世界的トップジョッキー、ランフランコ・デットーリ騎手(55)が昨年3月に破産申請を行ったとされる報道の続報が注目を集めています。英国メディアによると、滞納していた税金の額は76万5000ポンド(約1億6500万円)に上ると報じられました。この報道を受け、ファンからは「なぜこれほどの名手が?」と驚きの声が上がり、その破天荒な私生活や金銭感覚についての議論が交わされています。デットーリ騎手のキャリアの光と影、そして今後の動向について詳しく解説します。
競馬界の世界的名手、ランフランコ・デットーリ騎手(55歳)が、税金未払いを理由に昨年3月に破産申請を行った件が、改めて注目を集めています。このニュースは、英国の主要競馬メディアである「レーシングポスト」や大衆紙「ミラー」の電子版で報じられました。
今回明らかになった滞納額は76万5000ポンド、日本円にして約1億6500万円に達すると報じられています。この金額が「ぽっち」ではないか、という意見も一部で見られますが、これは長年にわたる追徴課税の結果として発生した負債の処理後の残額である可能性が指摘されています。
| 項目 | 詳細 | 情報源/補足 |
|---|---|---|
| 滞納税金総額(判明分) | 76万5000ポンド | 約1億6500万円に相当 |
| 破産申請時期 | 昨年3月 | 税金未払いが主要な原因 |
| 破産の主な原因 | 非合法的な節税スキームによる巨額の追徴課税 | 資産管理会社の税務問題とされる |
| 過去の年間契約金(ゴドルフィン時代) | 約6億円 | 巨額な収入があったことが示唆される |
当初、破産申請はデットーリ騎手の資産管理会社が行ったものであり、個人は依然として「セレブのまま」であるという見方もありました。しかし、その後、個人としても破産申請を行っているとの情報も出ており、状況は複雑です。ファンコミュニティでは、この問題は「浪費」によるものではなく、資産管理会社が利用していた節税スキームが税務当局に認められず、結果として巨額の罰金や追徴課税を支払うことになったためである、という意見が有力視されています。
デットーリ騎手は、その圧倒的な実力とカリスマ性で知られる一方、「破天荒」な私生活の持ち主としても有名です。巨額の税金滞納のニュースは、彼の金銭感覚や私生活の乱れに起因するのではないかという憶測を呼びました。
全盛期にはゴドルフィンの主戦騎手として年間約6億円の契約金を得ていたとされ、総資産は1500万ポンド(約32億円)とも言われていました。それだけの収入がありながら破産に至ったため、一部では生活レベルを落とせないという問題や、資産運用に失敗したのではないかという意見が出ています。
ファン間の議論では、デットーリ騎手の金銭問題を巡る背景として、その奔放な私生活が度々挙げられました。具体的には、女遊びの激しさや、ゴシップで報じられた婚外子の存在、そして過去に2度問題となったコカイン使用歴が指摘されています。これらの「常識が通用しない」とされる行動様式が、結果的に金銭面での破滅を招いたのではないかという見方もあります。
巨額の負債を抱えたデットーリ騎手に対し、日本のファンからは「日本で短期免許を取得すれば、すぐに返済できたはずだ」という意見が目立ちました。日本競馬は世界のトップジョッキーにとって非常に高収入を得られる場として知られており、デットーリ騎手の実力からすれば、短期間で1億6500万円を稼ぐのは不可能ではないという期待があったようです。
デットーリ騎手は2023年に一度引退を表明しましたが撤回し、その後も現役を続けていました。2024年からはアメリカに拠点を移して活動していましたが、2025年11月のブリーダーズカップをもって再び引退を表明しています。
デットーリ騎手、通称「フランキー」は、欧州において競馬ファンを超えた絶大な知名度を誇ります。勝利後に馬の背から飛び降りる「フライング・ディスマウント(デットーリ・ジャンプ)」は彼の代名詞であり、メディア露出も多く、スポーツ文化のアイコンとして深く定着しています。一部のファンは、彼の存在を、日本競馬における武豊騎手や、音楽界におけるクイーンのフレディ・マーキュリーのような「天才ロックスター」的存在として評価しています。
引退表明後、デットーリ騎手はブリーダーズカップ後に南米遠征を行っており、2026年2月1日にチリで開催される「エルダービー」が公式なラストランとなる予定です。引退後は、イラン出身の実業家キア・ジューラブシャンが率いる馬主グループ「アモレーシング」のアンバサダーに就任することが報じられています。