世代トップクラスのスピードを持つ牝馬リリージョワ。その強さは目覚ましいものの、桜花賞が開催される阪神芝1600mへの距離適性については議論が分かれています。前走でダイヤモンドノットを完封した圧倒的なパフォーマンスを評価しつつ、ルメール騎手や武幸調教師のコメント、そして過去の強気の逃げ馬レシステンシアやライバル馬スターアニスと比較しながら、同馬のクラシック挑戦の可能性と、スピードを活かせるベストな距離を考察します。
この記事の要点
- リリージョワは前走で圧倒的なスピードを見せ、ダイヤモンドノットを完封する強さを示した。
- ルメール騎手はレース後、「マイペースで逃げた」「息も入りリラックスした」とコメントしているが、一部では暴走気味の逃げを指摘する声もある。
- 桜花賞(1600m)への距離適性は最大の焦点。短距離説(1400mまで)とマイルも克服可能説で意見が対立している。
- 気性難や脆さを指摘される父シルバーステート産駒であり、今後のメンタルと耐久性がG1戦線での鍵となる。
- 過去の先行馬レシステンシア、類似タイプとされるメイケイエールとの比較が盛んに行われている。
リリージョワの圧倒的なスピードと戦績
リリージョワの快進撃は競馬ファンの間で大きな話題となっており、掲示板のコメントは「本当に強すぎワロタ」、「桜花賞馬決まったな」といった絶賛の声が支配的です。その最大の要因は、他馬を圧倒する絶対的なスピード能力です。
ダイヤモンドノットを完封した前走のインパクト
特に注目されているのが、前走でダイヤモンドノットを完封したパフォーマンスです。この勝利により、リリージョワはクラシック路線の有力候補として確固たる地位を築きました。掲示板では、ダイヤモンドノットを相手に勝っていることから、「阪神JF組は微妙そうだし桜花賞馬だわ」との評価も見られます。
ルメール騎手による「マイペース逃げ」の真相
リリージョワのレーススタイルは、道中抑えが効かない一本調子な側面があるため、「暴走」と見なす意見と「スピードが違いすぎた」と評価する意見に分かれています。
ルメール騎手はレース後のコメントで、道中「ペースが落ちたときに少しハミを取ったので、マイペースで逃げました。先頭に立ってからは落ち着いて息も入ってリラックスしました」と語っています。結果的に1着リリージョワは1:20.7という好タイムを記録しています。
リリージョワの距離適性に関する意見のまとめ
リリージョワのマイル適性については、ルメール騎手や過去の戦績を基に様々な意見が交わされています。
| 距離/レース | 評価 | 根拠(コメント抜粋) |
|---|---|---|
| 1400m | 相当強い/ベスト | ルメールが1400ギリギリと言及、千四までなら相当な感じ |
| 1600m (マイル/桜花賞) | 不明/疑問 | 距離延長無理、阪神の坂で止まるだろう |
| 1600m (マイル/桜花賞) | 克服可能 | 浜中で1500m勝ち実績あり、祖母アヴェンチュラで血統的に持つ |
| スプリント (1200m) | 可能性あり | 本来は1200mの馬をルメールが誤魔化している、スプリンターズSで勝ち負け |
桜花賞(マイル)への距離適性:議論の焦点
リリージョワの次走として最も期待されるのは桜花賞ですが、1600mという距離に対する懸念が多くのコメントで示されています。マイルの適性をめぐり、競馬ファンや関係者の間で様々な意見が飛び交っています。
「1600m無理」説の根拠(ルメール騎手の見解と気性難)
距離不安を主張する主な根拠は、ルメール騎手が「1600mは無理らしい」と発言していること、そして道中抑えが効かない気性の激しさを持つため、クラシック戦線で揉まれたりハナを叩かれたりするとガス欠するリスクがあることです。また、父シルバーステート産駒の傾向としてメンタルの脆さが指摘されています。
阪神競馬場の坂への懸念
リリージョワが好走した京都競馬場は最後に坂がないコース設計ですが、桜花賞が行われる阪神競馬場は急坂があります。この点について、「京都は最後に坂がないから止まってないだけで坂ありの阪神でどうなるか。十中八九止まるだろう」という厳しい見方も出ています。
1600mを克服できる血統的な根拠
一方で、マイル適性を支持する声もあります。根拠として、祖母がアヴェンチュラ、母も全レース2000m以上を走っている血統背景が挙げられています。また、リリージョワは浜中騎手で洋芝1500mを楽勝している事実から、マイルは十分に持つ可能性があるとの指摘もあります。
比較対象馬レシステンシア・スターアニスとの共通点と相違点
リリージョワのような圧倒的なスピードを持つ先行馬が登場すると、過去の活躍馬との比較は避けられません。特に、同じく強い先行力で阪神JFを制したレシステンシアや、気性の難しさを持つメイケイエール、そして短距離のライバルとされるスターアニスが比較対象として挙げられています。
レシステンシア、メイケイエールとの類似点
リリージョワの評価は、デビュー当時のレシステンシアと類似しています。レシステンシアも阪神JFで圧倒的なスピードを見せましたが、距離不安から当初の評価は低かった経緯があります。リリージョワもまた「気性がキチガイ」、「メイケイエールと同種」といった気性的な懸念が指摘されており、この一本調子な走りがマイルでどう影響するかが焦点です。
父シルバーステート産駒の特徴と将来性
父シルバーステートはディープインパクトの直仔で、種牡馬として成功を収めつつあります。しかし、その産駒は「メンタル脆いのか負け出すとそのまま奈落へ」、「頭おかしい馬ばかり」といった厳しい評価も散見されます。一方で、武幸四郎厩舎とは相性が良いとの指摘もあります。
リリージョワのキャリアは、春のクラシックを過ぎると短距離路線へ移行する可能性も高いと見られています。具体的な適鞍として、「高松宮記念」や「函館スプリントSからアイビスサマーダッシュからスワンSのローテーション」といった短距離路線の提案も出ています。シルバーステート産駒は「多分枯れるのは早いだろうし春のうちにG1勝ちたいな」という、その特性を理解した上での意見も出ています。
