2026年1月14日に園田競馬場で行われたJRA交流・多紀連山特別(3歳)は、2番人気のキタノファーンヒル(鷲頭虎太騎手)が圧巻のパフォーマンスで勝利しました。序盤に先頭を奪った1番人気サトノビダーヤを交わし、直線では後続を7〜8馬身突き放す圧勝劇です。この結果、3着に10番人気サザウキが入り、馬券的には波乱を呼ぶ結果となりました。
園田10R多紀連山特別は、JRA交流戦らしい実力馬が揃う中、レース序盤から激しい展開となりました。
スタートは数頭がややバラつく中、単勝1番人気の4番サトノビダーヤ(永島まな騎手)がいいダッシュを見せてハナ(先頭)に立ちました。2番手には2番人気の6番キタノファーンヒルがつけ、その後ろから11番サラサチャーミングらが追走する形です。2番オーバーランダーや3番アゲハシンワは中団からレースを進めました。
向こう正面(500~600m通過付近)に入ると、2番手で追走していた6番キタノファーンヒルが外からサトノビダーヤに並びかけ、そのまま先頭を奪います。キタノファーンヒルはここから一気にリードを広げ、4コーナーでは後続に3~4馬身の差をつけ、独走態勢に入りました。
最後の直線でもキタノファーンヒルの勢いは止まらず、リードを7馬身から8馬身まで広げ、圧倒的な強さでゴールしました。2着争いは、中団から押し上げた2番オーバーランダーが確保。そして、単勝32.1倍の10番人気10番サザウキが激しい接戦を制し、3着に入線しています。
単勝3.2倍の圧倒的1番人気に推されていた4番サトノビダーヤは、好スタートから先頭を奪う理想的な競馬をしましたが、中盤でキタノファーンヒルに交わされてからは失速し、掲示板圏外に敗れるという波乱の結果となりました。
競馬は展開のアヤが大きく影響します。能力自体に疑問は残らないものの、今回はレースの流れが合わなかったと言えるでしょう。次走以降の巻き返しに注目が必要です。
今回のレースは、人気上位馬と下位人気馬が入り乱れる結果となり、特に3着に大穴が入ったことで配当妙味の大きい結果となりました。確定着順とレース前の人気・オッズを比較し、結果を振り返ります。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 想定オッズ(単勝) | 想定人気 | 所属 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | 6 | キタノファーンヒル | 5.5倍 | 2番人気 | JRA(栗東) |
| 2着 | 2 | オーバーランダー | 6.2倍 | 3番人気 | JRA(栗東) |
| 3着 | 10 | サザウキ | 32.1倍 | 10番人気 | 地方(兵庫) |
| – | 4 | サトノビダーヤ | 3.2倍 | 1番人気 | JRA(栗東) |
| 馬番 | 馬名 | 想定オッズ | 想定人気 | 所属 | 騎手 |
|---|---|---|---|---|---|
| 4 | サトノビダーヤ | 3.2 | 1 | JRA(栗東) | 永島まな |
| 6 | キタノファーンヒル | 5.5 | 2 | JRA(栗東) | 鷲頭虎太 |
| 2 | オーバーランダー | 6.2 | 3 | JRA(栗東) | 下原理 |
| 11 | サラサチャーミング | 6.6 | 4 | JRA(栗東) | 鴨宮祥行 |
| 5 | アラビアンドーロ | 8.9 | 5 | 地方(兵庫) | 吉村智洋 |
| 1 | バディーズライズ | 9.9 | 6 | JRA(美浦) | 山本咲希 |
| 7 | ファントムヴォルト | 13.0 | 7 | JRA(栗東) | 廣瀬航 |
| 3 | アゲハシンワ | 15.8 | 8 | 地方(兵庫) | 笹田知宏 |
| 8 | ベルマ | 19.0 | 9 | 地方(兵庫) | 永井孝典 |
| 10 | サザウキ | 32.1 | 10 | 地方(兵庫) | 山本屋太 |
| 9 | リクノインパクト | 156.5 | 11 | 地方(兵庫) | 板野央 |
圧倒的なパフォーマンスを見せたキタノファーンヒル以外にも、このレースからは今後の活躍が期待できる馬がいます。特に3着に激走したサザウキの動向は、馬券戦略において重要となるでしょう。
6番キタノファーンヒルの勝利は、後続に7~8馬身差をつける文字通りの圧勝であり、3歳牝馬としてこのクラスでは頭一つ抜けた存在であることを証明しました。JRA所属馬として、今後の中央場所や交流重賞での活躍にも期待が集まります。