2026年1月14日に園田競馬場で行われた7R C2二のレース実況を詳細に分析します。9番人気のサファリが逃げの手を打ち主導権を握る中、2番人気のララヴァンダンジュ、そして1番人気のカムフラージュが追走する息の詰まる展開となりました。最終コーナーから直線にかけて、先行3頭に加えヌーヴォルミエールとナムラダニーが追い込む熾烈な争いとなったレースの全容と注目すべき馬の走りについて解説します。
この記事の要点
- レースは9番人気サファリがハナを奪い、2番手ララヴァンダンジュ、1番人気カムフラージュが3番手という人気薄先行・人気馬追走の隊列で進んだ。
- 中盤800m通過後、サファリは粘りの逃げを見せたが、ララヴァンダンジュが並びかけ、カムフラージュもすぐ後ろに付けた。
- 最終直線では、先行するサファリに対し、内からヌーヴォルミエール、外からナムラダニーが激しい追い込みを見せ、混戦となった。
- 後方からスタートしたイテマエバファローは、最後まで最高峰での競馬となった。
レース概要と主要出走馬分析
2026年1月14日に園田競馬場で行われたC2クラスのレースは、全10頭立てで行われました。人気を集めたのは小谷哲平騎手が騎乗する10番カムフラージュ(1番人気)と、廣瀬航騎手の5番ララヴァンダンジュ(2番人気)でした。
園田7R C2二の基本情報
レースの出走馬情報および人気順は以下の通りです。このレースはC2クラスということもあり、実力伯仲のメンバー構成となりました。
| 枠/馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量(kg) | 騎手 | 単勝オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1/1 | サファリ | 牡4 | 56 | 高橋愛叶 | 21.8 | 9 |
| 2/2 | ハイライフ | 牝8 | 55 | 小谷周平 | 8.3 | 4 |
| 3/3 | ヌーヴォルミエール | 牡4 | 57 | 山本屋太 | 19.9 | 8 |
| 4/4 | アブラカタブラ | セ4 | 57 | 山本咲希 | 13.6 | 5 |
| 5/5 | ララヴァンダンジュ | 牝4 | 55 | 廣瀬航 | 3.4 | 2 |
| 6/6 | イテマエバファロー | 牡6 | 57 | 長尾翼玖 | 6.7 | 3 |
| 7/7 | シンデレラワルツ | 牝6 | 55 | 渡瀬和幸 | 26.0 | 10 |
| 7/8 | ナムラダニー | 牡6 | 57 | 大山真吾 | 19.7 | 7 |
| 8/9 | クライオブジアース | 牡6 | 57 | 土方颯太 | 14.0 | 6 |
| 8/10 | カムフラージュ | 牝5 | 53 | 小谷哲平 | 2.8 | 1 |
注目馬のオッズと人気順
単勝2.8倍で1番人気に推されたのはカムフラージュでした。続いてララヴァンダンジュが3.4倍で2番人気。3番人気のイテマエバファロー(6.7倍)までは一桁台のオッズで、支持が集中していました。
一方で、レースを引っ張ることになるサファリは9番人気(21.8倍)と、伏兵的な存在でした。ヌーヴォルミエール、ナムラダニーも人気を落としていましたが、結果的に上位争いに絡むことになります。
ゲートから最終コーナーまでの展開
スタートはほぼ揃いましたが、6番イテマエバファローが出遅れ気味で後方からの競馬となりました。人気のカムフラージュはゲート入りに時間がかかりましたが、スタート自体は大きな出遅れはありませんでした。
スタート直後のポジション争い
ハナを奪ったのは1番サファリで、長いリードを取りました。2番手には2番人気の5番ララヴァンダンジュがピタッとつけ、人気の10番カムフラージュは3番手の好位を確保しました。インコースには3番ヌーヴォルミエールが続き、前団はこの4頭で形成されました。
中団グループには4番アブラカタブラ、9番クライオブジアース、2番ハイライフが追走し、最後方集団はイテマエバファローと7番シンデレラワルツという展開でした。
中盤800mのペースと隊列
向こう正面、残り800mを切った地点でも、先頭は1番サファリが首差のリードを保ちます。サファリの逃げ脚に対し、2番手5番ララヴァンダンジュはぴったりとマーク。その後ろ3番手に1番人気の10番カムフラージュが続く、人気馬が先行馬を追走する緊張感のある隊列でした。
この時点で、3番ヌーヴォルミエールや8番ナムラダニーは手が動き始め、ポジションを上げる態勢に入っていました。イテマエバファローは依然として後方のまま、3コーナーへ向かいます。
勝利をかけた直線での攻防
3コーナーの坂の頂上から下りに入り、いよいよ最終的な勝負どころを迎えます。先行勢と追い込み勢の距離が縮まり、手に汗握る攻防となりました。
サファリが粘る逃げ脚
先頭のサファリはここで依然として先頭を死守していました。しかし、すぐ外からララヴァンダンジュが並びかけてプレッシャーをかけます。残り500mを通過し、サファリは粘り込みを図りますが、完全に単独でのリードを保つことは難しくなりました。
ララヴァンダンジュとカムフラージュの猛追
4コーナー手前では、サファリ、ララヴァンダンジュ、そして大外を回したカムフラージュの3頭が横一線に広がり、激しい叩き合いに突入します。特に10番カムフラージュは外から一気に設計(競りかけ)る形で前を脅かしました。
ヌーヴォルミエール、ナムラダニーの追い込み
前3頭の激しい争いの直後、4番手集団から3番ヌーヴォルミエール、そして外から勢いをつけて8番ナムラダニーが追い込みを開始します。最終直線では、このヌーヴォルミエールとナムラダニーが先行勢に迫り、非常にタイトな接戦となりました。サファリが高橋騎手とのコンビで粘りを見せるも、直線の長い坂を駆け上がる激闘が繰り広げられました。
レースの総括と今後の注目馬
この園田C2二のレースは、9番人気サファリの果敢な逃げと、人気馬カムフラージュ、ララヴァンダンジュの追い上げ、そして伏兵ヌーヴォルミエール、ナムラダニーの猛追が絡み合った、見応えのあるレースとなりました。特に、サファリが人気馬を相手に先頭を争った粘り強さは特筆すべき点です。
出走馬の多くが力を出し切る展開となり、人気馬が接戦を繰り広げたことで、今後のC2クラス戦線においても、これらの馬が再度注目される可能性が高いでしょう。