JRAの和田竜二騎手(48)が、2026年2月28日の引退を前に、1月11日のレースで負った重傷により現役復帰が不可能となったことが明らかになりました。左手尺骨骨折、左足骨折に加え、左膝靱帯の再手術が必要となり、30年にわたる騎手生活は不本意な形で幕を下ろします。ファンへの感謝を述べつつ、今後は調教師として競馬界を支える決意を表明。愛馬テイエムオペラオーと共に時代を築いた名手のラストライドが幻となった背景と、ファンからの声をまとめます。
JRAの和田竜二騎手(48歳)が、2026年1月11日の京都1Rで落馬した際、左手尺骨骨折と左足骨折の重傷を負いました。その後の経過観察の結果、近日中に左膝靱帯の再手術が必要となり、2月28日に予定されている現役引退日までに復帰が間に合わないことが22日に明らかになりました。
この結果、30年間ファンに愛された和田騎手は、自らの騎乗で現役生活を締めくくることができないという、非常に残念な形で騎手人生に幕を下ろすこととなります。
和田騎手は所属マネジメント会社Risyを通じてコメントを発表しました。左膝の手術が必要であり、「馬に乗るには時間をかけて治療を行う必要がある」と状況を説明しています。
一方で、JRA新規調教師試験に合格しているため、引退後のキャリアについてはすぐに気持ちを切り替えられたとしつつも、「ここまで私を応援してくださったファンの皆様…の前で、最後の騎乗姿を見せられないのは申し訳ない気持でいっぱいです」とファンへの無念の気持ちを伝えています。
コメントの最後は「競馬で勝って喜んでもらえることが何よりに幸せでした。競馬 最高!」という力強い言葉で締めくくられています。
和田騎手は、騎手人生でJRA通算1534勝、重賞50勝という偉大な記録を残しました。ファンからは「困った時の和田竜二」として、穴党には欠かせないジョッキーとして親しまれていました。
引退が迫る中で重傷を負ったものの、ファンからは「生きててよかったよ」「後遺症無しで社会復帰できるならそれだけで十分」と、怪我の深刻さを考慮した上で、無事な調教師転身を願う声が多く寄せられています。
今回の落馬事故は、和田騎手が進路妨害を受けたことが原因とされており、一部のファンは加害側とされる高杉騎手に対して強い批判を向けています。
ネット上の議論では、今回の落馬をめぐり、高杉騎手の騎乗技術やモラルについて厳しい声が上がっています。
和田騎手のキャリアは、稀代の名馬テイエムオペラオーと切っても切り離せません。和田騎手はテイエムオペラオーと共に、「グランプリ3勝、春秋天皇賞3連覇、クラシック勝利、JC勝利」など、輝かしい記録を達成しました。
ファンの中には、「武豊でもできなかった20代で古馬王道G1完全制覇した男」として、その偉業を再認識する声も上がっています。
和田騎手は調教師試験に合格しているため、今後は競馬界を去るのではなく、新たな立場で活躍することになります。
今回の負傷は重症であるものの、「調教師になったのに馬に乗れなくなるような絶望的なケガでなくてよかった」と、調教騎乗の可能性が残っていることに安堵する声も聞かれます。
和田騎手は「調教助手として再スタート」を切る(編集注:調教師免許は取得済み)ため、多くのファンは「調教師として成功したらいいな」と期待を寄せており、特にテイエムオペラオーの勝負服を再び見たいという声も聞かれます。
引退レースが叶わなかった和田騎手に対し、「せめて引退式ぐらい無いんか?」「引退セレモニーくらいはやってほしい」と、JRAによる正式なセレモニーの開催を望む声が高まっています。
重傷のため、すぐに胴上げや神輿に乗ることは難しい状況ですが、ファンは怪我が治った後、誘導馬に乗るなどして競馬場を歩く姿を見せてほしいと願っています。