名古屋5R C24組：ジーティーネージュがハズムリズムとの壮絶な叩き合いを制す

2025年12月4日 名古屋5R C24組 実況回顧：2番人気ジーティーネージュが激戦を制す

2025年12月4日に行われた名古屋競馬場第5レース、C24組（400メートル）は、最後まで目の離せない激戦となりました。2番人気に支持されたジーティーネージュが、終始逃げ粘る6番人気のハズムリズムをゴール寸前で差し切り、見事勝利を収めました。注目の1番人気馬が敗れる中、勝負を分けたポイントを実況音声から徹底分析し、今後のレースで覚えておきたい教訓を探ります。

レース展開の回想：逃げ馬2頭の壮絶なマッチアップ

スタート直後、最内枠の1番ハズムリズム（木之前葵騎手、6番人気）が好ダッシュを決め、先行体制に入ります。そこに外から並びかけていったのが、2番人気の10番ジーティーネージュ（塚本征吾騎手）でした。この2頭が先団を形成し、序盤から激しい主導権争いを繰り広げます。注目の1番人気、6番アップリンクはインコースで中団に控える形となりました。

向こう正面から3コーナーにかけて、ハズムリズムが先頭、ジーティーネージュが2番手の並走が続きます。その後ろには6番アップリンクや5番ラッシュグリーンなどが追走。4コーナーを回って直線に入ると、逃げるハズムリズムが懸命に粘りを見せますが、外から手応えよく伸びてきたジーティーネージュが猛追します。壮絶な叩き合いの末、10番ジーティーネージュがゴール直前でハズムリズムを首差捉え、勝利をもぎ取りました。勝負強さが光る一戦でした。

今後のレースで覚えておきたい教訓と注目馬

• ジーティーネージュの勝負強さ： 2番手追走から、最後まで粘りを見せた先行馬を差し切った勝負根性は特筆に値します。短距離戦での瞬発力と粘りを兼ね備えており、塚本征吾騎手とのコンビで今後も上位争いの中心となるでしょう。
• ハズムリズムの奮闘： 6番人気ながら積極的な先行策を打ち、ゴール寸前まで粘り通した内容は実況から見ても非常に優秀です。次走以降も短距離戦で展開の鍵を握る存在としてマークが必要です。
• 1番人気アップリンクの動向： 道中3番手付近にはいましたが、直線での伸びが実況で言及されておらず、結果的に敗れたと推測されます。人気を裏切る形となりましたが、巻き返しがあれば配当妙味が増すかもしれません。
• アルファベガの末脚： 最高峰付近からレースを進めた3番アルファベガが、最後は大外から3着争いに加わったと実況で伝えられています。人気薄ながら見せた強烈な追い込みは、短距離戦における展開次第で大穴を開ける可能性を示唆しています。

名古屋5R C24組推定着順

400メートルの電撃戦でありながら、先行馬と追い込み馬、そして人気薄の馬の奮闘が光る見応えのある一戦となりました。特に10番ジーティーネージュと1番ハズムリズムの今後の短距離戦線での活躍に期待が高まります。