コントレイル産駒は「歴史的大失敗」か?京成杯(G3)のジーネキング、京都新馬戦のロードスタニングとラルクアンレーヴの崖っぷち

無敗の三冠馬コントレイルの初年度産駒は、当初の期待を大きく裏切り、種牡馬成績でキタサンブラック産駒に逆転され「大失敗」と評されています。特に2歳夏以降の成績急降下が顕著であり、産駒に共通する適性の偏りも課題です。この記事では、種牡馬コントレイルの現状をデータから分析するとともに、京成杯に出走するジーネキング、京都新馬戦で多頭出しとなるロードスタニングやラルクアンレーヴなど、注目の産駒の展望を解説します。(約150字)

この記事の要点

  • コントレイル産駒は、同期のキタサンブラック産駒に獲得賞金で逆転され、種牡馬成績の比較で劣勢となっている状況です。
  • 2025年7月に勝率33.3%を記録したものの、2026年1月には勝率4.3%と成績が急激に尻すぼみしており、早熟・早枯れの傾向が指摘されています。
  • 産駒はスピードや瞬発力に欠け、芝1800m以上のドスロー(緩い流れ)が必須という得意条件の偏りが課題とされています。
  • 1月18日のレースでは、京成杯(G3)にジーネキングが出走するほか、京都の新馬戦(芝2000m)でロードスタニング、ラルクアンレーヴを含む4頭出し体制で臨みます。

コントレイル産駒の種牡馬成績は「歴史的大失敗」か

無敗の三冠馬として期待されたコントレイルの初年度産駒は、デビュー当初こそ勝ち星を挙げたものの、2歳シーズン後半から急速に成績を落としています。掲示板では、その成績を「歴史的大失敗」と評する声が散見されます。この状況が続けば、「令和のラムタラ」と呼ばれる可能性も指摘されています。

キタサンブラック産駒との賞金比較と明暗

コントレイル産駒は、種付け料が半額以下であったキタサンブラック産駒に、早くも獲得賞金で逆転されるという厳しい状況にあります。1月17日時点のデータ比較は以下の通りです。

コントレイル産駒とキタサンブラック産駒の成績比較(1/17時点)
項目コントレイル産駒キタサンブラック産駒
出走頭数83頭83頭
総出走回数175回198回
総勝利数21勝21勝
2勝馬1頭2頭
重賞馬0頭1頭
獲得賞金¥304,509,000¥308,903,000

獲得賞金ではキタサンブラック産駒が上回り、重賞勝ち馬もキタサンブラック産駒が輩出しています。コントレイル産駒は、出走頭数が同数ながら、2勝馬や重賞実績で遅れを取っています。

深刻な成績の尻すぼみ傾向と早枯れの懸念

コントレイル産駒の成績は、シーズンが進むにつれて急激に悪化しています。特に月別の勝率を見ると、早枯れや早熟の傾向が疑われています。

  • 2025年7月: 勝率 33.3%(6戦2勝)
  • 2025年8月: 勝率 17.6%(17戦3勝)
  • 2025年10月: 勝率 15.8%(38戦6勝)
  • 2026年1月: 勝率 4.3%(23戦1勝)

勝率が大きく低下していることに加え、京都では33連敗、未勝利戦では27連敗中というデータが報告されています。この成績の急降下から、「早枯れが確定した」という厳しい意見も出ています。

コントレイル産駒に共通する適性と課題

コントレイル産駒は総じて似たような傾向を示すことが指摘されており、その強い遺伝力ゆえに、得意な条件が非常に限定されています。

最大の問題:「ギアのなさ」とドスロー展開への依存

産駒の多くはスピード不足であり、マイル以下のレースでは対応が難しいとされています。また、レースのペースが速くなると苦しくなり、特に前半59秒や58秒といったペースは「地獄」と表現されています。

コントレイル産駒のレースにおける特徴は、勝負どころで他馬のように「バッと一気にスイッチが切り替わる(ギアが上がる)感じ」がなく、ずっとジリジリ走っているように見える点です。そのため、他の馬が加速した際にサッと動けず、不利を受けているように見えてしまうことが多いと分析されています。

この特性から、産駒の主戦場は芝やダートといった馬場ではなく、「ドスロー戦」であると指摘されています。好走するためには、前半61〜62秒程度の緩いペースが必須条件です。

産駒の得意条件が固まる強い遺伝力

全ての産駒が似た得意条件(芝1800m~2000mのドスロー戦)に集中してしまい、結果的に同じレースに多頭出しをせざるを得ない状況が生まれています。例えば、京都の新馬戦(芝2000m)で4頭出し(ベルドゥニュイ、ラルクアンレーヴ、ラピス、ロードスタニング)となることも、その偏りを物語っています。

また、調教過程においても、坂路のタイムが良くない馬が多いという懸念点も挙げられています。坂路での時計が良くない馬は、平坦な京都でも厳しい結果に終わる可能性が指摘されています。

ディープインパクト系後継種牡馬の行方

コントレイルの種牡馬成績の不振は、ディープインパクト系後継種牡馬の今後についても議論を呼んでいます。

インディチャンプ産駒とのAEI比較に見る現状

コントレイル産駒の現状は、インディチャンプ産駒と比較されるほど厳しいものとなっています。種付け料に大きな差があるにもかかわらず、AEI(アーニングインデックス)ではインディチャンプ産駒に負けているという指摘があります。

インディチャンプの種付け料はコントレイルの10分の1程度であり、肌馬の質や数の有利さがありながらAEIで劣る状況は、コントレイルの遺伝力の課題を示唆しています。

イクイノックス産駒への期待とコントレイルの失敗

今後のディープ系を担うイクイノックス産駒への期待は大きいですが、某一流ホースマンが「コントレイルみたいな事もあるからね」と失敗例としてコントレイルを挙げたという話もあり、種牡馬の成功は絶対ではないことが示唆されています。

しかし、イクイノックスはコントレイルと比較して「絶対能力が違いすぎる」という意見や、キタサンブラック譲りの脚長フレームや抜群の身体能力から、良いところが遺伝すれば成功する可能性が高いという見解もあります。一方で、コントレイルは若駒のうちに馬体が完成する早熟型であるのに対し、キタサンやイクイノックスは晩成型であるという、成長過程の違いも指摘されています。

コントレイル産駒に関するFAQ

コントレイル産駒の現在の成績はどの程度悪いのですか?

同期のキタサンブラック産駒に獲得賞金で逆転されており、重賞勝ち馬も出ていません。特に2025年7月の勝率33.3%に対し、2026年1月は勝率4.3%と、月を追うごとに成績が大きく低下している傾向が見られます。

コントレイル産駒の特徴や得意なレース条件は何ですか?

産駒の多くはスピードや瞬発力(ギア)に欠けると指摘されており、ペースが速くなると対応できません。芝1800m以上の、極端に緩い流れ(ドスロー戦)が好走できる唯一の条件であると分析されています。

関連記事

ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

競馬予想家 (経験20年)

データ関連企業の社長であり、学生時代にはアルゴリズムコンテストで世界3位に入賞したAI技術者。20年以上にわたり統計解析を競馬予想に応用してきた競馬予測家でもあります。生成系AIを駆使した客観的で革新的な競馬予想を提供し、「生成AI競走馬評価」などのコンテンツを通じて、競馬をより深く楽しめるようサポートしています。

専門分野:AIを使った競馬予想。生成AIを使ったコンテンツ作成
実績・資格:

主な活動実績 AI競馬マスターズ2023: 3位入賞 俺プロ: 馬将認定 参考成績(中央): https://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=562 参考成績(地方): https://yoso.netkeiba.com/nar/?pid=yosoka_profile&id=562

YouTube1 / 3