2026年1月13日に大井競馬場で行われた3歳戦、蛇崩川賞(1000m)は、7番人気(単勝19.1倍)のヴァルディが直線での激しい叩き合いを制し、人気勢を破る勝利を収めました。1番人気ベルウッドモアが3着に敗れる波乱の中、外から猛追したトモノホマレが2着に入り、能力が拮抗した白熱のレース展開となりました。
この記事の要点
- 大井4R 蛇崩川賞(3歳、1000m)は、7番人気のヴァルディ(牝3、谷内貫太騎手)が勝利しました。
- ゴール前では、ヴァルディが10番ベルウッドモアと激しく競り合い、半馬身差で振り切りました。
- 5番人気トモノホマレが外から追い込み、1番人気ベルウッドモア(単勝1.6倍)を破って2着に入線しました。
- レースはバラついたスタートから先行集団が固まる展開となり、直線での機動力が勝敗を分けました。
大井4R 蛇崩川賞 結果サマリー
2026年1月13日に開催された大井競馬場第4レース、3歳馬による蛇崩川賞(1000メートル)は、フルゲート16頭立てで行われました。レースは序盤から激しい先行争いとなり、最終的に7番人気のヴァルディが勝利する波乱の結果となりました。
確定着順(1〜5着)と払戻金
以下に、実況内容に基づいて確定した上位5頭の着順をまとめます。単勝1.6倍のベルウッドモアが3着に敗れ、波乱の結果となりました。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 騎手名 | オッズ (単勝) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | 6 | ヴァルディ | 7番人気 | 谷内貫太 | 19.1倍 |
| 2着 | 1 | トモノホマレ | 5番人気 | 藤田凌 | 14.8倍 |
| 3着 | 10 | ベルウッドモア | 1番人気 | 達城龍次 | 1.6倍 |
| 4着 | 4 | アヒレウス | 6番人気 | 小野俊斗 | 19.1倍 |
| 5着 | 14 | ウィルプレイス | 4番人気 | 吉井章 | 9.8倍 |
レースの鍵となった展開(実況分析)
スタートはバラついたものの、9番ピンクドラゴンと2番ヤングオーオーが高いダッシュを見せ先行争いをリードしました。その後、11番タイカンや10番ベルウッドモア、16番ドリームミヤギらが追走し、先行集団が凝縮しました。勝敗を分けたのは、最後の直線に入ってからの粘りと、外から追い上げた馬の勢いでした。
全出走馬リストと単勝オッズ分析
本レースは16頭立てで行われ、単勝1.6倍のベルウッドモアが圧倒的な1番人気に推されていました。上位人気馬がレースの中心と見られていましたが、結果は中穴〜大穴サイドの決着となりました。
1番人気ベルウッドモアを含む有力馬の評価
ベルウッドモアが単勝1.6倍と断然の支持を集めていましたが、結果は3着に終わりました。出走馬のオッズと人気順は以下の通りです。
| 馬番 | 馬名 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 単勝オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10 | ベルウッドモア | 56 | 達城龍次 | 立花伸 | 1.6 | 1番 |
| 16 | ドリームミヤギ | 56 | 西啓太 | 荒井朋弘 | 8.5 | 2番 |
| 3 | ムサシアイドル | 54 | 服部茂史 | 栗田泰昌 | 8.6 | 3番 |
| 14 | ウィルプレイス | 54 | 吉井章 | 大宮和也 | 9.8 | 4番 |
| 1 | トモノホマレ | 56 | 藤田凌 | 上杉昌宏 | 14.8 | 5番 |
| 4 | アヒレウス | 53 | 小野俊斗 | 宗形竹見 | 19.1 | 6番 |
| 6 | ヴァルディ | 53 | 谷内貫太 | 朝倉実 | 19.1 | 7番 |
| 8 | シンプウミホノ | 54 | 田中洸多 | 荒井朋弘 | 36.0 | 8番 |
| 9 | ピンクドラゴン | 54 | 菅原涼太 | 堀江仁 | 42.6 | 9番 |
| 11 | タイカン | 54 | 中山遥人 | 月岡健二 | 42.6 | 10番 |
| 2 | ヤングオーオー | 54 | 石川駿介 | 朝倉実 | 85.3 | 11番 |
| 7 | ガリマド | 54 | 藤本現暉 | 赤嶺本浩 | 85.3 | 12番 |
| 5 | ラブメイメイ | 54 | 桑村真明 | 市村誠 | 104.2 | 13番 |
| 15 | ラバテラダンサー | 54 | 本村直樹 | 高岩孝敏 | 104.2 | 14番 |
| 12 | ライスプディング | 54 | 鷹見陸 | 栗田裕光 | 187.6 | 15番 |
| 13 | ユウユウチャパティ | 54 | 横川怜央 | 大宮和也 | 187.6 | 16番 |
7番人気ヴァルディのポテンシャル
勝利したヴァルディは7番人気、単勝19.1倍という中穴評価でした。実況では序盤から先行集団に取り付き、道中は内から3番ムサシアイドルや12番ライスプディングらと共に中団を形成していました。最後の直線で力を発揮し、人気馬を打ち負かすポテンシャルを示しました。
ヴァルディがもたらした波乱と勝因
ヴァルディ(牝3)の勝利は、レース展開と騎手の好騎乗が噛み合った結果と言えます。特に最終コーナーからゴールにかけての粘りは秀逸でした。
最後の直線での驚異的な粘り
4コーナーから直線にかけて、先行していた10番ベルウッドモアや9番ピンクドラゴンが先頭争いを展開しました。この叩き合いの最中、馬群内側から押し上げてきたのが6番ヴァルディです。ヴァルディは粘るベルウッドモアとの競り合いに競り勝ち、半馬身差をつけゴールを駆け抜けました。この勝負根性が、最大の勝因となりました。
谷内貫太騎手の騎乗とコース適性
谷内貫太騎手は、小回り・直線300mのトリッキーな大井コースにおいて、スタート直後から中団前目に位置取り、ロスなく立ち回ることに成功しました。これにより、最後の直線で脚を温存しつつ、勝負どころで内から外へ持ち出す機動力を活かせたと考えられます。短い距離での強さが際立つ結果となりました。
3歳短距離戦線の展望と次回以降の注目馬
この蛇崩川賞の結果は、今後の大井3歳短距離路線の勢力図に影響を与える可能性があります。人気馬が脆さを見せる中、浮上してきた馬たちに注目が集まります。
2着トモノホマレ、今後への期待
5番人気ながら2着に食い込んだ1番トモノホマレ(牡3)は、後方から外を回って猛然と追い込む競馬を見せました。直線で先行集団を飲み込み、勝ち馬ヴァルディに迫る健闘を見せたことから、今後のレースでも、展開次第では上位争いに絡むポテンシャルを秘めています。
大井1000m戦の傾向
大井1000m戦は、短い直線と急なコーナーが特徴であり、機動力とスピード持続力が求められる特殊なコースです。今回のレースでも、圧倒的1番人気が馬群に沈みかける接戦となったことから、人気よりもコース適性や展開の綾が重要となる傾向が改めて示されました。