさが求められます。
出走馬分析:有力馬の評価
ノラリクラリ (8番) の詳細診断
ノラリクラリは単勝予測オッズ2.4倍で、本レースの連軸信頼馬として注目されています。前走(東京7R 3歳上1勝クラス)では2着に入り、丹内祐騎手からは「この条件は合っていますね」「折り合いがついて、最後も脚を使えます」とコメントが出ており、長丁場での安定感が光ります。調教評価も栗CWで1F 11.1秒をマークし、「遅れ心配なし」と、好状態をキープしています。シュヴァルグラン産駒であり、長距離の適性が高いと考えられます。
アスクコモンタレヴ (6番) の詳細診断
アスクコモンタレヴは単勝予測オッズ2.7倍で、ノラリクラリと並ぶ人気を集めています。梅田智師からは「エンジンのかかりが遅いところがある」ため、「距離を延ばして結果を求めたい」とのコメントがあり、今回の2400mへの距離延長は陣営の明確な意図が見えます。前走では直線で進路を塞がれる不利がありながらも伸びており、スムーズな競馬ができれば巻き返しは十分可能です。調教も「順調に乗り込む」と評価されています。
ルージュスティーズ (9番) の詳細診断
ルージュスティーズは単勝予測オッズ7.7倍の注目馬です。斉藤崇師は「切れ味で見劣っています」ため、2400mへの距離延長で補いたいとコメント。また、「荒れた芝はこなせそう」というコメントもあり、馬場が渋る展開になれば浮上の可能性を秘めています。ハービンジャー産駒であり、スタミナ勝負は歓迎の血統です。
出走馬分析:穴馬・その他の注目馬
オメガナビゲーター (7番) の立て直し効果
オメガナビゲーターは前走(磐梯山特別13着)からの立て直しを図っています。安田翔師は「前走のダメージが尾を引かないよう、先週の予定を延ばしてじっくり調整を進めた」結果、「体は楽になっています」と前向きなコメントを出しています。調教の追い切り短評も「立て直し良化」となっており、広い京都コースでの変わり身に期待がかかります。
レイデラティエラ (10番) の叩き2戦目
レイデラティエラは叩き2戦目での前進が期待されます。畑助手は前走を「休み明けの分もあるでしょう」と分析し、「体つきも休養前より良くなってます」ことから、叩いた上積みを見込んでいます。小崎綾騎手による「叩き前進可能」の短評も後押しします。
ドルチェリターン (11番) とマンオブノーブル (12番) の再注目
ドルチェリターンは前走(京都7R 3歳上1勝クラス 13着)で元気がなかった反動を立て直しており、池添学師は「距離は問題ないので改めて」との見解です。調教も松山弘騎手を背に「一息入れ立て直す」動きを見せています。マンオブノーブルは前走(阪神12R 3歳上2勝クラス 8着)でイレ込みが影響したため、ガス抜きができた自己条件での上積みが期待されています。
調教・厩舎コメント詳細チェック
調教評価サマリー
全出走馬の最終追い切り情報をまとめました。長距離戦において重要なスタミナと終いの伸びに注目してください。
| 馬番 | 馬名 | 最終追い切り日付 | コース | 追い切り短評 | 調教時計(1F/秒) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ハギノカノア | 1/14(水) | 栗坂 | 素軽さ出る | 12.9 |
| 2 | アットアブラスト | 1/15(木) | 栗坂 | 平凡な動き | 12.6 |
| 3 | ジェロニモス | 1/15(木) | 栗坂 | さほど良化なく | 12.3 |
| 4 | アラバンサ | 1/15(木) | 栗CW | 追い比べで見劣り | 12.0 |
| 5 | サイモンイロハニー | 1/15(木) | 栗坂 | スピード感を欠き | 12.9 |
| 6 | アスクコモンタレヴ | 1/15(木) | 栗坂 | 順調に乗り込む | 12.3 |
| 7 | オメガナビゲーター | 1/15(木) | 栗CW | 立て直し良化 | 11.3 |
| 8 | ノラリクラリ | 1/15(木) | 栗CW | 遅れ心配なし | 11.1 |
| 9 | ルージュスティーズ | 1/15(木) | 栗CW | 仕上がり良好 | 12.1 |
| 10 | レイデラティエラ | 1/15(木) | 栗坂 | 動きまずまず | 13.0 |
| 11 | ドルチェリターン | 1/15(木) | 栗CW | 一息入れ立て直す | 11.5 |
| 12 | マンオブノーブル | 1/15(木) | 栗坂 | 脚取り確か | 12.7 |
厩舎陣の戦略的コメント
多くの陣営が今回の芝2400mへの条件替わりに戦略的な意図を持っています。
- ダートでの結果が出なかった**ハギノカノア**や**ジェロニモス**は、芝の長丁場での巻き返しを期待しています。ジェロニモスについては、少し時計がかかる馬場になれば見直したいとのことです。
- **アスクコモンタレヴ**は、エンジンのかかりの遅さを距離延長で解消し、結果を求めています。
- **マンオブノーブル**や**ドルチェリターン**は、前走の敗因(イレ込み、疲れ)が明確なため、自己条件に戻り上積みを見込んでいます。
血統傾向と京都芝2400m適性
主要種牡馬の傾向
京都芝2400mはスタミナが求められるため、長距離実績のある種牡馬の傾向をチェックすることが重要です。
- ノラリクラリの父シュヴァルグランはハーツクライ系であり、長距離適性の高さで知られています。
- アスクコモンタレヴとマンオブノーブルはキズナ産駒です。ディープインパクト系ですが、この距離をこなすためのスタミナが重要となります。
- ルージュスティーズとドルチェリターンはハービンジャー産駒です。欧州血統の特性から、タフな馬場やスタミナ勝負に強く、京都外回りの適性が期待されます。
長距離適性を秘める注目血統
母系に注目すると、思わぬポテンシャルを秘めた馬が見つかります。
- **アラバンサ**はサートゥルナーリア産駒(ロードカナロア系)ですが、母母父がモンズーン(ドイツのスタミナ血統)であり、距離延長がプラスに転じる可能性があります。
- ゼンノロブロイ産駒の**アットアブラスト**も、父系・母系ともにスタミナを要求される血統背景を持っています。
2026年京都8R 4歳以上1勝クラスの最終予想
データと陣営のコメントを総合的に判断し、安定感と上積みを期待できる馬を推奨します。
- ◎(本命): ノラリクラリ (8番)
- 〇(対抗): アスクコモンタレヴ (6番)
- ▲(単穴): ルージュスティーズ (9番)
- △(連下): レイデラティエラ (10番), オメガナビゲーター (7番), マンオブノーブル (12番)
買い目の推奨ポイント
長距離実績と好調な調教から、ノラリクラリを連軸とします。対抗のアスクコモンタレヴは、陣営の狙い通り距離適性が向上すれば、一気に頭まで突き抜ける可能性を秘めています。荒れ馬場適性も示唆されたルージュスティーズを単穴に置き、スタミナを活かせる馬を中心に馬券を組み立てるのが賢明でしょう。
よくある質問 (FAQ)
- Q: 京都8R 4歳以上1勝クラスの主な注目馬は?
- A: 長丁場で安定しているノラリクラリ(8番)と、距離延長で巻き返しを狙うアスクコモンタレヴ(6番)が人気の中心です。
- Q: ルージュスティーズはなぜ距離延長するのですか?
- A: 陣営によると、これまでのレースで切れ味で見劣っていたため、2400mのスタミナ勝負でそれを補う狙いがあります。また、荒れた芝への適性も期待されています。
- Q: ノラリクラリの調教状態はどうですか?
- A: 1月15日の最終追い切りでは栗CWで1F 11.1秒をマークし、「遅れ心配なし」と非常に良い状態をキープしていると評価されています。
