2026年1月17日に中山競馬場で開催される菜の花賞(3歳1勝クラス・牝)の最新予想と出馬表、調教データを徹底分析します。上位拮抗と目される本レースにおいて、本命視されるポペットの課題、対抗のアーリーハーベスト、アメティスタの仕上がり状況などを厩舎コメントや前走内容から深く掘り下げ、勝利に最も近い馬を見極めます。
この記事の要点
- 本命候補ポペットは脚力最上位の評価だが、横山典弘騎手が折り合いをクリアできるかが最大の焦点となる。
- 対抗のアーリーハーベストは昇級戦の前走で好内容の2着を確保しており、好調を持続している。
- アメティスタは先週除外のスライドも影響なく、馬群で溜めて鋭く差すセンスの良さが評価されている。
- ロンギングセリーヌは前走でスローペースを押し切り、展開利次第では昇級でも通用する可能性を秘める。
- ダート勝ち上がりのエコールナヴァールも芝で好勝負が可能と見られており、人気薄の穴馬候補となる。
2026年 菜の花賞 出馬表と主要データ分析
2026年1月17日(土)中山競馬場9Rの菜の花賞(3歳1勝クラス、牝馬限定、芝外1600m)は、推定タイム良1.33.7、重1.36.1の決着が見込まれる上位拮抗のレースです。全8頭立ての少頭数で行われます。
出馬表と主要予想印
競馬ブック提供の出馬表データに基づき、主要な印、予測単勝オッズ、レーティングをまとめました。
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | CPU印 | 本紙印 | 予測単勝 | レーティング | 厩舎短評 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | アメティスタ | 牝3 | 横山武 | ▲ | ○ | 4.2 | 55.4 | 好センス認め |
| 2 | アーリーハーベスト | 牝3 | 小沢大 | ○ | ▲ | 4.3 | 57.4 | 昇級戦好内容 |
| 3 | ロンギングセリーヌ | 牝3 | 横山和 | △ | ※ | 6.6 | 55.9 | 展開利見込む |
| 4 | ファンクション | 牝3 | 丹内祐 | △ | △ | 9.3 | 56.0 | 即通用どうか |
| 5 | トリスティ | 牝3 | 大野拓 | ※ | 16.8 | 52.7 | 2走前に注目 | |
| 6 | ポペット | 牝3 | 横山典 | ◎ | ◎ | 2.4 | 56.7 | 脚力は最上位 |
| 7 | オーシャンステラ | 牝3 | 菊沢一 | ※ | 49.0 | 49.8 | 格下の身では | |
| 8 | エコールナヴァール | 牝3 | 戸崎圭 | △ | 6.1 | 53.2 | 昇級と芝起用鍵 |
各馬の調教評価と中間時計のまとめ
最終追い切りでは、ポペットとアメティスタが好調教を披露しています。
- **ポペット**: 1/14(水)に栗坂で52.7-12.2(馬なり余力)。追い切り短評は「動きキビキビ」で、脚力最上位にふさわしい動きを見せています。
- **アメティスタ**: 1/14(水)に栗坂で57.6-13.1(馬なり余力)。フットワークは軽快で、先週除外の影響は感じられません。
- **アーリーハーベスト**: 好調持続の評価で、小崎綾騎手や加藤祥騎手を乗せて55秒台で安定した時計を出しています。
- **ロンギングセリーヌ**: 1/14(水)に美Wで67.5-11.7(直強め追う)。僚馬に遅れましたが「余裕残し」との評価であり、順調な調整過程です。
- **エコールナヴァール**: 1/14(水)に美坂で55.2-12.3(G前仕掛け)。黛弘人騎手を背に「動きキビキビ」と、芝替わりに向けて良い仕上がりです。
厩舎コメントと前走内容から見る有力馬の評価
各馬の陣営からのコメントと、前走のレース内容を詳細に分析し、能力を再評価します。
本命候補 ポペット:課題克服なるか
ポペットは前走の赤松賞で2着に入り、直線では目立つ伸び脚を見せました。高橋康調教師は「力み過ぎていたので、それを解消しようと」調整してきたことを明かしています。西岡助手からも「折り合いをクリアできるかどうか」が相手よりも重要な課題であるとのコメントがあり、脚力は最上位ながらも気性面に大きな問題を抱えていることがわかります。
前走の次走メモにも「かなりうるさく返し馬も掛かり気味」「気性面の問題は大きいが、脚力があるのは確か」と記されており、横山典弘騎手の手綱捌きが勝敗を左右するでしょう。
対抗・単穴 アーリーハーベスト、アメティスタの最新情報
アーリーハーベスト(2枠2番)
前走のこうやまき賞(中京9R)では先行して2着と粘り強く、ジェルー騎手は「次は勝てそう」と好評価でした。能力表のレーティングは57.4とメンバー中最高値を示しています。ただし、小林師は「中山までの輸送が鍵」「本当に良くなるのはもう少し先」と慎重な見解を述べています。
アメティスタ(1枠1番)
初戦と前走(福島3R・2歳未勝利1着)で「センスの良さは見せてくれました」と牧浦師は期待を寄せます。前走はスムーズさを欠きながらも、内に進路を見つけて鋭く差し切っており、着差以上の内容でした。先週除外でスライドになりましたが、調教でも「フットワーク軽快」と、態勢は整っていると見られます。
穴馬候補 ロンギングセリーヌとエコールナヴァールの芝適性
ロンギングセリーヌ(3枠3番)
前走は横山和騎手が巧みにスローペースに持ち込んで単騎逃げを打ち、後続に詰め寄られながらも差し返して勝利しました。竹内師は「昇級してもやれそうな内容」と評価しており、ハナにこだわらず展開利を見込んでいます。
エコールナヴァール(8枠8番)
ダートで勝ち上がった馬ですが、森一誠師は「芝でも走れる」と適性に言及しています。テンションが高い面があるものの、調教の動きは前走より一段階アップしており、流れに乗れれば好勝負の可能性を秘めた穴馬候補です。
また、トリスティ(5枠5番)は、ホッカイドウ競馬在籍時に芝で好走歴があり、伊藤圭師は「仕上がりはいい。1勝クラスなら通用して良さそう」とコメントしています。転入初戦の動向にも注目です。
血統傾向から見る中山芝1600m適性
中山芝外回り1600mは最後の急坂が特徴的で、パワーと持続力が求められるコースです。出走馬の父系血統を見ると、中山適性を考察できます。
- ポペットの父サトノクラウンは欧州的なパワーとスタミナを伝える傾向があり、タフな中山コースに高い適性を示す可能性があります。
- アメティスタの父キタサンブラックは、言わずと知れた長距離王ですが、マイル戦でもパワーを活かした走りが期待できます。母父がキングカメハメハ系で、スピードも補完されています。
- アーリーハーベスト、エコールナヴァールの父アドマイヤマーズはダイワメジャー系で、中山マイルで活躍馬を出す傾向にあります。特にエコールナヴァールは母父クロフネとダート適性も兼ね備えており、力の要る芝馬場に対応できるかもしれません。


