2026年1月9日に浦和競馬場で行われた11R 睦月特別(B1B2)は、1番人気に推された6番スペンサーバローズが道中中団から鋭く脚を伸ばし、直線でライヴマスタードらを抜き去って快勝しました。先行勢が粘り、後方からも有力馬が追い上げる混戦の中、勝負強さを見せた覇者の走り、そして2着争いを演じた馬たちの動向を詳しく回顧します。
2026年1月9日、浦和競馬場11Rの睦月特別(B1B2)は、単勝2.0倍の1番人気6番スペンサーバローズと、3.4倍の2番人気9番ライヴマスタードの戦いに注目が集まる一戦となりました。
枠入り完了後、各馬ほぼ揃ってスタートが切られました。人気の一角である1番エリンアキレウスは後方からの追走を選択します。まず3番ツウエンティフォーが抜け出して先行態勢を築きますが、すぐに外から7番シリウスが並びかけ、この2頭が3番手以下を離してレースを引っ張りました。離れた3番手以降は、5番チョメチョメ、2番ヨルノテイオー、8番ボルドーネセバルが続き、本命の6番スペンサーバローズは中団やや後方で脚を溜める形となりました。
道中、先頭に立ったのは7番シリウスで、外から3番ツウエンティフォーが2番手で並走し、先行集団を形成します。中団では、人気の6番スペンサーバローズが徐々に位置を押し上げ、後方からは9番ライヴマスタードも外から動きを見せ、先団へと接近していきました。この時点で、勝負をかける態勢が整います。
3コーナーから4コーナーにかけて、外から3番ツウエンティフォーが一時的に先頭に立ち、内を突く7番シリウスに迫られます。ここに5番チョメチョメ、そして外から9番ライヴマスタードが加わり、4頭が団子状態のまま最後の直線へ向かいます。
直線に入ると、一旦9番ライヴマスタードが先頭に立ちますが、その外から後方に待機していた6番スペンサーバローズが一気に抜け出します。スペンサーバローズは、先行勢の外を一気に突き放し、そのまま先頭でゴール。見事、人気に応える快勝を収めました。2着争いは、ライヴマスタード、チョメチョメ、ツウエンティフォーなどが横一線に広がる大接戦となり、写真判定が待たれる結果となりました。
本レースは1番人気6番スペンサーバローズが勝利を飾りました。2着以下の着順については、実況から激しい接戦だったことが確認されます。
| 着順(推定) | 馬番 | 馬名 | 想定人気 | 想定オッズ(単勝) | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | 6 | スペンサーバローズ | 1番人気 | 2.0倍 | 笹川翼 |
| 2着争い | 9 | ライヴマスタード | 2番人気 | 3.4倍 | 七夕裕次 |
| 2着争い | 5 | チョメチョメ | 6番人気 | 15.2倍 | 野畑凌 |
| 2着争い | 3 | ツウエンティフォー | 8番人気 | 34.7倍 | 桑村真明 |
| 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 所属 | 調教師 | 想定オッズ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | エリンアキレウス | 牡6 | 57 | 本橋孝太 | 浦和 | 入口由美 | 9.2 |
| 2 | ヨルノテイオー | 牡5 | 55 | 矢野貴之 | 船橋 | 斉藤敏 | 12.7 |
| 3 | ツウエンティフォー | 牝4 | 55 | 桑村真明 | 浦和 | 小久保智 | 34.7 |
| 4 | ベルウッドブラボー | 牡7 | 57 | 福原杏 | 浦和 | 野口寛仁 | 10.9 |
| 5 | チョメチョメ | 牡5 | 55 | 野畑凌 | 浦和 | 宇野木博 | 15.2 |
| 6 | スペンサーバローズ | 牡6 | 55 | 笹川翼 | 浦和 | 繁田健一 | 2.0 |
| 7 | シリウス | 牡5 | 52 | 山本大翔 | 船橋 | 森泰斗 | 26.1 |
| 8 | ボルドーネセバル | 牡6 | 53 | 中山遥人 | 船橋 | 斉藤敏 | 52.7 |
| 9 | ライヴマスタード | 牡6 | 55 | 七夕裕次 | 浦和 | 工藤伸輔 | 3.4 |
| 10 | モズハッピーロード | 牡8 | 55 | 櫻井光輔 | 浦和 | 海馬澤司 | 40.3 |
睦月特別の激戦を通じて、上位人気馬の能力の高さと、混戦を制した馬の勝負根性が明らかになりました。今後のレース予想に役立つポイントを馬ごとに解説します。
1番人気に推された6番スペンサーバローズは、直線で一気に突き放す強い競馬を披露しました。道中ではやや後方からレースを進め、直線に入ってから大外に持ち出すという勝ちパターンを確立しています。この勝利により、昇級戦でも引き続き中心的な存在となるでしょう。特に差しが決まる展開や馬場での安定感は要注目です。
2着争いに激しく絡んだ9番ライヴマスタードと5番チョメチョメは、惜しくも勝利を逃しましたが、高いポテンシャルを示しました。
レース序盤で主導権を握った7番シリウスと3番ツウエンティフォーの積極的な競馬も特筆されます。この2頭が作り出したハイペースにより、後方の差し馬にチャンスが生まれる展開となりました。特にツウエンティフォーは想定8番人気ながら先行争いに加わっており、今後の展開のカギを握る一頭となる可能性があります。
地方競馬のレース回顧は、出走馬一頭一頭の能力と展開適性を掴む上で重要です。他のレース回顧もぜひご参照ください。