2025年12月18日、名古屋競馬場にて行われた第5レース C28組(ダート)の出馬表と、興奮の実況ハイライトをお届けします。7番サンルーナが出走取消となり、11頭立てで行われました。
本レースは名古屋競馬場のC28組として行われました。単勝1.6倍の圧倒的1番人気に推されたのは、3番ネオディヤマンテ(木之前葵騎手)です。以下、2番人気に9番アルファベガ、3番人気に12番シャンセレナーデが続きました。
| 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 | 単勝オッズ | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | リンガスマイル | 牡3 | 57 | 村上弘樹 | 瀬戸口悟 | 19.4 | 8 |
| 2 | 2 | ウインフォーユー | 牝3 | 55 | 加藤誓二 | 倉地学 | 43.8 | 10 |
| 3 | 3 | ネオディヤマンテ | 牡3 | 55 | 木之前葵 | 榎屋充 | 1.6 | 1 |
| 4 | 4 | グランリッジライン | 牡3 | 53 | 小笠原羚 | 沖田明子 | 15.9 | 7 |
| 5 | 5 | コモモチャン | 牝3 | 55 | 大原浩司 | 原口次夫 | 14.6 | 6 |
| 5 | 6 | クインズガナッシュ | 牝3 | 55 | 阪野学 | 塚田隆男 | 13.4 | 5 |
| 6 | 7 | サンルーナ | 牝3 | 55 | 加藤利征 | 錦見勇夫 | — | — |
| 6 | 8 | ヴォレンティエーリ | 牝3 | 55 | 大畑慧悟 | 竹下太 | 25.0 | 9 |
| 7 | 9 | アルファベガ | 牝3 | 55 | 加藤聡一 | 竹下太 | 10.3 | 2 |
| 7 | 10 | エムティパブロ | 牡3 | 57 | 大畑雅章 | 倉地学 | 43.8 | 11 |
| 8 | 11 | ドゥフトブリューテ | 牡3 | 57 | 丹羽克輝 | 竹之下昭 | 10.9 | 4 |
| 8 | 12 | シャンセレナーデ | 牝4 | 55 | 丸野勝虎 | 井手上慎 | 10.3 | 3 |
※7番サンルーナは出走取消となりました。
レースはスタート直後、先行争いから3番ネオディヤマンテがジワリと先頭に立ちました。2番手には5番コモモチャン、その後ろに8番ヴォレンティエーリが続きます。中団には1番リンガスマイル、そして11番ドゥフトブリューテが位置し、後方から10番エムティパブロや9番アルファベガが追走する形となりました。
向こう正面では3番ネオディヤマンテがリードを3馬身ほど取り、レースを引っ張ります。600m標識を過ぎたあたりで、2番手の5番コモモチャンをマークするように8番ヴォレンティエーリが位置取り、さらに後方からは4番グランリッジラインが差を詰めてきました。
残り400m標識を過ぎると、後続が一気に差を詰めてきます。逃げていた3番ネオディヤマンテがわずかに踏ん張る中、外から8番ヴォレンティエーリが猛追。内からは4番グランリッジラインも伸びてきます。
直線に入ると、馬群の間を割って1番リンガスマイルが鋭い脚で伸び、先頭争いに加わります。最終的に、1番リンガスマイル、4番グランリッジライン、8番ヴォレンティエーリの3頭が横一線となり、写真判定となるような大接戦のままゴール板を通過しました。
実況では、最後のゴール前で1番リンガスマイル、8番ヴォレンティエーリ、4番グランリッジラインの3頭が激しく競り合った様子が伝えられました。特に8番人気の1番リンガスマイルが、後方から強烈な追い込みを見せ、混戦の勝利を手にした可能性が示唆されます。
確定着順の情報はありませんが、実況から判断するに、人気を背負った3番ネオディヤマンテは直線で粘りきれず、結果的に中穴・大穴馬同士での決着となった可能性が高いでしょう。このレースは、先行馬が有利な展開の中でも、差し・追い込み勢が力を発揮できることを示した一戦と言えます。