2026年1月11日の京都競馬場メインレース、淀短距離ステークスで武豊騎手が勝利を収めた際、実況を務めた青嶋達也アナウンサーが「今年も重賞勝利ィィィィ!」と叫び、直後に訂正する一幕があり、ネット上で大きな話題となりました。定年退職後フリーとなった青嶋アナの「フリースタイル実況」と、レースの格付け、そしてファンの議論を検証します。
京都競馬場で行われた淀短距離ステークスのゴール直後、実況の青嶋達也アナウンサーが「武豊騎手淀短距離ステークス勝ちましたー!今年も重賞勝利ィィィィ!」と興奮気味に伝えた直後、すぐに「あっ重賞じゃないや、リステッド競走の!」と訂正する一幕がありました。
この瞬間、SNSや匿名掲示板では「ワロタ」「直後に訂正w」といったコメントが殺到。ファンからは、長年にわたり競馬実況を担当してきたベテランアナウンサーの「ミス」に対して、温かい視線と厳しい視線が向けられました。
淀短距離ステークスは中央競馬のオープン特別競走の中でも「リステッド競走(L競走)」に格付けされており、重賞(GIII)ではないレースです。しかし、このレースが重賞と間違われやすい背景には、いくつかの要因が挙げられています。
青嶋アナが「重賞勝利」と叫んだ原因として、ファンは「武豊が好きすぎるからな?(笑)」という点を指摘しています。武豊騎手の会心の騎乗や勝利に興奮し、思わずリステッド競走を重賞と勘違いしてしまったという見解です。
この熱い実況スタイルに対しては、「武豊が勝つレースは馬に1クラス上の力ある証拠だしOPのここは重賞でカウントしていい」と擁護する声もあれば、「落ち着けよ」「掛かり過ぎ」と冷静さを求める意見もあり、評価は二分されています。
今回の誤実況は、青嶋アナウンサーの実況スタイル全般に対する議論を再燃させています。特に、フジテレビを定年退職しフリーとなって以降の「フリースタイル化」が、ファンの間で話題となっています。
青嶋アナはフジテレビを定年退職した後も、フリーアナウンサーとして競馬実況を続けています。ファンからは「定年退職したしもう道楽気分だな」という声が聞かれ、より自由な実況になっていると分析されています。
また、今回のBSフジの中継では、関西のレース実況が現地音声ではなく、青嶋アナによる「スタジオから映像を見ての実況」だったことが指摘されています。これにより、「画面見て声合わせるスタイルになると(全馬名を2回言うという)2周できないのでは?」と、実況の質が変わった可能性を懸念する声も出ています。
青嶋アナは過去に「真ん中に!犬が!」といった名実況(?)で知られ、また「レース中に全馬名を2回言う」ことを信条としていた時期もあります。
しかし近年、この「全馬名2回読み」の実況は聞かれなくなったとされており、「やらなくなったのか出来なくなったのかは知らんけど」とファンは変化を捉えています。熱狂的な実況は「アオシマバクシンオー」と揶揄されることもありますが、その個性的なスタイルは多くの競馬ファンに影響を与えています。
青嶋アナの誤実況をきっかけに、ファンからは淀短距離ステークスを重賞にするべきだという議論が巻き起こっています。現状のリステッド競走という位置付けは、どのような意味を持つのでしょうか。
リステッド競走(L競走)は、GIIIなどのグレード競走に次ぐオープン特別競走の中で、国際的に競走馬の能力を評価する目的で設定されたレースです。日本では「準重賞」とも呼ばれます。
リステッド競走は、重賞クラスの馬が参戦することでレースレベルが高くなり、結果として実力馬がGIII並みのパフォーマンスを見せることも少なくありません。今回の武豊騎手の勝利も、その勝ちっぷりが「あまりに会心な騎乗」だったため、青嶋アナも思わず重賞と錯覚したという見方もあります。
淀短距離ステークスは歴史が長く、短距離路線の整備の観点から、重賞に格上げすべきという意見が根強く存在します。
ファンからは、京都開催の短距離重賞であるシルクロードステークス(GIII)と統合・連携し、GIII化を進めるべきではないか、という具体的な提案も出ています。また、「京都メインをリステッドにしてるJRAが悪い」という、現状のレース番組編成に対する批判的な意見も見られました。
今回の淀短距離ステークスにおける青嶋アナの「重賞勝利!」誤実況は、武豊騎手の見事な勝利のインパクトを伝えるものであると同時に、ベテラン実況アナウンサーの独特なスタイルや、中央競馬におけるリステッド競走の位置付けについて、幅広い議論を呼ぶ結果となりました。
特にBSフジの視聴者にとっては、実況の担当体制が変更されている点も大きな関心事となっており、今後の競馬中継の動向に注目が集まります。
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