2026年1月12日に中山競馬場で行われた第51回ニューイヤーステークス(L)は、能力馬の取捨選択が焦点となった一戦です。特に注目されたのは、長期休養明けで馬体重が+22kgと発表された「怪物」ファンダムの仕上がり。結果的にカピリナ(横山典弘騎手)が牡馬相手に斤量57kgで勝利し、その実力を証明しました。本記事では、掲示板のコメントを中心に、ファンダムの評価、カピリナの勝因、その他の注目馬について徹底的に議論します。
この記事の要点
- ニューイヤーステークスは、牝馬のカピリナが牡馬相手に斤量57kgを背負いながら、横山典弘騎手の騎乗で勝利を収めた。
- 「怪物」ファンダムは長期休養明けで馬体重が+22kgと大幅増となり、「緩い仕上げ」「デブ」など仕上がりに関する議論が集中した。
- ファンダムの+22kgは、成長分と見る意見と、単なる「デブ」と見る意見に二分され、結果的に伸びきれずに敗戦したことで緩い仕上げが指摘された。
- カピリナの勝利は、前走ターコイズステークスで見せた末脚が本物であったこと、および中山マイルでのコース適性を横山典弘騎手が引き出したことが勝因と評価された。
- ダノンエアズロックやゴンバデカーブースといったかつての堀厩舎の期待馬たちについても、早熟説などが議論の的となった。
ニューイヤーステークス出走馬とレース結果の概要
第51回ニューイヤーステークス(L) 出走馬一覧
1月12日の中山メインレースとして行われたリステッド競走の出走馬一覧は以下の通りです。特に長期休養明けの8番ファンダム、そして前走で注目を集めた4番カピリナに注目が集まりました。馬名の「[馬名非公開]」は不適切な表現として、SNS等でも話題となっていました。
| 枠番/馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 (kg) |
|---|---|---|---|
| 1枠1番 | ダノンエアズロック | 津村明秀 | 55.0 |
| 2枠2番 | ランフォーヴァウ | 石川裕紀人 | 60.5 |
| 2枠3番 | タシット | 三浦皇成 | 56.0 |
| 3枠4番 | カピリナ | 横山典弘 | 58.0 |
| 3枠5番 | リラボニート | 戸崎圭太 | 56.0 |
| 4枠6番 | マルチハクサンバード | 小崎綾也 | 54.0 |
| 4枠7番 | ゾンニッヒ | 荻野極 | 59.0 |
| 5枠8番 | ファンダム | 北村宏司 | 60.0 |
| 5枠9番 | ゴンバデカーブース | 佐々木大輔 | 58.0 |
| 6枠10番 | アケルナルスター | 丹内祐次 | 57.0 |
| 6枠11番 | エエヤン | 杉原誠人 | 59.0 |
| 7枠12番 | ダイシンヤマト | 吉田豊 | 57.0 |
| 7枠13番 | [馬名非公開] | 菅原明良 | 59.0 |
| 8枠14番 | シルトホルン | 大野拓弥 | 59.5 |
レース結果の焦点:「カピリナ」の強さと「ノリマジック」
レースはカピリナ(4番)が牡馬相手に斤量57kgを背負いながら勝利を収めました。カピリナは距離が不安視されていたものの、横山典弘騎手の騎乗により克服されたと評価されています。掲示板のコメントでは「内からノリが生えてきた!?」や「中山はノリさんやなー」と、横山典弘騎手の手腕が勝因として強く支持されました。
特に、カピリナは前走のターコイズステークスで上がり最速を記録して6着に入っており、その末脚の能力は本物であるという見方が強まっています。また、カピリナは内枠の芝レースでの連対率が高いことも指摘されています。
怪物「ファンダム」への期待と大幅馬体重増の真実
本レースで最も大きな議論を呼んだのは、長期休養明けのファンダム(8番)でした。ダービー以来7ヶ月ぶりの出走に加え、馬体重が前走比で+22kgと発表されたことで、多くのユーザーがその仕上がりについて懸念を示しました。
衝撃の+22kg!「デブダム」か「成長分」か
ファンダムの+22kgという馬体重増に対しては、「緩い仕上げ」「豚」「デブデブやんけ」といった厳しい意見が多く飛び交いました。管理する大久保調教師も「ちょっと重いかな」とコメントしていたことが指摘されています。
一方で、+22kgを単なる太目ではなく成長分として捉える意見もありました。キャロットクラブ会員からの情報として、「豚ではなく筋肉で増えた」という声や、「全てが筋肉」という見方もありました。また、長期休養の原因として熱発やダービー出走の影響があったとし、北海道での肥育を経ての出走であるため、この仕上げは目標ではない次走への叩き台であるという認識も共有されていました。
結果として、ファンダムは直線で一旦は突き抜けそうになるも、最後は伸びを欠く形となりました。この走りを受け、「緩い仕上げが裏付けられた」「ファンダム化け物ではないなー」という評価に落ち着きました。
ファンダムのポテンシャルと次走展望
ファンダムは新馬戦でラスト1F 10.8秒という歴史的な時計を出した「怪物」として、依然としてそのポテンシャルに大きな期待が寄せられています。
今後のローテーションとしては、東京新聞杯を経て安田記念への出走が予想されています。今回叩き台としての走りで及第点を得たことで、次走以降の巻き返しに注目が集まります。
その他の注目馬とレース後の評価
本レースには、ファンダム以外にも、かつて高い評価を得ていた馬や、コース適性が問われる馬が出走していました。
ダノンエアズロックとゴンバデカーブースの評価変遷
ダノンエアズロック(1番)とゴンバデカーブース(9番)は、かつて堀厩舎に所属し、競馬ファンから「元怪物2頭」として注目されていました。しかし、「早熟も早熟で3歳春にはピークアウトしていた」という厳しい評価も見られます。
- ダノンエアズロック: 最内枠とテン乗りの津村騎手で苦しい戦いが予想されていましたが、人気を集めた背景には、弥永氏が発信した「左トモの弱さが解消してきた」というコメントがあったと推測されています。
- ゴンバデカーブース: 新馬戦・サウジRCで内容の良い勝ち方を見せ、NHKマイル4着まではポテンシャルが評価されていましたが、ダービー以降の不振から、馬券の「紐」として扱い続けるべきか悩むユーザーも見られました。
リラボニートとダイシンヤマトへの期待
リラボニート(5番)は、本来コーナリング性能に優れており、中山では捲り気味に動ける丹内騎手が望ましいとされていましたが、戸崎騎手への乗り替わりが不安視されていました。結果的に戸崎騎手では持ち味を消されてしまったという声もあり、前走(53kg)が買い時だったとする意見も見られました。
ダイシンヤマト(12番)は「中山の鬼」として、前有利な展開や得意なコースであれば3着圏内への食い込みが期待されていました。
ゾンニッヒの距離適性に関する議論
ゾンニッヒ(7番)については、レース後、「追い出しが遅い」という指摘の他に、陣営が1200mばかり使っているが本来は1600mが最適ではないかという距離適性に関する議論がありました。
競馬予想コミュニティの動向と傾向
本スレッドでは、レースの議論の傍ら、競馬予想を生業とする一部の予想家に関する言及や収支報告が目立ちました。
競馬予想家の収支報告
特定の予想グループ(中井グループ/松浦スタッフ、アギョウ氏)の最新の収支報告が共有されていました。これは情報提供というより、エンターテイメントとして共有されている側面が強いと考えられます。
| 予想家/グループ | 期間 | 買い目先出し(合計) | 買い目後出し(合計) |
|---|---|---|---|
| 松浦スタッフ | 京王杯2歳S~1/12中山11Rまで | 10勝96敗 / マイナス286万3920円 | 4勝0敗(的中率100%) / プラス230万6000円 |
| アギョウ氏 | 2026年 1/4~1/11フェアリーSまで | 0勝0敗0分 / 単勝回収率0% | – |
特に松浦スタッフについては、買い目をレース後に公開する「後出し」の的中率が100%である一方、事前に公開する「先出し」の成績が著しく悪いという点がコメントで強調されていました。
よくある質問(FAQ)
- Q1. ファンダムの馬体重が+22kgだった理由は何ですか?
- A. 長期休養(ダービー後7ヶ月ぶり)による成長分と、熱発等による体調不良から北海道で肥育した結果であるとされています。しかし、レース前の馬体を見たユーザーからは「緩い仕上げ」や「デブ」との指摘もありました。
- Q2. カピリナがニューイヤーステークスを勝利した要因は何ですか?
- A. 牝馬ながら斤量57kgを背負い、牡馬相手に勝利した点、前走ターコイズステークスで見せた末脚が本物だった点、そして横山典弘騎手の中山コースでの巧みな騎乗が勝因として挙げられています。
- Q3. ダノンエアズロックとゴンバデカーブースはなぜ人気したのですか?
- A. 過去に堀厩舎の「怪物」候補として期待され、特にダノンエアズロックは左トモの弱さが解消したという情報が流れたため、復活への期待から人気したと考えられます。一方で、両馬とも「早熟」で既にピークアウトしたという見方も指摘されています。