2025年12月31日/2025年12月31日
2026年1月1日に名古屋競馬場で開催される「午年初駆特別(A)」の予想をお届けします。ダート920mの電撃戦には、近走絶好調のミカノヴェニュスや実績馬ハッピーミークなどスピード自慢が集結。名古屋920mのコース適性や各馬のコンディションを分析し、有力馬を徹底解説します。
2026年の幕開けを告げる本レースは、2025年度シーズンからの流れを汲む一戦です。予想する上で重要となるポイントを2つ整理します。
名古屋競馬場の920m戦は、スタート直後のダッシュ力が勝負を分ける超短距離戦です。コーナーまでの距離や直線の短さを考慮すると、先行力のある馬が圧倒的に有利となります。今回のメンバーでも、このコースで良績を残している馬や、持ち時計が速い馬には特に注目が必要です。
年末年始の名古屋競馬は連戦や変則日程も多く、馬の疲労度や調整過程が重要になります。特に12月22日や12月10日など、直近2~3週間以内にレースを使われている馬は、実戦感覚が優れている一方で、連闘や中1週の強行軍による見えない疲れがないかを見極める必要があります。逆に間隔が空いている馬は、リフレッシュ効果とレース勘のバランスがポイントになります。
出走馬の中から、血統背景や直近の成績が注目される有力馬をピックアップして解説します。
父ジョーカプチーノ母スイートポーラ(母父:スウェプトオーヴァーボード)
本レースの主役候補です。父ジョーカプチーノ、母父スウェプトオーヴァーボードというスピード血統の持ち主。何より注目すべきは直近のパフォーマンスで、前走の12月10日「梅初月賞(B)」ではダート920mを56秒3で逃げ切り圧勝しました。さらに11月13日にも同条件で勝利しており、充実期を迎えています。持ちタイムも優秀で、この条件なら崩れる可能性は低いと考えられます。
父ファインニードル母アモーレエテルノ(母父:ゼンノロブロイ)
父は高松宮記念を制したファインニードルで、短距離適性の高さがうかがえます。今回は約5ヶ月ぶり(中22週)の実戦となりますが、名古屋920m戦には実績があります。2024年12月には同距離で勝利しており、スピード能力は上位。久々のレースでいきなり力を発揮できるかが鍵となりそうです。
父ゴールドシップ母ツウローゼズ(母父:スターリングローズ)
父ゴールドシップに、母父はJBCスプリント勝ち馬スターリングローズという配合。スタミナとスピードの持続力を兼ね備えています。直近では12月22日の1700m戦に出走しており、連闘での参戦となりますが、タフなローテーションをこなすスタミナが活きれば、短距離戦でも浮上の余地があるかもしれません。
父シャンハイボビー母ゴーンクレージー(母父:Gone West)
父シャンハイボビー、母父Gone Westという、ダート短距離向きの米国血統です。JRAからの転入初戦となり、9月14日以来の実戦で小回りの名古屋920mへの対応力が問われますが、血統的なスピード適性は魅力です。
直近2週間以内にレースを使われ、順調に使われている馬たちも侮れません。
2026年の走り初め、スピード自慢たちが揃った「午年初駆特別」。直近の充実度と920mへの適性を重視した最終的な予想の印や買い目は、以下のリンクからご覧いただけます。
Dec 31, 2025• N…