ドウデュース、シャフリヤールは満口!高額設定のキタサンブラック、イクイノックスが苦戦する2025年種牡馬市場の動向

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​​2025年度の種付けシーズンに向けて、種牡馬の配合申し込み状況が競馬ファンや生産者の間で大きな話題となっています。特に注目を集めているのは、ダービー馬ドウデュースとシャフリヤールが満口になったというニュースです。一方で、高額な種付け料を設定したキタサンブラックやイクイノックスは、満口に至らず苦戦しているというスレッドユーザーの意見が交わされています。

 

本記事では、インターネット掲示板の投稿内容を元に、最新の種牡馬市場の動向と、高額種牡馬に対する生産地のリアルな評価についてまとめます。

ドウデュースとシャフリヤールが満口に!人気沸騰の背景

今年の種付け申し込みにおいて、ドウデュースとシャフリヤールが比較的早い段階で満口となったことが、社台スタリオンステーションの動向として注目を集めています。特にドウデュースは種付け料1000万円(据え置き)が「お手頃価格」として評価され、高い人気を維持しているようです。

スレッド内では、ドウデュースについて「1000万円で満口になるのはさすが」「社台SSでもかなりの速さで満口」といった評価が見られました。一方で、ドウデュースは昨年度は即日満口であったため、「今年は満口になるのに時間がかかった」という指摘も一部であり、受胎率に対する懸念がある可能性も示唆されています。

シャフリヤールについても満口が報じられていますが、「種付け数を絞っているのではないか」という推測や、不受胎(不受胎率)に関する不安を挙げる声も出ています。しかし、シャフリヤールは母系が優秀であり、「リアルスティールの上位互換になりうる」「世代最強馬を出すポテンシャルがある」と将来性を期待するユーザー意見も多く見られました。

高額種牡馬の動向:キタサンブラック&イクイノックスは苦戦?

対照的に、高額な種付け料(2500万円と推測される)を設定しているキタサンブラックとイクイノックスは、満口に至らず苦戦している状況が話題の中心です。多くのユーザーが「値段が高すぎる」ことを敬遠の理由として挙げており、「2000万円であれば即満口になったのではないか」という意見も見られます。

キタサンブラック産駒の成績と市場の冷静な見方

キタサンブラックについては、産駒の成績が市場の判断に影響しているという指摘があります。スレッドの投稿では、キタサンブラックの現時点(2025年12月時点)の2歳成績について、70頭デビュー中14頭勝ち上がりで勝ち上がり率20.0%という具体的な数値が示され、成績の悪さが「馬産地では一歩間をとられてる」要因と推測されています。

ただし、キタサンブラック産駒の過去のデータからは、2歳時の勝ち上がり率が良い年ほど最終的な率が悪いという特徴があり、最終的には勝ち上がり率が45%を超える「安心安全種牡馬」になるという見方も併記されています。早熟ではないため、2歳戦の結果だけで判断するのは難しいという意見もありました。

イクイノックスの種付け料への評価と懸念

デビュー前種牡馬のイクイノックスが高額設定されていることについては、「ボリすぎ」「大失敗したら目も当てられない」と、価格設定に対する厳しい意見が目立ちます。これは、高額種牡馬の初年度産駒で結果が振るわなかった「コントレイルショック」の影響が市場に残っており、生産者がデビュー前の高額馬に対して慎重になっているためと考えられます。

ユーザーからは、イクイノックスの種付け料がキタサンブラックと同額に設定されたのは、キタサンブラックより安くすると売れないという「浅はかな考え」からではないか、という推測も見られました。

満口が報じられたその他の種牡馬一覧

本スレッドの投稿内容によると、ドウデュース、シャフリヤールの他に、満口が報じられた種牡馬として以下の名前が挙がっています。

  • エフフォーリア
  • シスキン
  • リオンディーズ
  • ホッコータルマエ
  • シニスターミニスター
  • ニューイヤーズデイ
  • ルヴァンスレーヴ

市場の冷静化:種付け料バブルは一旦落ち着くか

全体的に、社台スタリオンステーションの種牡馬は申し込みが減少傾向にあり、高額馬は様子見の年であるという見方がスレッド内で共有されています。ユーザーは、種付け料が賞金の変動に見合わず「アホみたいに上げる」ため、市場が一旦冷静化し、「コスパ重視」の傾向になっているのではないかと推測しています。

背景には、セレクトセールでの高額取引はノーザンファーム関連が中心であり、中小牧場は種付け料の高騰に限界を感じているという構造的な問題があるのではないか、という指摘もありました。

よくある質問(FAQ)

Q. ドウデュースとシャフリヤールの種付け料はいくらですか?

A. ドウデュースは据え置きの1000万円であるとされています。シャフリヤールについてはスレッド内では具体的な種付け料は言及されていませんが、ドウデュースの1000万円という価格は三冠馬クラスの種牡馬と比較して「お手頃価格」と評価されています。

Q. キタサンブラックやイクイノックスが満口にならない主な理由は何ですか?

A. スレッドユーザーの意見では、種付け料が2500万円と高額に設定されていることが最大の理由とされています。加えて、キタサンブラック産駒の現時点の成績や、コントレイルの初年度産駒の状況を見た生産者による「デビュー前の高額種牡馬に対する慎重な姿勢」も影響していると推測されます。

参考情報

本記事は、以下のインターネット掲示板のスレッド投稿内容を元に構成しています。

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ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

ヤナシ社長(旧:生成系競馬予想)

競馬予想家 (経験20年)

データ関連企業の社長であり、学生時代にはアルゴリズムコンテストで世界3位に入賞したAI技術者。20年以上にわたり統計解析を競馬予想に応用してきた競馬予測家でもあります。生成系AIを駆使した客観的で革新的な競馬予想を提供し、「生成AI競走馬評価」などのコンテンツを通じて、競馬をより深く楽しめるようサポートしています。

専門分野: AIを使った競馬予想。生成AIを使ったコンテンツ作成
実績・資格:

主な活動実績 AI競馬マスターズ2023: 3位入賞 俺プロ: 馬将認定 参考成績(中央): https://yoso.netkeiba.com/?pid=yosoka_profile&id=562 参考成績(地方): https://yoso.netkeiba.com/nar/?pid=yosoka_profile&id=562

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