本稿では、2026年1月5日に行われる中山競馬場4R、4歳以上1勝クラス(ダート2400m)を詳細に分析します。中心となるのは、安定した走りと高いレーティングを持つキャストロププ、そして中山コースとの好相性が光るステイアンビシャスです。調教データや厩舎コメントに基づき、この長距離ダート戦で勝利を掴む可能性が高い注目馬を徹底解説します。
この記事の要点
- 本命は安定感抜群のキャストロププです。レーティング58.3で、前走2着の走りからも勝機到来と見られています。
- 対抗のステイアンビシャスは中山ダートとの好相性があり、時計のかかる稍重馬場が有利に働く可能性が高いです。
- マウントバーノンは前走で体調を崩していましたが、中間を使って中身が良化しており、2走前の好走再現に警戒が必要です。
- アルデツヨシは右回り・長距離の中山ダ2400mへの距離延長で変わり身を見せる可能性があり、穴馬としての警戒が必要です。
- スマートクオーレはタフな馬で連闘後も問題なく、バテない強みを長距離で活かせるかどうかが鍵となります。
レース概要と主要な出走馬の評価
本レースは2026年1月5日、中山競馬場4R、4歳以上1勝クラス(ダート2400m)として開催されます。馬場状態は「稍重」で、この条件ではスタミナとパワーが要求されるタフな展開が予想されます。推定タイムは重馬場時で2:34.3が示されており、時計のかかる消耗戦となる可能性が高いです。
最有力候補:キャストロププ
馬番11のキャストロププは、レーティング58.3と出走メンバー中トップの評価を得ています。前走の中山8Rでは惜しくも2着でしたが、丹内祐騎手は「完璧な立ち回りでしたが、今日は相手が強かったですね。よく頑張ってくれています」とコメントしており、能力の高さを示しました。尾形和師も「いつも1頭強い馬がいるが、安定はしている。そろそろ順番だと思う」と、勝利への強い期待を寄せています。
調教でも12/31に美坂で一杯に追われており、「実戦で変わる馬」という短評が示す通り、本番でのパフォーマンスに期待できます。
対抗馬/警戒馬:ステイアンビシャスとマウントバーノン
ステイアンビシャス(馬番13)
- レーティングは56.6で、中山コースとの相性が良いと評価されています。
- 松岡正騎手は「ダートの長丁場が合っています」「今の時計のかかる馬場は合います」と適性を強調しており、展開一つでいつ勝ってもおかしくない実力馬です。
- 前走の4着時も、後方の外から追い上げて長く脚を使っており、長距離戦でのスタミナは証明済みです。
マウントバーノン(馬番6)
- 戸田師は前走について「前回は体が減っていたし、休養明けで息もできていなかった」と敗因を分析。
- 今回は「使って中身は良くなっている。2走前は2着だし、改めて」と良化をアピールしており、馬体回復が確認できれば有力な巻き返し候補となります。
- 調教は12/31に馬なり余力でこなしており、「脚取り確か」と順調な調整過程にあります。
厩舎・騎手コメントと前走内容の詳細分析
距離延長で変わり身期待の馬
- アルデツヨシ(馬番2):前走の東京2100mでためが利かなかったことから、陣営は「右回りでコーナーが多い中山の2400メートルなら変わるかも」と期待を寄せています。初勝利を挙げた距離への挑戦であり、12/31の調教では1F 11.7秒の好時計で「立て直し良化」の評価を得ています。
- ウインイメル(馬番5):近走で「行きっぷりが悪い」ため、深山師は距離を延長し、「前、前で運べれば」と先行策を期待しています。
- ブレイクザアイス(馬番3):道中のスピード不足が課題ですが、森一誠師は「距離を延ばしてこの舞台を試してみる。スタミナはあるので」と長距離戦で活路を見出しています。
注目すべき調教評価の馬
| 馬名 | 最終追い切り日(12/31) | 評価(短評) | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| キャストロププ | 美坂(2回) | 実戦で変わる馬(一杯に追う) | 調教内容は強め。実戦向きの調整。 |
| アルデツヨシ | 美W(1) | 立て直し良化(強めに追う) | 終い11.7秒の好時計。急上昇の気配。 |
| スマートクオーレ | 美W(7) | 好気配保つ(馬なり余力) | 連闘明けでも順調。タフさが持ち味。 |
| チビノシエラザード | 美坂(1回) | 一息入るも上々(強めに追う) | 再度ダートの長いところで前進を期待。 |
中山ダート2400mの適性と血統傾向
中山ダート2400mは、中央競馬のダート戦で最も長い距離の一つであり、ペースが緩む可能性が高く、スタミナを温存しつつ、勝負どころでバテない持続力が鍵となります。また、右回りかつ急坂がある中山コースでは、機動力とパワーが必須です。
ルヴァンスレーヴ産駒の長距離適性に注目
出走馬のうち、キャストロププ、マウントバーノン、カイトヴィントの3頭がダートG1馬ルヴァンスレーヴの産駒です。ルヴァンスレーヴ産駒は、ダート中長距離での適性を秘めており、今回の長距離戦で強みを発揮する可能性があります。
タフなコースで活きる血統
- スマートクオーレは、オルフェーヴル産駒であり、タフなコースや長距離戦での底力に期待できます。厩舎コメントの「タフな馬で問題ない」という評価も、この血統的な背景を裏付けています。
- ステイアンビシャスは、母系にジャイアンツコーズウェイやディストーティドヒューマーといったダートでのパワーと粘り強さを持つ血統が入っており、中山の稍重馬場に適性を見せる可能性が高いです。