2026年1月29日(水)名古屋競馬場で行われた全12レースの結果をお届けします。メインレース「第27回梅見月杯」(SP1オープン・1700m)では、南関東からの遠征馬ムエックス、地元の看板ホースであるメイショウタイセツ、そして上がり馬ケイズレーヴなど、名古屋のトップホースが激突しました。また、3歳馬による「桃色梅特別」「黄金梅賞」も行われ、梅シリーズらしい充実した番組編成の1日となりました。
この記事の要点
- 11R梅見月杯はSP1オープンの頂上決戦、12頭が出走
- ムエックス(張田昂騎手)は南関東・大宮厩舎からの遠征馬、前走ゴールドカップ2着
- メイショウタイセツは3連勝中で絶好調、名古屋グランプリ1着の実績
- 10R桃色梅特別はナンゴクドリームが逃げ切り、ヴェリタスポルタが猛追
- 9RではビッグベッターがB6組戦を先行抜け出しで制覇
- 7R黄金梅賞はディアナータコスが3歳2組戦を快勝
【メイン結果】11R 第27回梅見月杯(SP1オープン・1700m)
名古屋競馬の「梅シリーズ」を代表する重賞級特別競走「梅見月杯」。SP1オープンとして格付けされた本レースには、地方競馬のトップクラス12頭が出走しました。1700mの距離で行われ、スタミナとスピードの双方が問われる一戦です。
出走馬一覧
| 枠番 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 主な実績 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | マンノライトニング | 牡6 | トーセンラー産駒 |
| 2 | 2 | パラレルヴィジョン | 牡7 | 中央G3・七夕賞の実績 |
| 3 | 3 | コヴィーニャ | 牡5 | ― |
| 4 | 4 | キャッシュブリッツ | 牡5 | ― |
| 5 | 5 | ハッピーミーク | 牝6 | ― |
| 5 | 6 | メルト | 牡7 | ― |
| 6 | 7 | ムエックス | 牡8 | ゴールドカップ2着、マイルCS2着 |
| 6 | 8 | メイショウタイセツ | 牡5 | 3連勝中、名古屋グランプリ1着 |
| 7 | 9 | パピタ | 牡7 | ― |
| 7 | 10 | エイトワン | 牡6 | ― |
| 8 | 11 | ケイズレーヴ | 牡4 | 兵庫ゴールドカップ5着 |
| 8 | 12 | ベルダーイメル | 牡9 | ベテラン健在 |
【出走馬分析】梅見月杯の注目馬
1番人気 ムエックス(7番・牡8)
南関東・大宮厩舎からの遠征馬。前走ゴールドカップでは1着馬とハナ差の2着と健闘し、マイルチャンピオンシップでも2着と、Jpn1級のレースで安定した成績を残しています。張田昂騎手を配し、遠征競馬の実績も十分。8歳というベテランながらも衰え知らずの走りが持ち味で、名古屋の1700m戦でもスタミナ面の不安はありません。中枠の6枠7番からのスタートで、好位から差す競馬が想定されます。
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2番人気 メイショウタイセツ(8番・牡5)
名古屋の看板ホースが3連勝中で絶好調。前走の名古屋グランプリでも1着と、充実の走りを見せています。今井貴騎手とのコンビも息が合い、地元の意地を見せられるか注目です。5歳という年齢的にも充実期を迎えており、1700mの距離は前走でも実績のある得意距離。同枠のムエックスとの激突が最大の見どころです。
3番人気 ケイズレーヴ(11番・牡4)
昨年秋から好走が続く上がり馬。前走の兵庫ゴールドカップでは5着も、Jpn3級の重賞で力を示しました。吉原寛騎手を配し、名古屋でのレースに照準を合わせてきました。4歳という若さから、まだまだ成長の余地を残しており、今後のオープン路線を占う意味でも重要な一戦です。外枠8枠からの発走で、外を回る形になるかもしれませんが、末脚の切れ味に期待がかかります。
穴馬候補 パラレルヴィジョン(2番・牡7)
中央G3・七夕賞の実績を持つ実力馬。地方転入後も安定した走りを見せており、1700mの距離延長が合えば一発の可能性も。内枠2番からのスタートで、ロスなく立ち回れる利点があります。ベテランの味を生かした好走に期待がかかります。
注目 ベルダーイメル(12番・牡9)
9歳のベテランながら、これまでの実績は十分。最外枠からの発走となりますが、長い距離でじっくり構える形ならばまだまだ侮れない存在です。大外枠を利して早めに好位を確保できれば、見せ場を作る可能性があります。
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【結果】7R 黄金梅賞(3歳2組・1700m)
梅シリーズの3歳限定戦「黄金梅賞」。1700mの距離で行われ、今後のクラシック路線を占う一戦となりました。
レース展開
レトファイブ(4番)が先行態勢を取り、リード1馬身ほどで逃げました。2番手にクニト(8番)、外からディアナータコス(11番)とニャンキニーズ(10番)が並走。その後ろに長野キングダイヤ(1番)が続きます。向正面の直線に出ると、先頭レトファイブのリードは1馬身。3コーナーのカーブでクニト、ディアナータコス、ニャンキニーズの3頭がレトファイブに迫り、4コーナーから直線へ。クニトとディアナータコスが抜け出しを図り、ネバるレトファイブの外から、後方にいたナーフセット(6番)がいい脚で突っ込んで2番手に浮上。先頭はディアナータコスが人気に応えてゴール。1700mの距離をしっかりこなし、将来性を感じさせる内容でした。
【結果】8R 小梅賞(B7組・920m)
920mの短距離戦で行われた小梅賞。スピード自慢が揃い、先行力がモノを言う展開となりました。
レース展開
ゼンビトウリョウ(5番)がコーススタートを決めてそのまま先頭に立ち、逃げの一手。2番手には江戸のバイオレット(4番)がつけ、外からラグナーキリア(11番)、タイセンエン(12番)も先行グループに加わりました。920mの短距離戦らしく序盤からペースが速く、直線に向くとゼンビトウリョウがそのまま押し切りを図ります。後続の追い上げを振り切り、ゼンビトウリョウが逃げ切り勝ち。コーススタートから一度も先頭を譲らない完璧な逃げ切りでした。
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【結果】9R B6組(1400m)
B6組の1400m戦。11頭が出走し、上位クラスを目指す馬たちが激突しました。
レース展開
スターロード(2番)が先行し、スマートヌーメン(3番)が内から押して2番手。外からイナズマライン(6番)とスターインパクト(7番)が3番手グループを形成。ザーハーフェル(11番)、ピエナブリックス(10番)が中段を追走し、メタルクラフト(4番)、ノイヤーターク(1番)が後方に控える展開となりました。
向正面から400m地点にかかると、イナズマライン(6番)が先頭に変わり、スターインパクト(7番)が6ワクニートで追走。後方からビッグベッター(8番)が一気に押し上げていき、4コーナーから直線へ。内からビッグベッター、2番手にイナズマライン、追い込んできたスターインパクトが3番手争い。メタルクラフト(4番)も外から突っ込んできます。先頭はビッグベッターが差し切り、2着にイナズマラインが粘り込み、3着争いは最後メタルクラフトがいい伸び足を見せました。
【結果】10R 桃色梅特別(3歳1a・1400m)
3歳馬による特別競走「桃色梅特別」。梅シリーズの一環として行われ、今後の東海ダービーを目指す馬たちの登竜門です。12頭が出走し、注目の一戦となりました。
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出走馬
| 馬番 | 馬名 |
|---|---|
| 1 | ナゴヤバシリ |
| 2 | サウンドコネクト |
| 3 | スティールファイン |
| 4 | セイウンレガーメ |
| 5 | ナンゴクドリーム |
| 6 | ツウカイミッキー |
| 7 | ヴェリタスポルタ |
| 8 | ポンコツソード |
| 9 | ワタシイノッテマス |
| 10 | パド |
| 11 | ビップルーク |
| 12 | コスモギオン |
レース展開
スタートからナンゴクドリーム(5番)が先手を取り、内からナゴヤバシリ(1番)が追走。サウンドコネクト(2番)が2番手、スティールファイン(3番)が押し上げて1コーナーへ。セイウンレガーメ(4番)が外目から追走し、コスモギオン(12番)も上がっていきました。
向正面に入ると、先行はナンゴクドリームがリード1馬身。2番手にスティールファイン、サウンドコネクトが3番手に。ナゴヤバシリは4番手からの追走。後方では7番ヴェリタスポルタが一気に脚を伸ばしていきました。400mを通過し、先行のナンゴクドリームが粘りを見せる展開。外から1番ナゴヤバシリ、さらにヴェリタスポルタ(7番)がぐんぐんと追い上げ、4コーナーから直線へ。
先頭はナンゴクドリームが粘り込み、外からヴェリタスポルタが猛追。ほぼ並んでゴールを通過する大接戦に。ナンゴクドリームが逃げ込みを図るも、ヴェリタスポルタが最後に並びかけ、写真判定級の際どい勝負となりました。3番手にはナゴヤバシリが続き、今後のクラシック路線に向けて注目の結果となりました。
【結果】12R 梅花節昇竜戦(A特別・1400m)
最終レースの梅花節昇竜戦はA特別クラスの一戦。少頭数ながら実力馬同士の争いとなりました。Aクラスの昇竜戦として、上位クラスへの昇級を懸けた重要な一戦です。1400mの距離で行われ、先行力とキレ味の双方が問われるレースとなりました。
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【その他】全レース結果
前半レース(1R~6R)
- 1R C13組(1400m):タマモルピナス、ツキカゲ、ミッションアイズら12頭出走。下級条件戦ながら実力伯仲のメンバーが揃いました。
- 2R C12組(1400m):C12組の一戦。
- 3R C11組(1400m):C11組の一戦。
- 4R C10組(1400m):C10組の一戦。
- 5R C9組(1400m):C9組の一戦。
- 6R C8組(1400m):C8組の一戦。
後半レース(7R~12R)
- 7R 黄金梅賞(1700m・3歳2組):ディアナータコスが人気に応えて快勝。3歳の中距離戦で将来性を見せました。
- 8R 小梅賞(920m・B7組):ゼンビトウリョウがコーススタートからの逃げ切り勝ち。短距離戦を完璧に制しました。
- 9R B6組(1400m):ビッグベッターが後方から差し切り。イナズマラインが2着に粘り込み。
- 10R 桃色梅特別(1400m・3歳1a):ナンゴクドリームとヴェリタスポルタの大接戦。3歳特別競走。
- 11R 第27回梅見月杯(1700m・SP1オープン):ムエックス、メイショウタイセツ、ケイズレーヴらのメインレース。
- 12R 梅花節昇竜戦(1400m・A特別):A特別クラスの昇竜戦。
まとめ
1月29日の名古屋競馬は、「梅シリーズ」の各競走が行われ、梅にちなんだレース名が華を添えました。メインの梅見月杯は、南関東から遠征のムエックスと地元のメイショウタイセツの一騎打ちが最大の注目ポイント。ムエックスはJpn1級レースでも2着の実績を持つ実力馬、一方のメイショウタイセツは3連勝中の絶好調と、甲乙つけがたい好メンバーが揃いました。
3歳戦では、桃色梅特別でナンゴクドリームとヴェリタスポルタが写真判定級の接戦を演じ、黄金梅賞ではディアナータコスが1700mの距離をしっかりこなして快勝するなど、今後の東海ダービーを占う有力馬が台頭しました。
名古屋競馬は現在「梅シリーズ」を開催中で、梅にちなんだ華やかなレース名が続きます。次回開催も引き続きご注目ください。



