目次 1. はじめに：エプソムカップ20…
2025年12月1日、大井競馬場で行われた4R・2歳新馬戦は、単勝9番人気のリクコウ（1番）が鮮やかな逃げ切りを見せ、後続を大きく突き放して勝利を収めました。
レースはゲートが開くと同時に、3番のロイヤルサウンダが大きく出遅れ、最後方からの追走となるアクシデントが発生しました。
スタート直後、内からリノカ（2番）、外からサイゴニアイハカツ（9番）、バイバイファイト（10番）、そしてリクコウ（1番）の4頭が先団を形成する展開。やがてリクコウが先頭に立ち、リノカが2番手で追走する形でレースは進みました。
4コーナーを回り、直線に入ると、先頭のリクコウと2番手のリノカが後続を大きく引き離し、2頭の争いかと思われました。
残り200mを通過後、リクコウがさらにリードを広げると、2番手争いが激化。ここで単勝1番人気だったカクヒメ（6番）が大外から猛然と追い込み、一気にリノカを交わして2番手に浮上。
結果、リクコウがそのまま押し切り快勝。カクヒメが2番手、リノカが3番手、サイゴニアイハカツが4番手で入線しました。
このレース最大のトピックは、ロイヤルサウンダ（3番）のスタートでの大きな出遅れでしょう。最高方からの競馬となり、能力を発揮できずに終わりました。次走、スムーズにスタートを切ることができれば、一変する可能性を秘めています。次走のゲート入りに特に注目したい一頭です。
単勝1番人気に推されていたカクヒメ（6番）は、道中離れた位置から直線で驚異的な追い上げを見せ、2着を確保しました。勝ち馬には及ばなかったものの、メンバー最速と思われる末脚を繰り出しており、能力は十分に高いと言えます。今回の経験を活かし、次走以降のレース運びが改善されれば、未勝利戦を勝ち上がるのは時間の問題でしょう。
リクコウの勝利はもちろん、不利を受けた馬、追い込みで能力を示した馬など、次走以降の予想に役立つ情報が詰まった一戦となりました。
2025年12月1日に行われた大井競馬場4R、2歳新馬戦は、単勝9番人気ながら終始先行したリクコウ（1番）が、後続の追い上げを許さず押し切る快勝となりました。
ゲートが開くと、まず3番ロイヤルサウンダが大きく出遅れ、最後方からの追走を強いられる形となりました。
スタートは内からリノカ（2番）、外からはサイゴニアイハカツ（9番）、バイバイファイト（10番）、そしてリクコウ（1番）の4頭が先団を形成。その後、リクコウが先頭に立ち、リノカが2番手でぴったりとマークする形でレースの主導権を握りました。
向こう正面から4コーナーにかけても、リクコウとリノカの2頭が後続を大きく引き離す展開に。直線に入った時点では、この2頭の決着かと思われました。
残り200mを通過し、リクコウがさらにリードを広げると、後方から単勝1番人気のカクヒメ（6番）が大外を勢いよく伸びてきました。
カクヒメは一気にリノカを交わし、2番手に浮上。しかし、リクコウのリードは最後まで揺るがず、そのままゴールイン。リクコウが見事に新馬戦を制しました。
本レースで最も注目すべきアクシデントは、ロイヤルサウンダ（3番）のスタートでの大出遅れです。ゲートで大きく後手を踏んだため、まともな競馬ができず、本来の能力を発揮する機会がありませんでした。次走、スムーズな発馬ができれば、今回の結果とは全く違うパフォーマンスを見せる可能性が非常に高い一頭です。次走のパドックやゲート入りは要チェックです。
2着に入ったカクヒメ（6番）は、道中の位置取りから考えると、直線での追い上げは特筆に値します。勝ち馬には届かなかったものの、その末脚は出走メンバー中でも最上位クラスと判断できます。今回の経験でレースの流れを掴めれば、次走以降の勝利は確実視されるでしょう。新馬戦で見せたこの爆発力は、今後の重賞戦線でも活きてくるはずです。