2026年1月24日小倉10R「海の中道特別」(芝2600m)の出走馬を、調教データと厩舎コメントから徹底分析します。人気を集めるキングスコールとサラトガチップスを中心に、ルメール騎乗のカエルムなど、長距離戦を得意とする実力馬たちの状態を詳しくチェック。小倉の開幕週で激戦が予想される2勝クラスの展望を解説します。
海の中道特別は、小倉競馬場で行われる芝2600mの2勝クラス(4歳以上、定量)のレースです。開幕週の馬場状態(曇・良馬場)が有利に働く可能性があり、長距離適性と小回りへの対応力が問われます。賞金は1着1,580万円、2着630万円です。
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | CPU印 | 性齢 | 騎手 | 推定単勝 | 厩舎コメント(短評) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | パープルクラウド | – | 牡6 | 菊沢一 | 50倍以上 | 得意舞台だが |
| 2 | 2 | カエルム | ▲ | 牡5 | ルメール | 3.9 | 操縦性に優れ |
| 3 | 3 | ウインマイルート | ○ | 牡7 | 丹内祐 | 5.7 | 現地滞在4度目 |
| 4 | 4 | キングスコール | ◎ | 牡4 | 松山弘 | 2.9 | 歯痒さ残るが |
| 5 | 5 | バーケンヘッド | 穴 | 牡4 | 石神道 | 31.8 | 好条件も4キロ増 |
| 6 | 6 | サラトガチップス | ▲ | 牡5 | 鮫島駿 | 2.8 | 当舞台で開眼 |
| 7 | 7 | ヴァイザーバルコ | 穴 | セン6 | 古川吉 | 16.7 | 直入克服済み |
| 8 | 8 | ブリヤディアマンテ | – | 牡4 | 横山琉 | 11.7 | 栗東入厩意欲的 |
| 8 | 9 | ショウナンガチ | △ | 牡5 | 北村友 | 14.8 | 二六では堅実 |
今回、人気の中心となるキングスコール、サラトガチップス、そして実績馬カエルムの調教内容を詳しく見ていきます。調教の動きは、長期休養明けや舞台替わりの馬にとって特に重要です。
キングスコールは、前走の琵琶湖特別(京都9R)で4着に敗れた際に、競馬に行って前向きさを欠く課題が指摘されています。しかし、陣営は2600mへの距離延長によって、この課題が改善されることに期待を寄せています。最終追い切りは1/21に栗CWで行われ、G前仕掛けで「好気配保つ」との短評を得ており、体調面での不安はなさそうです。前走ではスタートで出遅れながらも先頭に立ち、一度は後続を突き放す粘りを見せており、距離へのメドは立っています。
サラトガチップスは、小倉芝2600mという得意条件に戻ってきました。新谷師からは「じっくりと休ませて、好走しているこの条件へ。体つきも毛ヅヤもいい。緒戦から走れそう」と好仕上がりを示すコメントが出ています。1/21の栗坂での追い切りは馬なりで追われ、「攻量の割に仕上る」という評価です。前走の九州スポーツ杯(2025/07/06)では、勝ち馬に離されたものの、後続に3.5秒差をつける2着に入線しており、このクラスを勝ち上がる力は示しています。
有力馬カエルムとウインマイルートの調整状況は以下の通りです。
| 馬名 | キーポイント | 厩舎の具体的な見解 |
|---|---|---|
| パープルクラウド | 前走内容評価 | 前走は道中でハミを取り、リズム良く走れていた。直近のレースでは一番と言っていい内容。きっかけになれば。 |
| カエルム | 少頭数/久々の状態 | 前走はこの馬の特長を生かせない競馬だった。少頭数はプラス材料。しっかりと準備をしてきたので、改めて期待。 |
| ウインマイルート | 得意舞台 | メンバーは揃っていたが、前年以上のレースができた。鞍上(丹内祐)とは手が合うし、得意の小回りで更なる前進を期待。 |
| キングスコール | 距離延長 | 競馬に行って前向きさを欠く現状。2600mに延ばすことで、そのあたりが改善されればと思っている。 |
| バーケンヘッド | 好条件 | 2勝クラスではまだ厳しいが、平坦小回りの長丁場は一番の条件。開幕週もいい。 |
| サラトガチップス | 仕上がり/適条件 | じっくりと休ませて、好走しているこの条件へ。体つきも毛ヅヤもいい。緒戦から走れそう。 |
| ヴァイザーバルコ | ローカル適性 | ローカル2600mが最適条件だし、力もあるので見直せる。気配も上向き。 |
| ブリヤディアマンテ | 昇級戦 | 小回り2600mで手頃な頭数と条件はいいので、昇級でもある程度頑張ってくれると思う。 |
| ショウナンガチ | 小回り適性 | 小回りの2600mは合う。前走は上手に競馬をしてくれたが、あとはワンパンチを。 |
厩舎コメントからは、サラトガチップス、カエルム、ウインマイルートといった有力馬がそれぞれ好条件や良化ムードにあることが確認できます。特にサラトガチップスは、この条件に向けて万全の態勢で臨んでいる様子が伝わります。
小倉芝2600mは、スピードよりもスタミナと底力が要求される舞台です。主要な長距離血統を持つ馬の注目ポイントを解説します。
血統面からも、キングスコール、サラトガチップス、ウインマイルートの3頭がレースの中心となりそうです。