先日行われた海外G1レース「エンブロイダリー」に出走した日本馬と、その騎乗について、インターネット掲示板では様々な意見が交わされました。特に、期待を背負って出走したにも関わらず結果が出なかったことに対し、馬の能力、ルメール騎手の騎乗、そして近年の日本牝馬のレベルについて厳しい声が上がっています。
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エンブロイダリー惨敗!その原因は?
エンブロイダリーの海外G1での大敗に対し、ユーザーからは様々な原因が推測されています。
馬の能力不足か?「弱すぎる」「期待外れ」の声
多くのユーザーは、エンブロイダリー自身の能力不足を指摘しています。特に「弱すぎわろた」「弱い 恥ずかしいよ」といった直接的なコメントや、「普通に馬が弱いでしょ」「正直この程度だとは思わんかった」といった声が散見されました。中には「これが2冠馬 2勝クラスの間違いだろ」と、国内でのG1実績に対する疑問を呈する意見も見られました。
また、「3歳牝馬はレベル低い」「牝馬はここ2年間くらいずっと弱い」といった、世代全体のレベルを問題視する声も上がっており、エンブロイダリーだけの問題ではない可能性も指摘されています。
ルメール騎手の騎乗への疑問「海外下手」「国内限定」
今回の敗戦では、ルメール騎手の騎乗についても厳しい意見が多数寄せられました。「ルメールがマジで乗れてない」「ルメールが下手糞すぎるわ こいつ海外に送るのもうやめろ」といった辛辣なコメントが目立ちます。
特に「国内しか勝てないルメール」「海外に行くとチワワ化するのなんで?」「海外ルメールのデバフ凄いな」など、ルメール騎手が海外レースで本領を発揮できていないという指摘が多く、日本と海外での騎乗スタイルの違いや適応能力に対する疑問が示されました。「ドバイ、サウジはいいけど香港だと新人以下になる」という具体的な分析も見られます。
一部のユーザーは、ルメール騎手が過去にアガカーン専属騎手を解雇された経緯に触れ、「その程度の騎手に良い様にされてるのが日本競馬の悲しき実態なんよ」とまで言い切るコメントもありました。
3歳牝馬のレベル問題「過去最弱世代」の指摘も
エンブロイダリーの敗戦は、近年の日本牝馬全体のレベルに関する議論にも発展しました。「今の日本の牝馬はクソ雑魚なんだから海外に出すのやめろよ」「ここ数年で牝馬最弱世代」といった意見が多数見受けられます。
「チェルヴィニア ステレンボッシュ 「ようこそ、こちらの世界へ」」という皮肉なコメントや、「昨日セナスタイルが普通に負けた時にみんな確信しただろ 今年の3歳牝馬クソレベルだって」と、他の同世代馬の成績から同様の結論に至るユーザーもいます。
また、「フケ抑える薬禁止しただけで牝馬こんなに弱くなるんだな 名馬と言われてた牝馬たちも実際怪しいぞ」と、ドーピング規制強化が牝馬のパフォーマンスに影響しているのではないかという推測の声も上がっています。
一方で、「リスグラアモアイクロノの世代の数年が異常だっただけ これが普通の牝馬の実力」と、過去の偉大な牝馬たちが例外であり、現在の状況こそが標準であると考える冷静な意見もありました。
日本競馬と海外競馬、馬場・環境の違い
海外遠征における馬場や環境の違いも、敗因として挙げられています。
香港のパワーを要する馬場への適応
香港の馬場が日本の馬場と異なる点が指摘されています。「パワーいる馬場の香港や欧州だと特に」というコメントや、「香港の屈強なマイラー相手に女の子じゃ厳しいね」といった声があり、香港のタフな馬場が日本馬、特に牝馬には厳しいという認識がうかがえます。
日本馬場の特殊性とその影響
日本の馬場環境についても言及がありました。「日本は馬力要らずのトランポリン馬場 日本でやればソウルとこんな力関係じゃない 楽に走らせ過ぎなんだよ日本は そんでその分脚に負担かかるから故障する もっとちゃんと総合力問う馬場に戻せよアホ」という強い意見は、日本の競馬が特殊な馬場条件に最適化されすぎているのではないかという警鐘を鳴らしています。
「ノーパワーでもノースタミナでも走れる日本馬場向けに調教された末路」という指摘もあり、日本の育成・調教が海外のタフなレース環境に適応しにくい馬を作り出している可能性が示唆されました。
まとめ:エンブロイダリーの今後と日本牝馬の課題
エンブロイダリーの海外での敗戦は、単一の競走馬や騎手個人の問題にとどまらず、近年の日本競馬、特に牝馬の海外での競争力、そしてその背景にある馬場や育成環境の課題を浮き彫りにしました。
「エンブロイダリーは 国内限定で使った方がいいかな」という現実的な意見が示すように、今後は適材適所での出走選択がより重要になるでしょう。また、日本競馬全体として、海外のタフなレースで通用する馬をどのように育成していくか、長期的な視点での戦略が求められているのかもしれません。
ルメール騎手についても、海外での騎乗スタイルや適応力が今後の課題として挙げられます。彼の今後の騎乗、特に海外での成績に注目が集まることでしょう。
よくある質問 (FAQ)
- Q: エンブロイダリーはなぜ海外で結果を出せなかったのか?
- A: 馬自身の能力不足、ルメール騎手の海外での騎乗の質、そして近年の3歳牝馬全体のレベルの低さが主な原因として挙げられています。香港のパワーを要する馬場への適応力の問題も指摘されています。
- Q: ルメール騎手は本当に海外で弱いのか?
- A: ユーザーからは「国内限定」「海外下手」といった厳しい意見が多く見られます。特に香港での成績を問題視する声がありましたが、ドバイやサウジでは良い結果を出しているという意見もあり、一概に弱いとは言い切れませんが、特定の競馬場や環境での適応力が課題とされています。
- Q: 近年の日本牝馬のレベルは低いのか?
- A: 多くのユーザーが「最弱世代」と指摘しており、エンブロイダリーだけでなく、他の同世代牝馬の成績から全体のレベルが低いと感じる声が多数あります。一部では、過去の偉大な牝馬たちが異常であり、現在の状況が「普通」であるという見方もあります。
- Q: 日本の馬場は海外とどう違うのか?
- A: 日本の馬場は「トランポリン馬場」と表現されることもあり、馬力やスタミナが過剰に求められない特殊な環境であると指摘されています。これにより、海外のパワーを要するタフな馬場への適応が難しい馬が育つ傾向にあるという意見が見られます。
参考元
- エンブロイダリー – 5ちゃんねる