2026年1月4日、中山競馬場第2レースの3歳未勝利戦(ダート1800m、稍重)を詳細分析します。単勝1.8倍の圧倒的1番人気が予想される**フィンガー**の牙城を崩すのはどの馬か。前走ダートで素質開花した**ゴーフォアブローク**と、調教で軽快な動きを見せる**ニシノモリミチ**を中心に、出走各馬の厩舎コメント、調教、前走内容を徹底比較し、勝馬の可能性を探ります。
この記事の要点
- **フィンガー**は前走で「いつでも勝てるレベル」と評価されており、本レースでも最有力候補です。
- **ゴーフォアブローク**は前走のダート替わりで大きく前進し、手塚久師も引き続き状態の良さに期待しています。
- **ニシノモリミチ**は調教でフットワークが軽快(↗)と上向きの気配を見せており、2戦目の上積みに注目です。
- **オルブライト**は前走で不利があったものの、ブリンカー効果で安定感が増し、巻き返しが期待されます。
- 中山ダート1800m、稍重の馬場状態が各馬のパフォーマンスにどう影響するかを分析します。
レース概要と主要馬の評価
本レースは2026年1月4日、中山競馬場ダート1800mで行われる3歳未勝利戦です。当日は晴れの「稍重」馬場となっており、推定タイムは良馬場1.55.5に対し、重馬場1.53.7と、時計の速い決着が予想されます。
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 斤量 | 短評 | レイティング | 推定単勝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 4 | 4 | フィンガー | 戸崎圭 | 57 | ここは順番で | 54.9 | 1.8 |
| 5 | 7 | ゴーフォアブローク | 長浜鴻 | 55 | 前走を認めて | 51.2 | 4.5 |
| 6 | 8 | ニシノモリミチ | 菅原明 | 57 | 2戦目上昇可 | 52.4 | 4.5 |
| 2 | 2 | オルブライト | 大野拓 | 57 | もうひと押し | 52.7 | 10.2 |
| 4 | 5 | ブルージェネシス | 荻野極 | 57 | 初ダートで変身も | 49.2 | 16.9 |
データ分析では、**フィンガー**がレイティング54.9と他馬をリードし、人気の中心です。これにレイティング52.7の**オルブライト**、52.4の**ニシノモリミチ**、そして前走でダート適性を示した**ゴーフォアブローク**が続く構図となっています。
出走各馬の調教診断(追い切り詳細)
年末年始の中での追い切り状況は、各馬の仕上げ具合を知る上で重要です。ここでは主要な有力馬3頭の最終追い切り内容を詳細に見ていきます。
【有力馬】フィンガー
- 最終追い切り: 12/31(水) 美W、直強め追う。5F 66.7 – 1F 12.1。
- 短評: 脚取り確か(→)
3戦連続2着の**フィンガー**は、12月31日の追い切りで馬なりの外に新馬を0.7秒先行同入。時計は83.0-66.7-51.7-38.0-12.1と安定しており、助手からは「脚取り確か」との短評が出ています。デビュー時の「太め残り」から馬体も絞れてきており、今回は仕上がりも万全に近いと見られます。
【対抗馬】ゴーフォアブローク
- 最終追い切り: 12/31(水) 美W、強めに追う。5F 67.5 – 1F 11.9。
- 短評: 追走遅れ不安なし(→)
**ゴーフォアブローク**は、12月31日の追い切りで3歳1勝クラスのディアダイヤモンドを内から1.2秒追走し0.1秒遅れましたが、短評は「追走遅れ不安なし」とされています。5F 67.5からラスト1F 11.9と鋭い動きを見せており、引き続き好調を維持していると評価できます。
【注目馬】ニシノモリミチ
- 最終追い切り: 12/31(水) 美W、馬なり余力。5F 69.1 – 1F 12.2。
- 短評: フットワーク軽快(↗)
新馬戦6着から2戦目を迎える**ニシノモリミチ**は、追い切り矢印が唯一の上昇を示す「↗」です。12月31日の追い切りでは、3歳未勝利の馬に内から1.4秒追走して0.1秒先着。助手からは「フットワーク軽快」との高評価を得ており、高木登師も「これから良くなる馬だが、ダート替わりは良さそう」とコメントしており、大きな上積みが見込めます。
厩舎コメントと前走内容の分析
有力馬の陣営コメントと前走内容を比較することで、今回の勝負気配と適性をさらに深く探ります。
- **フィンガー**(前走2着)
- 厩舎コメント: 「足元も落ち着いていますし、状態は維持できています。走りのフォームに改善点は残りますが、もうひと押しを。」(山崎助手)
- 前走評価: 3戦連続2着。先行して一旦抜け出す競馬を見せており、戸崎騎手は「今日は相手が悪かった」「いつでも勝てるレベル」と絶賛しています。
- **ゴーフォアブローク**(前走2着)
- 厩舎コメント: 「ダート替わりも良かったけど、状態の良さが結果に結びついた。引き続き状態はいいので期待している。」(手塚久師)
- 前走評価: 新馬戦からダート適性を見抜かれており、前走(中山ダート)ではペースの緩急に対応し、勝ちパターンに持ち込みました。ダート適性の高さは証明済みです。
- **ニシノモリミチ**(前走6着)
- 厩舎コメント: 「これから良くなる馬だが、デビュー前から攻め馬ではかなり動いていた。ダート替わりは良さそうに感じる。」(高木登師)
- 前走評価: 新馬戦は芝で好位を確保するも、残り3ハロンでペースが上がると苦しくなりました。今回はダート替わりで真価が問われます。
- **ブルージェネシス**(初ダート)
- 厩舎コメント: 「初ダートですが適性はありそうです。気性は真面目ですから、前走のようなことはないはずですよ。」(菊川師)
- 分析: 調教の動きは「反応ひと息」でしたが、陣営は初ダートでの変身に期待を寄せています。血統もサトノジェネシス産駒であり、ダート適性があれば一気に浮上する可能性も秘めています。
- **オルブライト**(前走5着)
- 厩舎コメント: 「前走はスタートで寄られ、道中もチグハグな競馬だった。中1週でも元気一杯。改めて期待している。」(杉浦師)
- 前走評価: 初ブリンカーが功を奏し安定感は増しましたが、不利が響きました。中1週でも元気一杯というコメントから、万全の状態で臨めるでしょう。
レース総評
実績、状態ともに横一線で評価の高い**フィンガー**が本命視されるものの、3戦連続2着という事実は克服すべき壁かもしれません。対抗として注目すべきは、ダートで才能を開花させた**ゴーフォアブローク**、そして調教で明確な上積みを見せた**ニシノモリミチ**です。特に**ニシノモリミチ**はダート適性を見込まれており、馬場が稍重で時計が出やすい状況も味方する可能性があります。これら3頭を軸に、巻き返しを狙う**オルブライト**を含めた検討が鍵となりそうです。