2025年12月7日阪神競馬場ダート1200m3歳以上オープン特別
11月8日に行われた室町ステークスの上位馬(キタノズエッジ、メイショウホウレン、ペプチドヤマト)の力関係が鍵。
阪神ダート1200mは芝スタートと直線の急坂が特徴で、スピードとパワー、器用さが問われるタフなコース。
キタノズエッジの状態が際立っており、叩き3走目で大きな上積みが期待できる。
7歳馬や3枠が不振傾向。血統はストームバード系やエーピーインディ系が有利。
メイショウホウレンの単騎逃げが濃厚だが、最後の坂で差し馬の台頭が予想される。
スタート地点からダートコースに入るまでの距離が長く、外枠の馬は芝部分を長く走るため初速で有利になりやすい。芝で加速がついた状態でダートに入るため、テンの3ハロンは速くなりやすく、ハイペースになりやすい。
コーナーまでの距離が542mと長いため、隊列はいったん縦長になりやすい。外枠の馬も無理なく内へ切り込むチャンスがある。基礎スピードのない馬が無理に先行すると、直線の急坂で失速するリスクが高い。
ゴール前の高低差のある急坂が、先行馬の脚色を鈍らせ、差し馬の台頭を許す要因となる。ラスト1ハロンで時計がかかるケースも珍しくなく、パワーとスタミナが必須。クラスが上がるほど、ゴール前の逆転劇が増える傾向。
ハイペースで推移し、先行勢には厳しい流れ。後方から脚を伸ばした馬と先行して粘った馬が上位に入線。
| 着順 | 馬名 | 斤量 | 騎手 | 走破時計 | 上り3F |
|---|---|---|---|---|---|
| 1着 | ペプチドヤマト | 56.0kg | 高倉稜 | 1:10.3 | 35.6 |
| 2着 | メイショウホウレン | 56.0kg | 浜中俊 | 1:10.5 | 35.9 |
| 3着 | キタノズエッジ | 55.0kg | 古川吉 | 1:10.5 | 35.0 |
室町Sを制覇。展開と枠順が有利に働いた。今回は1.5kg増の57.5kgが課題だが、調教は順調。
2着。果敢にハナを奪い、直線でも粘り強い走りを見せた。阪神の急坂が試金石。同型馬不在は好材料。
3着同着。距離ロスがありながら鋭い末脚で追い込み、能力は互角以上。調教での動きも抜群に良化しており、上積み大。阪神コースも適性あり。
5着。上がり3ハロン34.3秒の驚異的な末脚。陣営コメント通りデキは絶好で、展開次第で突き抜ける可能性。
距離短縮で巻き返しを狙う。3歳馬特有のスピードが魅力。
末脚確実で状態も安定。阪神コース適性も悪くない。
初ダート戦。ハンデ54kgは魅力。未知のダート適性に期待。
ユニコーンS勝ち馬。近走不振だが、距離短縮とブリンカー着用で変わり身を狙う。能力は最上位。
軽量54kgが武器。1週前猛時計をマークし状態は絶好。穴馬候補。
過去10年、7歳馬の成績は[0-0-0-5]と壊滅的。
過去10年、3枠の成績は[0-0-1-9]と振るわない。
阪神ダート1200mではストームバード系やエーピーインディ系が圧倒的な強さ。
◎メタマックス (父: Into Mischief, ストームバード系)
◎スマートフォルス (父: シニスターミニスター, エーピーインディ系)
○アルファマム (父: マジェスティックウォーリアー, エーピーインディ系)
◎ペプチドヤマト (父: ドレフォン, ストームバード系)
時計以上に動きの質が高く、反応が良化。充実期で勝ち負け必至。
手足の運びが素軽く、推進力あり。展開次第で突き抜けるエネルギーを溜め込んでいる。
意欲的な調教で馬体に張りがあり、好調をキープ。
1週前の猛時計が光る。状態の良さはメンバー中でも一、二を争う。
◎
前走の内容、状態の良さ、調教の動き、コース適性から軸として不動。
○
同型不在でマイペースの逃げが見込め、阪神コースでの粘り込みも期待。
▲
斤量克服できれば、今の充実ぶりと爆発力でまとめて差し切る可能性。
スマートフォルス、アルファマム、ジョーローリット – それぞれ安定感、末脚、軽量と好調さで馬券に絡む可能性を警戒。
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