フォーエバーヤングに米国から熱烈な種牡馬オファー!日本とアメリカ、どちらが選ばれる?【ネットの反応】
2024年のブリーダーズカップ・クラシック(米G1)を日本調教馬として初めて制したフォーエバーヤング(牡4、栗東・矢作)に対し、米国から熱烈な種牡馬入りのオファーが届いていることが話題となっています。馬主である藤田晋氏の意向や、日本の競馬ファンが繰り広げる議論の内容をまとめました。
目次
最新ニュース:米国から熱烈オファー、藤田オーナーが言及
フォーエバーヤングの馬主である藤田晋氏(サイバーエージェント会長)は、19日までに、本紙の取材に対し、米国などから複数の熱烈な種牡馬入りオファーが届いていることを明らかにしました。同馬はノーザンファームで生まれた経緯もあり、「もちろん日本で種牡馬になることを第一の選択肢には考えている」としながらも、「ひと通り話は聞こうと思っています」と、海外でのスタッド入りも視野に入れていることを示唆しています。
BCクラシック制覇という偉業を達成したフォーエバーヤングに対し、ダート競馬の本場である米国が大きな関心を寄せていることが分かります。
【競馬ニュース出典】
サンケイスポーツ:日本馬初BCクラシック制覇フォーエバーヤングに米国から種牡馬入り熱烈オファー!藤田晋オーナーが明かす
フォーエバーヤングの種牡馬としての価値は?
ダート種牡馬としての海外評価と日本の現状
フォーエバーヤングは、日本馬として初のBCクラシック制覇に加え、ケンタッキーダービー3着、サウジダービー制覇など、海外のダートG1で素晴らしい実績を残しています。掲示板では、日本の競馬界が芝中心であるため、ダート種牡馬は冷遇されがちであり、ダートの本場であるアメリカへ行った方が成功する可能性が高いという意見が多く見られます。
- 日本は芝中心のため、ダート種牡馬は高額になりにくい傾向がある。
- BCクラシックを制した実績から、米国では高い需要があることは当然であるという指摘もあります。
- フォーエバーヤングの血統は、母系がローミンレイチェル系であり、父系が良血ミエスク牝系かつディープ系という「完全異系」であるため、アメリカでの需要が非常に高いと分析する意見もあります。
- サンデーサイレンス系(ディープ系)が飽和している日本よりも、アメリカの方が成功する可能性が高いと推測されています。
日本最高額の種付け料になる可能性も?
フォーエバーヤングの種付け料についても熱い議論が交わされています。従兄弟にあたるシエラレオーネが米国で種付け料1000万であることから、フォーエバーヤングもそれに準ずるか、少し上乗せされた額になると予想されています。
- もし日本で種牡馬入りし、アメリカとの綱引きで価値が上がった場合、イクイノックスやキタサンブラックの2500万円を超え、3000万円程度の日本最高額の種付け料になる可能性があると予想する声があります。
- ただし、日本国内のダート種牡馬の種付け料は1000万円が限界ではないかという見方もありますが、日本で種付けする場合、血統背景から必ずしもダート種牡馬としてのみ扱われるわけではないという反論もあります。
ネット上の主な議論:社台との関係性、血統的背景
藤田オーナーの馬であることから、ノーザンファーム、ひいては社台グループとの関係性や、ウマ娘プロジェクトとのシナジーが、種牡馬入りの行方を左右するという意見が目立ちます。
- 藤田オーナーは「賢い」ため、今回の米国オファーを利用して日本でのシンジケート価格(種付け料)を上げるための駆け引きに使っているのではないか、という見方があります。
- 藤田オーナーはエンタメ事業(ウマ娘)との連携を重視しているため、海外に売却する可能性は低く、今後の社台グループとの関係性維持も考慮すれば、社台スタリオンステーション(社台SS)入りが最有力との意見があります。
- 過去にアドマイヤムーンが海外へ売却されかけた際、ノーザンファームとの関係が悪化し、アドマイヤの所有馬に良い馬が回らなくなったという事例が指摘されており、この経験から社台入りを選択するだろうという推測もあります。
- 一方で、ノーザンファームがアメリカから繁殖牝馬を大量に買い付けているため、フォーエバーヤングを日本に置き、種付けした産駒をアメリカのセリで売却するビジネスモデルも考えられるという意見もあります。
- その他、アメリカンファラオのように1年間の「米国レンタル」のような形態もあり得るのではないかという提案も見られました。
記事の参考情報
本記事は、上記の競馬ニュースおよび下記のネット掲示板の投稿内容を参考に構成しています。
- 参考スレッドURL: フォーエバーヤングに米国から種牡馬入り熱烈オファー!
- ニュース出典: サンケイスポーツ記事