フォーエバーヤング、ウシュバテソーロ成功で問われる国内GIの価値:コントレイルら芝路線の評価は?

近年、フォーエバーヤングやウシュバテソーロといったダート馬がブリーダーズカップクラシック(BC)やドバイなどの海外ビッグレースで成功を収めたことで、国内の芝G1レース、特にクラシックやジャパンカップ(JC)の相対的な価値について議論が巻き起こっています。「海外実績が国内G1を上回る評価を得る」という現状が日本競馬界に与える影響を深掘りします。

この記事の要点

  • ダート馬(フォーエバーヤング、ウシュバテソーロ)が海外で高額賞金を獲得し、国内芝馬よりも稼げる時代になったという見方が広がっている。
  • BCクラシックを制したフォーエバーヤングの成功により、「日本で走る必要がない」という海外志向が加速している。
  • 国内芝馬のレベルが低下しているという指摘があり、特にコントレイルなど過去の三冠馬と現役芝馬を比較したクラシック路線の価値低下が議論されている。
  • 芝の専門家(馬主や調教師)が海外の頂点を取れていない中、ダート馬が世界の頂点を取ったことで、芝路線への厳しい視線が集中している。

フォーエバーヤング成功がもたらした「国内GIの価値崩壊」

ブリーダーズカップクラシック(BC)を制覇したフォーエバーヤング(エバヤン)と、海外高額賞金レースで活躍するウシュバテソーロといったダート馬の活躍は、日本競馬界の評価構造を大きく変えています。掲示板では「芝の最強馬よりダートの最強馬の方が賞金稼げる時代」であり、「日本競馬のレベルが落ちた」という意見も見られます。

ダート馬が海外で「パパ活(出稼ぎ)」する時代

円安の影響もあり、日本の馬主が海外レースに出走させることで高額賞金を狙う「海外出稼ぎ」の構図が生まれていると指摘されています。実際に、出稼ぎを成功させたのは芝馬ではなくダート馬であり、矢作調教師は今年も海外中心のローテーションを組む可能性が示唆されています。

BCクラシック勝利が覆した国内評価の構造

フォーエバーヤングが日本調教馬として初めてBCクラシックを制したことで、国内のG1レース実績よりも海外実績の方が評価される傾向が強まっています。一部では、この成功により「日本で走らせる必要がない」という価値観が定着しつつあるという議論もされています。

芝路線の「レベル低下」とクラシック馬への厳しい視線

海外でのダート馬の成功とは対照的に、国内の芝路線のレベル低下を懸念する声が多く挙がっています。純粋な芝馬の国内レベルはここ20年で最低水準であり、ジャパンカップ(JC)で海外馬を抑えきれない現状が、芝馬の価値を下げています。

クラシック路線(コントレイル)の価値低下論争

三冠馬コントレイルはJCも勝利していますが、彼以降の世代のクラシック馬に対しては「クラシックの価値を下げた三冠馬」という厳しい意見も出ており、クラシックの評価自体が揺らいでいます。クラシックの価値がサウジのレース以下の地位になったという極端な意見さえ見受けられます。

ジャパンカップ(JC)の相対的地位の変動

JCはかつて世界最高峰のレースの一つと見なされていましたが、ダート馬がJCを勝ったわけではないにもかかわらず、芝の専門家が世界の頂点を取れないため、国内芝馬が「クズの集まり」と見なされる一因となっています。

国内外実績と評価の対比表

議論の中心となる主要馬の国内外実績と、それに伴う評価の変遷を以下にまとめます。

馬名主要実績(海外)国内評価(議論の焦点)評価の理由
フォーエバーヤングBCクラシック勝利(世界の頂点)年度代表馬選出海外実績が国内を上回る評価(勝者)
コントレイルG1三冠、JC勝利クラシック価値低下の原因顕彰馬選出や種牡馬評価への疑問
ウシュバテソーロ海外高額賞金レース成功芝の最強馬より稼げるダート馬が芝馬より賞金を稼げる時代の証明
カランダガンJC勝利特別賞受賞JRA賞の評価基準(海外所属馬への敬意)

海外GI実績とJRA賞の評価基準

国内G1やグランプリの価値を軽視する傾向が増している背景には、JRA賞の選定規則と海外馬への対応が影響している可能性があります。

カランダガンが受賞した特別賞の是非

ジャパンカップで勝利したカランダガンに対して特別賞が贈られた件についても議論があります。カランダガンはJCを制したものの、特別賞止まりの扱いであり、国内の競馬記者の評価基準が問われています。

矢作調教師の海外戦略と今後の動向

調教師が「一緒に海外で出稼ぎしない?」と誘うような状況は、日本のトップ層が国内よりも海外での実績を優先する姿勢を強めていることを示唆します。今後、馬主が海外で馬を購入し、国内の有力馬が次々と海外遠征に向かい、結果として日本のレベルが更に下がるという懸念も示されています。

ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

競馬予想家 (経験20年)

データ関連企業の社長であり、学生時代にはアルゴリズムコンテストで世界3位に入賞したAI技術者。20年以上にわたり統計解析を競馬予想に応用してきた競馬予測家でもあります。生成系AIを駆使した客観的で革新的な競馬予想を提供し、「生成AI競走馬評価」などのコンテンツを通じて、競馬をより深く楽しめるようサポートしています。

専門分野: AIを使った競馬予想。生成AIを使ったコンテンツ作成
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主な活動実績 AI競馬マスターズ2023: 3位入賞 俺プロ: 馬将認定 参考成績(中央): https://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=562 参考成績(地方): https://yoso.netkeiba.com/nar/?pid=yosoka_profile&id=562

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