2026年1月5日佐賀競馬場で行われた佐賀5R C2-20組のレース実況を詳細に分析します。圧倒的1番人気に推されたサンドファルコンに対し、4番人気のクラウンキューが鮮やかなスタートと粘り強い走りで応戦。最終直線で両馬が激しく競り合う中、クラウンキューが見事に先頭を奪い、人気の壁を破る劇的な勝利を収めました。長谷川蓮騎手の好騎乗にも注目し、波乱を呼んだ佐賀5Rの全貌を振り返ります。
2026年1月5日、佐賀競馬場で行われたC2-20組(佐賀5R)に出走した11頭の出馬表とレース前のオッズ情報です。単勝1.6倍の圧倒的1番人気に推されたのは、3番サンドファルコンでした。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | マリアブーケ | 牝4 | 54 | 田中直人 | 大島静夫 | 7.9 | 3 |
| 2 | 2 | クラウンキュー | 牡4 | 55 | 長谷川蓮 | 東眞市 | 10.1 | 4 |
| 3 | 3 | サンドファルコン | 牡7 | 56 | 飛田愛斗 | 鮫島克也 | 1.6 | 1 |
| 4 | 4 | ユイダイナソー | セ4 | 56 | 竹吉徹 | 山田義人 | 20.2 | 6 |
| 5 | 5 | クィーンズハーパー | 牝4 | 54 | 松井伸也 | 渡辺博文 | 43.3 | 10 |
| 6 | 6 | キングレノン | 牡5 | 54 | 林悠翔 | 頼本盛行 | 33.6 | 8 |
| 6 | 7 | スターウイン | 牝6 | 54 | 小松丈二 | 柳井宏之 | 50.5 | 11 |
| 7 | 8 | リュウノシャモニー | 牝4 | 54 | 小林凌 | 松島壽 | 23.3 | 7 |
| 7 | 9 | エールヴェガ | 牝4 | 54 | 金山昇馬 | 頼本盛行 | 37.9 | 9 |
| 8 | 10 | フェールアシュバル | 牝9 | 54 | 加茂飛翔 | 大島静夫 | 15.1 | 5 |
| 8 | 11 | クラウンテック | 牡4 | 56 | 山下裕貴 | 鮫島克也 | 6.7 | 2 |
(出典:出馬表データより)
11頭がゲートに揃い、佐賀5Rがスタート。レース序盤から最後まで、人気を背負ったサンドファルコンと、後に勝利するクラウンキューが主役となる緊迫した展開となりました。
全馬コースタートを切る中、うち2番のクラウンキューがまず飛び出し、先行態勢を築きました。これに6番キングレノンが押し出される形で続き、間から1番人気3番サンドファルコンも好位を追走します。1番マリアブーケも接近し、さらに外からは10番フェールアシュバル、2番人気11番クラウンテックが続きました。後方にかけては、8番リュウノシャモニー、4番ユイダイナソー、9番エールヴェガ、5番クィーンズハーパー、7番スターウインの体制で1コーナーから2コーナーへ入ります。
1コーナー中間から2コーナーにかけて、10番フェールアシュバルが先頭に立ち、外から3番サンドファルコンが並びかけます。一時先行していた2番クラウンキューは3番手に控える形に。11番クラウンテックは4番手に位置取りました。その後ろ、3馬身開いて1番マリアブーケが追走し、さらに遅れて8番リュウノシャモニー、6番キングレノン、4番ユイダイナソーが中段の後ろを形成。後方集団は大きく離れて、9番エールヴェガ、5番クィーンズハーパー、7番スターウインという隊列で3コーナーへと向かいます。
3コーナーを回り、残り410mを切ったところで、3番サンドファルコンが一気に先頭に変わり、1馬身のリードを奪います。しかし、ここで2番クラウンキューがスープ接近。馬体を合わせて追い上げてきました。3番手に上がってきたのは1番マリアブーケで、内では10番フェールアシュバルが粘り、6番キングレノンがその後ろを追走します。
最終直線に入り、先頭は再び2番クラウンキューに替わり、リードを2馬身に広げました。懸命に食い下がる3番サンドファルコンは圧倒的な1番人気でしたが、4コーナーでクラウンキューに完全に並びかけられ、突き放される結果となりました。2番クラウンキューが先頭でゴールインし、人気の壁を打ち破る勝利を飾りました。
このレースは、圧倒的な支持を集めたサンドファルコンの敗戦が最大のポイントとなりました。サンドファルコンは中盤で一時先頭に立ちましたが、終始好位でプレッシャーをかけ続けたクラウンキューの粘りが上回りました。
勝ったクラウンキューは、スタートの良さだけでなく、道中で有力馬の動きに対応し、直線で再度ギアを上げる勝負根性を示しました。長谷川蓮騎手は、人気のサンドファルコンを目標としながら、自身のペースを崩さない巧みなレース運びで、見事にこの波乱を演出しました。この勝利により、クラウンキューはC2クラスでの今後の活躍に大きな期待が持てるでしょう。