2023年の東京優駿(日本ダービー)覇者であり、海外G1のクイーンエリザベス2世カップも制したタスティエーラが、引退後の種牡馬として優駿スタリオンステーションで受け入れられることが報じられ、競馬ファンの間で大きな話題となっています。特に、同じ社台グループ内の社台スタリオンステーション(社台SS)入りを期待する声が多かったため、今回の発表は驚きを持って受け止められました。
タスティエーラが優駿SS入りへ!社台SS見送りの背景とファンが議論する血統・実績への評価
タスティエーラの引退発表と種牡馬入りのニュースは、ネット上の掲示板でも熱い議論を巻き起こしました。主な論点は「なぜ社台SSではないのか」という点に集約されています。タスティエーラのラストランは有馬記念となる見込みです。
参考スレッド情報
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なぜ社台SSではないのか?ファンが指摘する「冷徹な判断」
タスティエーラはダービーと海外G1の2勝を挙げている実績馬ですが、「ダービー馬なのに優駿SS入り」という現実に直面し、ファンからは様々な推測がなされています。
社台SS入りを果たした同世代馬との比較
特に話題になったのが、同じ2023年ダービーに出走し4着だったベラジオオペラが社台SS入りを果たしている点です(投稿時点の情報)。これに対し、多くのファンは生産牧場の違いを指摘しています。
- ベラジオオペラ:社台ファーム生産
- タスティエーラ:ノーザンファーム生産
ノーザンファーム生産馬であるタスティエーラに対して、社台ファーム生産馬であるベラジオオペラが社台SS入りできたのは、「照哉枠(社台ファーム代表の吉田照哉氏の枠)」の存在が大きいのではないかという見解が多く見られました。社台SSの種牡馬枠は飽和状態にあり、ブリックスアンドモルタルの退場後も、ベラジオオペラなど新しい種牡馬の追加で空きがないと見られています。
父サトノクラウンの存在と血統的な評価
タスティエーラの父はサトノクラウン(社台SS繋養)であり、「父と交代するのではないか」という予想もありました。
しかし、サトノクラウン自身がサンデーサイレンス系やKingmambo系、フレンチデピュティ系などの主流血統のインブリードを持たない「異系」であるため、繁殖牝馬を選ばない使い勝手の良さを持っている点が、タスティエーラ(サンデーサイレンスの血が入っている)よりも種牡馬として価値があると判断された可能性が指摘されています。
また、タスティエーラはG1を2勝しているものの、「レコードなし」「上がり最速が生涯一度もない」といった競走能力の天井が低いと見なされたことも、冷徹な判断の背景にあると分析する声もあります。
FAQ: タスティエーラ引退と種牡馬入りに関する疑問
タスティエーラのラストランはいつですか?
有馬記念がラストランとなる予定です。有馬記念後に種牡馬入りします。
タスティエーラの種付け料はいくらぐらいと予想されていますか?
ファンの間では、種付け料は200万円から300万円のラインが妥当ではないかという意見が出ています。
タスティエーラのダービーは「低レベル世代」だったのですか?
スレッド内では、「歴代で最も印象の薄いダービー馬」「史上最悪のダービー」といった厳しい意見が多く見られました。スキルヴィングの事故やレースレベルの低さが要因として挙げられています。