2026年1月17日、京都競馬場3Rの3歳未勝利戦(ダート1900m)を詳細に分析します。本レースは、フィサブロス、グリーンゴー、テスタヴェローチェといった有力馬が揃い、混戦が予想されます。特にフィサブロスは「動きハツラツ」、テスタヴェローチェは「余裕ある手応え」と、調教で仕上がりの良さを見せており、この中から待望の初勝利を掴むのはどの馬か、各馬の最新情報と勝利へのカギを解説します。
この記事の要点
- フィサブロスはメンコを外した効果でレース内容が上向き、調教も「動きハツラツ」と絶好調。
- グリーンゴーは叩き2走目で上積みが見込めるが、騎手からは「ダートの方がいい」との声もあり適性を探る一戦。
- テスタヴェローチェは3kg減の騎手(田山旺騎手)起用で前進を狙い、調教では「余裕ある手応え」を披露。
- サンセットロードは前走で右にモタれながらも脚を使っており、稽古でまっすぐ走れるようになった点が2走目の変わり身に期待される。
- コンテナヒーローは前走4角で詰まりながらも伸びており、前向きさが課題だが、実戦タイプとしての上昇が見込める。
京都3R 開催概要と注目馬の評価
2026年1月17日(土)に開催される京都3R 3歳未勝利戦は、ダート右回り1900mで行われます。この条件はスタミナと持続力が要求されるタフな舞台です。出走13頭の馬場状態は「晴・良」が発表されています。
| 枠番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 本紙印 | 短評(競馬ブック) | レーティング |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 6 | フィサブロス | 牡3 | 斎藤新 | ◎ | 内容進展あり | 53.1 |
| 8 | グリーンゴー | 牡3 | 池添謙 | ○ | 適性半信半疑 | 51.8 |
| 7 | テスタヴェローチェ | 牡3 | 田山旺 | ○ | 3キロ減B着用 | 52.7 |
| 5 | グランシャン | 牡3 | ルメール | △ | 超大型2走目 | 50.0 |
| 4 | サンセットロード | 牡3 | 古川奈 | △ | ここなら圏内 | 51.0 |
注目すべき本命候補3頭の角力比較
コンピュータ予想および本紙印で上位に評価されているのは、フィサブロス(◎)、グリーンゴー(○/◎)、テスタヴェローチェ(○/◎)の3頭です。いずれも前走で掲示板付近の着順を確保しており、未勝利脱出に最も近いポジションにいます。特にレーティングが最も高いフィサブロス(53.1)は、その安定感から中心視されています。
現在の予想印から見る有利な馬体
予想印が集中しているのは、フィサブロスとグリーンゴーです。フィサブロスは本紙とCPUで◎評価を受けており、前走から内容の進展が確認されています。グリーンゴーも西村敬氏から◎評価を受けていますが、調教師・騎手ともに「ダートの方がいい」という適性面のコメントがあり、初のダート戦で真価が問われます。テスタヴェローチェは3kg減の恩恵に加え、長く脚を使えるタイプであり、京都ダート1900mという舞台は適性が高いと見られます。
注目馬の最前線:調教と厩舎コメント
各馬の調教内容と厩舎コメントを詳細に分析し、仕上がりの良さを確認します。
ハツラツな動き:フィサブロス(斎藤新騎手)
フィサブロスは、前走でメンコを外したことによりテンの行きっぷりが良化し、レース内容が上向きました。斎藤新騎手は1800mでも対応できるとコメントしており、距離延長は問題なさそうです。最新の1/14の追い切りでは、栗東CWで「動きハツラツ」と評価され、順調な調整過程を示しています。
余裕ある手応え:テスタヴェローチェ(田山旺騎手)
テスタヴェローチェは器用さに欠けるものの、長く良い脚を使えるのが特徴です。前走は内で切れ味を発揮できずジリジリとした伸びでしたが、今回は3kg減の田山旺騎手を起用し、前進を狙います。1/14の栗東CWでの最終追い切りでは、酒井学騎手が騎乗し、僚馬バチラ(新馬)の内を0.3秒先行し同入。短評は「余裕ある手応え」と、上々の仕上がりです。
適性を見る一戦:グリーンゴー(池添謙騎手)
グリーンゴーは前走4着で、池添謙騎手は「勝てる力はある馬」と高く評価しています。しかし、調教師からは「ソエ気味だが休ませるほどではない」、騎手からは「ダートの方がいい」とのコメントがあり、今回のダート替わりがカギとなりそうです。1/15の最終追い切りは栗東坂路で馬なりでしたが、「余裕ある動き」と評価されており、状態は良さそうです。
その他有力馬の調教と状態評価
上記3頭以外にも、注目すべき馬の状態は以下の通りです。
- サンセットロード: 1/14に栗東坂路で末強めに追われ「多少上向く」との評価。高橋忠師は「稽古ではまっすぐ走れるようになっていますし、2走目で更に」と上積みを期待しています。
- ジュンクロノシップ: 叩き2走目。「ひと叩き素軽さ出」の評価で、浜田師も「2走目の上積みはありそう」とコメントしており、変わり身に期待できます。
- グランシャン: 超大型馬(前走コメントより)。1/14の調教では「先行遅れで今一息」の評価でした。松永幹師は「ワンペースですから、この距離で少しでも追走が楽になれば」と1900mへの距離延長に活路を見出しています。
| 馬名 | 調教コース/日付 | 追い切り短評 | 厩舎コメント(抜粋) | 前走メモ(抜粋) |
|---|---|---|---|---|
| フィサブロス | 栗CW / 1/14(水) | 動きハツラツ | メンコを外したことでテンの行きっぷりが良化。 | 初戦より行きっぷりが良かった(斎藤新騎手)。 |
| テスタヴェローチェ | 栗CW / 1/14(水) | 余裕ある手応え | 器用さに欠けますが、長く脚を使えるタイプ。3キロ減騎手起用。 | ビュッとは切れず、ジリジリの感じで伸びた。 |
| グリーンゴー | 栗坂 / 1/15(木) | 余裕ある動き | 叩いた上積みはありそう。乗り手は「ダートの方がいい」と。 | 折り合いがついてリズム良く運べた(池添謙騎手)。 |
| サンセットロード | 栗坂 / 1/14(水) | 多少上向く | 稽古ではまっすぐ走れるように。2走目で更に。 | 右にモタれながらもラストは脚が使えていた。 |
血統分析:ダート適性を見極める
京都ダート1900mで求められるパワーとスタミナを血統面から考察します。
ダート勝馬輩出クリソベリル産駒
コンテナヒーロー とバンブトンコール は、ダート界で活躍馬を輩出しているクリソベリル産駒です。クリソベリル自身、父ゴールドアリュール譲りのパワーと持続力が特徴です。特にコンテナヒーローは前走でチークピーシズの効果もあり、精神的な成長を見せています。バンブトンコールも休養を経て、前向きさが出てくれば一変の可能性を秘めています。
使いつつの上積みが期待できる馬
グリーンゴーはハービンジャー産駒、フィサブロスはレイデオロ産駒であり、本来は芝向きの血統的背景を持つ馬も含まれますが、厩舎サイドがダート適性を見込んでいる点に注目です。また、ジュンクロノシップ(レッドファルクス産駒)は前走時「太め残り」の状態でしたが、使いつつ上向きそうという評価を受けており、実戦で絞れてくれば期待値は高まります。
京都3R 最終予想
総合的な評価として、最も安定感と上積みが期待できるのはフィサブロスとテスタヴェローチェの2頭でしょう。フィサブロスは前走で課題だった行きっぷりが改善し、調教の動きも絶好調。テスタヴェローチェは距離適性と減量騎手起用で勝利への意欲がうかがえます。
| 印 | 馬名 | レーティング | 主な評価根拠 |
|---|---|---|---|
| ◎ | フィサブロス | 53.1 | 動きハツラツ、メンコ外し効果でレース内容進展。 |
| ○ | テスタヴェローチェ | 52.7 | 余裕ある手応え、3kg減騎手起用と長く脚を使える特性。 |
| ▲ | グリーンゴー | 51.8 | 叩き上積みあり、ダート適性に期待(池添謙騎手コメント)。 |
| △ | サンセットロード | 51.0 | 2走目で上向く、稽古でモタれが改善。 |
| △ | グランシャン | 50.0 | ルメール騎手騎乗、距離延長で追走が楽になる可能性。 |


