2026年1月16日に名古屋競馬場で行われた6R「久保田大登1歳の誕生日(C)」は、2番人気のエリタージュソングが直線で先行勢を豪快に差し切り、見事に優勝を飾りました。レースは1番人気のエイチエヌハーモニと3番人気のアルデストが激しくリードを争う展開となりましたが、勝負どころで外から進出したエリタージュソング(望月洵輝騎手)が、前を圧倒する強い競馬を見せつけました。本記事では、この注目のレースの出馬表、詳細な実況レポート、そして確定着順を詳しく解説します。
2026年1月16日に開催された名古屋6Rは、実力馬エリタージュソングが人気に応える形で勝利を収めました。波乱なく人気上位馬での決着となりましたが、直線での望月洵輝騎手の見事なエスコートが光るレースでした。
実況内容に基づき、入線順位は以下の通りです。
レースの基本情報は下記の通りです。
レース前のオッズでは、エイチエヌハーモニ(1.7倍)が断然の1番人気に推され、エリタージュソング(4.2倍)、アルデスト(4.4倍)までが1桁台の支持を集めていました。出走馬の全情報は以下の通りです。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 厩舎 | オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | サブエガ | 牡6 | 57 | 柿原翔 | 藤ヶ崎一 | 83.8 | 10 |
| 2 | 2 | クィーンミツコ | 牝5 | 55 | 大原浩司 | 戸部尚実 | 46.5 | 6 |
| 3 | 3 | エイチエヌハーモニ | 牡4 | 57 | 渡辺竜也 | 今津博之 | 1.7 | 1 |
| 4 | 4 | ホウオウシーザー | 牡5 | 53 | 小笠原羚 | 地辺幸一 | 51.5 | 8 |
| 5 | 5 | アルーリングソレル | 牝5 | 55 | 筒井勇介 | 沖田明子 | 35.1 | 5 |
| 6 | 6 | エリタージュソング | 牝4 | 55 | 望月洵輝 | 井上哲 | 4.2 | 2 |
| 7 | 7 | ユイットムーラン | 牡4 | 57 | 大畑慧悟 | 宇都英樹 | 13.8 | 4 |
| 7 | 8 | キタサンバンビーナ | 牝5 | 55 | 細川智史 | 藤ヶ崎一 | 53.2 | 9 |
| 8 | 9 | ラッキードラゴン | 牡5 | 57 | 大畑雅章 | 沖田明子 | 47.0 | 7 |
| 8 | 10 | アルデスト | 牡4 | 57 | 山田祥雄 | 今津勝之 | 4.4 | 3 |
単勝1.7倍で圧倒的な支持を集めたエイチエヌハーモニ(1番人気)は、その先行力と安定感が評価されていました。次いで人気を集めたのが、エリタージュソング(2番人気)とアルデスト(3番人気)です。特にエリタージュソングは、末脚の鋭さにかけて高い評価を得ており、先行馬が競り合う展開になれば逆転の可能性が十分にあると見られていました。
4番人気以下の伏兵陣では、ユイットムーラン(4番人気)が上位に食い込めるかが焦点でした。人気上位3頭とはオッズに大きな開きがあり、波乱を起こすには先行集団のペースアップが鍵とされていました。
ここでは、スタートからゴールまでのレース展開を実況内容に基づき解説します。先行争いから直線での差し切りまで、エリタージュソングの勝負強さが際立ちました。
スタートしました。先行争いは、2番クィーンミツコが出ますが、3番エイチエヌハーモニがすぐに先手を取りに行きました。これに10番アルデストが並びかけ、激しい主導権争いとなります。6番のエリタージュソングは、この先行争いを追走する形で3番手集団につけ、1コーナーをカーブしました。クィーンミツコやアルーリングソレルも先行集団後方につけ、タイトな流れとなりました。
向こう正面の中ほどでは、逃げる3番エイチエヌハーモニが半馬身のリードを保ち、外の10番アルデストがぴったりと並走を続けました。残り600mを通過し3コーナーへ。先頭2頭から2馬身差で追走していた2番クィーンミツコを尻目に、外から6番のエリタージュソングがポジションを上げようと進出を開始しました。400mを通過しても先頭2頭は激しく競り合ったままで、勝負は最後の直線に持ち込まれます。
4コーナーを回り、最後の直線へ。先頭は3番エイチエヌハーモニと10番アルデストがまだ並んでいましたが、その外から手ごたえ十分で接近してきたのが6番エリタージュソングです。エリタージュソングは、直線あっさりと前を捕らえ、先行2頭を置き去りにしました。ゴールでは強い競馬を見せつけたエリタージュソングが先頭で入線。2着に10番アルデスト、3着には粘り込みを図った3番エイチエヌハーモニが入りました。
今回の「久保田大登1歳の誕生日(C)」は、エリタージュソングの末脚の爆発力が光る一戦でした。先行争いが激化し、レースのペースが引き上がったことが、差し馬であるエリタージュソングにとって有利に働いたと言えます。望月洵輝騎手の冷静な騎乗も相まって、能力を最大限に発揮しました。エリタージュソングは今後も地方競馬の主要なレースで活躍が期待される一頭です。