#01レース概要とコース特性
レース詳細
- レース名: ジェムストーン賞競走（重賞）
- 対象: 2歳サラブレッド
- 距離: ダート1200m
- 開催場所: 大井競馬場（右回り外回りコース）
- 特徴: 2歳ダート短距離王決定戦。翌年以降の短距離路線を見据えた試金石。全16頭立ての多頭数。
- 賞金: 1着賞金1,300万円
- 出走馬: 南関東トップクラスの短距離適性馬が集結
大井ダート1200mコース特性
- スタートから最初のコーナーまで距離が短い
- 外枠は不利、内枠は包まれるリスク
- 先行したい馬が多く、ハイペースな消耗戦が予測
- 推定走破タイムは1:13.1
- 中団やや後ろで脚を溜め、上がり3Fで速いタイムを出せる差し馬に展開が向く
- 純粋なスピードだけでなく、スピードの持続力が勝敗を分ける
#02有力馬の徹底比較：実績と持ちタイムの定量分析
TOP実力最上位
ゼッケン: 12
ワナハヴファン
- 持ちタイム: 1:12.8 (メンバー最速タイ)
- 上がり3F: 37.3
- 実績: 転入初戦を好タイムで圧勝。スピード能力は最高峰。
ゼッケン: 15
ハンデンドレイク
- 持ちタイム: 1:12.8 (メンバー最速タイ)
- D1200m実績: 2戦2勝
- 上がり3F: 37.3
- 実績: 前走マイル重賞2着。マイルで培ったスタミナは武器。
FOCUSD1200m専門の実力馬
ゼッケン: 13
ドキドキ
- D1200m実績: 3戦すべて連対
- 上がり3F: 36.9 (メンバー屈指の切れ味)
- 実績: 先行争い激化なら直線での強襲期待。
ゼッケン: 16
- D1200m実績: 連勝中
- 上がり3F: 38.6
- 実績: 大外枠からスムーズな競馬ができれば粘り込みも。
RISING充実の上がり馬
ゼッケン: 11
ミライヘノヒーロー
- 上がり3F: 37.2
- 実績: 転入後に馬体増、先行力向上し連勝中。勢いに乗る。
ゼッケン: 3
ブラックエックス
- 実績: デビュー以来 (2-1-0-0) と底を見せていない。
- 上がり3F: 38.4
- コメント: 浦和からのコース替わりが鍵。ポテンシャルに期待。
OTHERSその他の有力馬
ゼッケン: 10
ゴールドカグヤヒメ
- D1200m最速: 1:14.1
- 上がり3F: 37.7
- コメント: 発馬安定すれば好位から終いを使える。
ゼッケン: 4
ベイビークエスト
- D1200m最速: 1:14.2
- 上がり3F: 37.4
- 実績: 休養明けで勝ち上がり。調教評価も上向き。
血統背景
- 有力馬の父にはモーニン、モズアスコットなど、米国ダートのスピードに特化した種牡馬が多い。
- 特にモーニン産駒は4頭が出走。タフな南関東ダートでのスピード持続力に優れるため注目。
#03直近2週間の調教状態：最終調整の評価
↗状態上昇組
- ベイビークエスト（4）: 「動き更に良化」と最高の評価。注目必須。
- ミライヘノヒーロー（11）: 状態上昇。
- ワナハヴファン（12）: 「ひと叩き気合乗る」と評価、前走からの上積み。
- ハンデンドレイク（15）: 坂路で好時計を馬なりで記録、万全の仕上がり。
- プレストエンペラー（14）: 状態上昇。
💬厩舎コメント & 最終追い切り
- ベイビークエスト（4）: 田中正師「重賞でも楽しみ」と強気。
最終追い切り: 馬なりで3F 36.8秒 - ワナハヴファン（12）: 荒山師は相手強化に慎重。
- ナギサノルナ（16）: 朝倉師は相手強化に慎重。
- ドキドキ（13）: 高橋清師「叩いて状態も上向き」。
- ハンデンドレイク（15）: 最終追い切り: 坂路で1F 11.2秒
- 「馬なり」で速い時計が出ている馬は、レースでの余力を示唆しており高く評価できる。
#04レース展開予測：ハイペース消耗戦の可能性
逃げ・先行馬: クリムゾンプリンス（2）、ワナハヴファン（12）、ナギサノルナ（16）など強力な先行馬が揃い、主導権争いは激化必至。
ペース予想: 序盤3Fは34秒台後半～35秒台前半のハイペースになると予測。
展開の鍵
- 多頭数の大井1200mでは、外枠が必ずしも不利とは限らない。内の先行争いを避け、スムーズに好位につけられるため。
- ワナハヴファン（12）やナギサノルナ（16）が外からスムーズに先行できれば、レースのペースを支配する可能性。
- 揉まれにくい外枠を引いたプレストエンペラー（14）も展開利が見込める。
差し・追い込み馬のチャンス
- ハイペースの消耗戦になれば、中団～後方で脚を溜めた馬にチャンスが生まれる。
- マイル重賞で差す競馬を経験しているハンデンドレイク（15）は、スタミナを活かせる絶好の展開。
- 上がり3Fの切れ味が鋭いドキドキ（13）も、直線一気で飲み込む可能性を秘める。
#05結論と最終的な予想のポイント
◎
本命
ハンデンドレイク（15）
- 南関東トップレベルのマイル重賞2着実績。
- 得意な1200mへの距離短縮は理想的。
- 最終追い切りで好時計、状態万全。
○
対抗
ワナハヴファン（12）
持ちタイム最速タイ。叩き2戦目の上積みに期待。
▲
単穴
ドキドキ（13）
ハイペース展開で持ち味の末脚が活きる。
連下・穴候補
連下:
- ミライヘノヒーロー（11）
（地力強化著しい）
穴候補:
- ベイビークエスト（4）
（調教絶好） - プレストエンペラー（14）
（外枠展開利）
穴馬発掘の視点:
- フークアンビション（9）
（モーニン産駒、末脚嵌れば）
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