2026年最初の中山開催を締めくくる第67回アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ・中山芝2200m)は、C.ルメール騎手騎乗予定のドゥラドーレス、川田将雅騎手騎乗予定のショウヘイ、昨年の覇者ノースブリッジなど、クラシックで活躍した実力馬が顔を揃える豪華な一戦です。本記事では、このGⅡの出走予定馬の最新情報と、末脚の持続力が問われる中山2200m(外回り)コースの攻略ポイントを徹底解説します。
第67回アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)は、2026年1月25日に中山競馬場・芝2200m(外回り)で行われる、4歳以上のオープン馬による別定戦です。年始の中山開催を締めくくる重要な一戦であり、毎年、春のGⅠ戦線を見据えた実力馬たちが集結します。
本競走は、日米の親善と友好を目的として、ニューヨークのジョッキークラブから優勝杯の贈呈を受けて1960年に創設されました。当初は中山競馬場・芝2000mのハンデキャップ競走でしたが、1961年に金杯と開催時期が入れ替わり、負担重量が別定に、距離が芝2600mに変更されました。その後、幾度かの距離・開催場の変更を経て、1984年からは中山競馬場・芝2200mで定着しています(1984年は降雪のためダート1800mで実施)。
AJCCは真冬の中距離GⅡでありながら、その後の大レースで活躍する馬を多く輩出しています。特に近年の注目すべき例として、2025年の勝ち馬ダノンデサイルは、この勝利を足がかりに続くドバイシーマクラシック(GⅠ)を制覇しました。また、2019年の2着馬フィエールマンは、次走の天皇賞(春)を制しており、GⅠ戦線を見据えた重要なステップレースとしての側面も持っています。
2026年AJCCには、クラシックを沸かせた4歳馬や、GⅡ惜敗の実力馬など豪華なメンバーが揃いました。特に、ドゥラドーレス、ショウヘイ、マイネルエンペラーといった有力馬の動向に注目が集まっています。登録された主な馬と騎手、そして簡単な注目ポイントをまとめました。
| 馬名 | 斤量 | 騎手(予定) | 主な実績・注目点 |
|---|---|---|---|
| ドゥラドーレス | 57.0kg | C.ルメール | 有力馬の一角。騎手込みで注目 |
| ショウヘイ | 57.0kg | 川田将雅 | 「この距離なら」との声があり、適性が注目される |
| マイネルエンペラー | 58.0kg | 戸崎圭太 | 中山重賞で実績あり。58.0kgの斤量設定 |
| ノースブリッジ | 57.0kg | 岩田康誠 | 2023年のAJCCを制覇 |
| マテンロウレオ | 57.0kg | 横山典弘 | 注目馬の一頭 |
| ディマイザキッド | 57.0kg | 岩田望来 | 単勝・複勝で期待する声あり |
| ジョバンニ | 56.0kg | 松山弘平 | 人気を背負うと割引との意見も |
| サンストックトン | 57.0kg | 松岡正海 | – |
| ファウストラーゼン | 57.0kg | 横山武史 | – |
| アウスヴァール | 57.0kg | 古川吉洋 | – |
今回のAJCCで特に勝利が期待される有力馬について、言及のあった内容に基づき評価します。
AJCCが行われる中山競馬場・芝2200m(外回り)コースは、タフな条件が揃っており、末脚の持続力が勝敗を大きく左右します。
このコースは直線入口から1コーナーまでの上り坂(430m)をスタートし、2コーナーから3コーナーにかけて終始下り勾配が続くのが特徴です。
過去10年間のAJCC勝ち馬を見ると、人気馬が堅実に勝利を収める一方で、人気薄の馬が激走するケースも散見され、配当妙味のあるベテラン勢にもチャンスがあるレースと言えます。
| 施行年 | 勝ち馬 | 人気 | 騎手 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | ダノンデサイル | 1人気 | 戸崎圭太 |
| 2024年 | チャックネイト | 3人気 | R.キング |
| 2023年 | ノースブリッジ | 4人気 | 岩田康誠 |
| 2022年 | キングオブコージ | 1人気 | 横山典弘 |
| 2021年 | アリストテレス | 1人気 | C.ルメール |
| 2020年 | ブラストワンピース | 1人気 | 川田将雅 |
| 2019年 | シャケトラ | 7人気 | 石橋脩 |
| 2018年 | ダンビュライト | 2人気 | M.デムーロ |
| 2017年 | タンタアレグリアス | 7人気 | 蛯名正義 |
| 2016年 | ディサイファ | 2人気 | 武豊 |
過去の勝ち馬には、ディサイファやブラストワンピース、アリストテレス、そして昨年のダノンデサイルといった実力馬が並んでいます。また、2023年の勝ち馬ノースブリッジも今年は再び登録しており、連覇を目指すことになります。
本記事で触れたAJCCに関するJRA公式情報や、その他の関連情報はこちらをご参照ください。